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2013年12月 4日 (水)

ベッカンコおに

今朝九想さんのサイトで「ベッカンコおに」の芝居の話を読んだ。
「ベッカンコおに」という民話,とてもいいです。
ご存知でない方は,ぜひ「ベッカンコおに」で検索されるといいと思います。
以下は,途中までのあらすじです。

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フエフキ峠に、いっぴきの鬼がすんでいた。 それがとんでもないおかしな顔で、角はヤギみたいにねじまがり、 ゲジゲジまゆ毛が八の字にひらいていて、どんぐりまなこ。 おまけにしょっちゅうデローンとべろがのぞいていて、ベッカンコづら。

 あつい夏のさかりだった。 鬼は、里の娘ユキにであった。 目のみえねえユキは、墓場の、死んだおっ母にいっしんに話しかけてたんだ。 「おっ母がいねえから、おら、村のわらしどもにいじめられてばかりだ。 もうおら、里にもどりたくねえ。おっ母の墓もりして、ここにいてえだよ。」 それをきいた鬼は、「うおーッ!」とさけぶと、ユキをヒシとかかえて、ズンドコズンドコ走りだした!

 山のもんと里のもんはいっしょにすめねえのが、山のならわし…。 でも、いつかふたりの心はかよいあい、鬼とユキは夫婦になった。 ふたりは幸せだったが、ユキには一つだけくやしく思うことがあった。 「おめえさまのベッカンコ面もみたことねえのが、さびしくて・・・。」 鬼は、そうでも、ユキの目をあけてやろうと思った。 山の主の山母さまは、谷間にたった一本だけあるリュウガン草の話をした。 その草の根っこの汁を目にぬれば、みえぬ目はなおるんだ。 「だが、その草には、のろいがかかっていて、草をみつけたばかりに、命をなくすやつもいる。 それでもよいか、鬼?」 「かまわねえでがすョ、山母さま!」鬼は、ズシンとこたえた。

 そのころ、ユキのお父うの猟師は、鬼をさがして山んなかを何日も、あるきまわっていた。 ユキがいなくなった墓場のあたりに、鬼の足あとが、ドカドカついていたので、 さらったのは鬼だとわかったのだ。 「ちきしょう、ユキのかたきをとってやる!」 猟師は心にきめたんだ。そして―

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「教育」カテゴリの記事

コメント

「ベッカンコおに」は、さねとうあきらの創作民話です。
鈴木一功さんの一人芝居は圧巻でした。
最後のほうでは、涙が出そうになりました。

九想さんへ
コメントありがとうございます。

「九想話」で「ベッカンコおに」を教えていただき,
朝から感動することができました。
政治は必ずしもいい方向に向かっていませんが,
「確かな仕事」をしている人に出会えてうれしいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

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