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2013年10月31日 (木)

ブロックスを活用した社会の科学教育

「たの社ML」での平野さんのご意見に対して,
私が返信したものを転載する。
ブロックスという立体模型についての私の考えである。

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私も,ブロックスは「社会の科学における分子模型のような存在」と言えると思います。
もっともっとその魅力を知りたいし,知らせたいです。

教研集会では「ブロックスの大きさだけが,
幸せのあり方ではないのでは?」という意見もありました。
もちろんその通り。
ブロックスでは,小さい形の国が幸せ度ではナンバーワンと思ってもいいのです。
(ブータンをイメージした発言でしょうか)
また,「1人当たりGNPが高いといっても,
それはあくまで平均の数値ということで,
その国の中での貧富の差は表せていない」という意見もありました。
それももちろんその通り。
「1人当たり」とは平均のことですから,その国の中で
貧富の差があるのは当然のことなのです。

しかし,ブロックスを使って授業をすると,
そういうことを超えて,いろいろなことが見えてくるのです。
「ヨーロッパ諸国が,アジアやアフリカを植民地化した」
というのは,過去だけでなく今もその影響が大きいこと。
また,EU内での経済格差がかなり大きいこと。
さらに,授業書《世界の国ぐに》でも扱っているように,
世界の経済の中心は,3つの勢力(アメリカ・日本・EU)があることを
イメージしておくといいこと。
それら世界の現状を,目に見える形で黒板上に表せ,
「みんなで考えている」という実感があるかなと思います。

板倉先生は,「衣食足りれば,他人の笑顔」と言われます。
「衣食たりれば」というのは,言葉を替えて言うと,
「1人当たりGDPがある程度の高さにまで達すること」
とも言えるのではないかと思います。
「1人当たり(平均)」で考えるからこそ,見えてくるものがある。
それは,授業書《日本歴史入門》で学んだ方法だと思います。

ブロックスを活用することで,
世界のことを考える楽しさを伝えていきたいです。

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