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2013年2月21日 (木)

駅鈴についての記事

古賀達也さんからのアドバイスで,
律令の中に駅鈴のことがどう出てくるのか,
あるいは出てこないのか調べてみた。

まず,いつか使うかもしれないと買っておいた
定価6000円もする日本思想体系の『律令』
(岩波書店)をめくっていった。
すると令の最後の方に「関市令 第27」
という項目が見つかった。
確かに「駅鈴」という言葉が出ていた。

続いて,現代語訳は出ていないものかと,
「律令 現代語訳」で検索してみた。
そうしたら,「養老律令の現代語訳」が
出ていることがわかり,そのサイトを訪問。
(「官制大観 律令官制下の官職に関わるリファレンス
Ver.0.8」というサイトである)
「関市令 第27」というところをクリックしてみた。
すると,以下のような文章が載っていた。

「関市令 第27

旅行者が、過所を携え、及び、駅伝馬に乗って、関を出入したならば、
関司は確認許可して、過所または官符を写して控えを作ること。
実際の過所、及び、駅鈴・伝符は、
いずれも旅行者に渡して、自ら携行させること。
駅鈴・伝符は、年末に目録を作って、
太政官に申し送って、総検査すること。」

ということで,駅鈴が存在したらしいこと(「携行」するわけだから)を
確認することができた。
おそらく大和政権は九州王朝の制度を引き継いで,
駅鈴を継続したものと思われる。
(私の「引き継がなかった」説はもろくも崩れた!)
それにしても,現存するものが隠岐の2つだけというわけだから,
あまりにも少なすぎるのではないかという感じがするが・・・。

まあ,副産物として「養老律令の現代語訳」が
あるのを知ることができたので,
収穫ありといえば収穫ありだった。
今後の古代史研究に活かしたい。

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