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2013年8月20日 (火)

『少年H』(下巻)読了

昨日,ついに『少年H』(下巻)を読了した。

1000ページの読書は久しぶりで,
なかなか読み応えがあった。

今後は学級文庫に入れて,
興味のある生徒に読んでもらう。

できたら映画を先に観て,
イメージを持ってから読み始めると,
1000ページにもめげないと思う。

ちなみに学生時代,
4年連続で『戦争と平和』を
夏休みの「宿題」としていた。
あちらは文庫4冊=2000ページだった。

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コメント

 僕も肥さんのぶろぐをみて、「少年H」を読んでいます。ちょうど上巻を読み終わったところ。ところで肥さんはこの本を読んで違和感を感じませんでしたか。Hのお父さんが戦局について語るところは、あまりに作り物めいていて、その上当時の人の知り得ない事実がちりばめられていて、これは作りものだと直感しました。
 実は僕が読んだのは初版です。肥さんが書いていたように山中恒が「間違いだらけの少年H」を書いたというのでそれについて調べ、妹尾河童がこの批判本を見て文庫化するときに一部書き換えたということを知ったので、ネットで初版本を探して買って読んでいるのです。同時に文庫本も買ってきたので初版の章を読み終えた後で文庫本を読むという形で読み進めています。しかし批判を受け入れて削除したのはわずかです。大部分の「うそ」はそのまま。
 「少年H」で父親が滔々と情勢や毒ガスや空襲に対して防火体制の不備を説いている箇所は確実に、山中が批判しているように、後年に編纂された年表や資料のまる写しです。でもここを削除してしまうと、全体の半分ほどが削除され、この物語が作りものであることが暴露される。妹尾河童の社会的地位も、そしてこれを称賛した知識人や出版社のそれも傷がつく。だから知らんぷりされてきたのでしょう。
 少年Hのお父さんが戦争に疑問を持ち、それを彼に話のは事実でしょう。そしてその影響で丁寧に新聞を読んでいたHが他の子供よりも戦争に批判的であったのは事実でしょう。しかしここまで預言者みたいに事態の推移と本質を読んでいた庶民がいたという物語にしてしまうと、この物語はすべて作りものなのではないかとさえ思えてきてしまいます。
 確かに小説ですが、「自伝的小説」と銘打っているので、どうしてもすべて事実と思ってしまいますし、著者はそう公言しています。
 この本が書いたことがすべて事実だと思われてしまっては戦争を正しく理解できないと思います。
 当時の新聞やラジオの情報だけでは、戦争の真実を読み説くのは不可能だったのです。
 妹尾河童の実体験に基づいたと思われる章はとてもリアルで、戦争に次第に押しつぶされていく庶民のくらしがよく書けているので、とても残念です。
 肥さんも一度山中氏の批判本を読んでみてはどうでしょうか。そのうえで学級文庫に入れるかどうか判断してください。
 映画はまだ見てないのですが、どうみても作りものだと思える個所を削除して、実体験に近い形に戻してあれば問題はないのですが。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

確かにHのお父さんの戦況分析は出来すぎだと思いました。
また,Hがこんなにとんがって行動していたことも,
当時の状況の中でちょっと無理かもしれません。
さらに,当時高く評価されて,かえって訂正しにくくなった面もあるでしょうね。

『間違いだらけの少年H』は読んでみたいですが,
確か5000円以上するんですよね~。
とりあえず『少年H』を学級文庫に入れるのは,ちょっとやめておこうかな。

PS 映画は「原作に忠実」に作られている印象でした。

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