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2013年3月 4日 (月)

古代日本ハイウェーの廃棄と耕地面積の増大

古代日本ハイウェーは6300キロにわたって
建設されたという。
そして,最近発掘される前は
ほぼ農地に転用されていたとすると,
その面積はどれくらいになるだろうか。

古代日本ハイウェーの道幅は,
広いものもあるし狭いものもあるので,
たとえば10mということで計算してみよう。

10m×6300km=63平方km=63000000平方m
当時の農民の数=600万人(多く見積もっても)
63000000平方m÷600万人≒10平方m
当時の農民が班田収受法で与えられた田の面積=
2反(約1000平方m)

ということは,平均1%耕地が増える計算になる。
(条里制の場合なら,「余剰帯」部分は約13%増となる)
これは農民にとってはもちろん,
そこから税収をあげられる大和政権にとって
けっこううれしい話ではないだろうか。

古代に行われた723年の三世一身法や
743年の墾田永年私財法は,
これらの「開墾」とまったく関係がないのだろうか?
私にはそうは思えない。

8世紀初頭に九州王朝から政権を譲り受けた大和政権は,
このような形で唐に対して「武装解除」しつつ,
同時に自らの口分田(収穫した稲の3%が税)を
増やそうとしたのではないか。
そんな仮説が私の中でわき起こってくるのである。

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