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2012年12月24日 (月)

千恵さんの「カナダ報告」 3年目(5)

昨日カナダに住んでいる千恵さんから,
4ヶ月ぶりに「カナダ報告」が届きました。
あちらではどんなクリスマスを迎えているのでしょう。
では,最新の「カナダ報告」をお届けしましょう。

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肥沼先生

お楽しみ会、とても楽しそうですね。
受験勉強という言葉、こちらに来てからほとんど聞く機会がなくて、
自分の受験時代を思い出して懐かしくなりました。

私は、先週末から風邪をひいてしまい、今週は月曜火曜と仕事を休みました。
熱は出なかったのですが、喉の痛みがひどく、仕事がクリスマス絡みで忙しくないので、
休んでもいいと上司と同僚が気を使ってくれたので、
お言葉に甘えて休みをもらうことにしました。
仕事が週6日なので、久しぶりに2日休めて、私にとってはいい休暇となりました。
とは言っても風邪をひいていたので、2日とも眠って過ごしましたが。。。

今もまだ風邪は残っていますが、だいぶ楽になりました。
仕事を休んだので、お医者さんの診断書をもらうため病院に行きましたが、
私のように咳をしている患者さんがたくさんいて、
どうやらこちらでも風邪が流行っているようです。
本当かどうかわかりませんが、寒すぎて、風邪の菌も死んでしまうので、
こちらでは真冬ではなく冬のはじめと終わりに風邪が流行ると聞いたことがあります。
こちらでは、ただの風邪程度であれば、問診だけで、
薬も咳止めや風邪薬が処方されるのではなく、抗生剤のみです。 

この1か月ちょっと、ずっとお伝えしたいと思っていたことがあるので、
こちらでお伝えさせて下さい。(だいぶ遅くなってしまって申し訳ないです。)

私の今の職場は、オーナーがインド人ということもあって、インド人がとても多いです。
といっても小さい会社で、私の支店は私を含めて3人なのですが、私以外はインド人です。
この2か月で私のもともとの上司が体調を崩してしまい辞め、
いっしょに働いていたカナダ人の女の子が一旦辞めて、
戻ってきたのですが他の支店に異動になってしまって、
人事ががらっと代わり、2人のインド人と働くことになりました。

そのうちの一人がソニアというのですが私と同じ年齢で、
実際には私の方が数か月年上なのですが、
いつも私のことを妹のように面倒をみてくれるのです。
彼女の旦那さんも同じ会社の違う店舗で働いています。
2人ともインド・パンジャーブ地方の出身です。

11/13、日本人の私にとっては特に何か特別な日ではありませんでしたが、
彼女たちにとっては「クリスマス」のような特別な日とのことでした。
彼女たちはシク教徒なのですが、シク教での神様たちが家にやってくる日とのことでした。
なので、11/13のために大掃除をするのが習わしなんだそうです。
ソニアは、仕事が忙しくて、掃除が間に合わず、
当日は有給を取って掃除をしたり準備をしたとのことでした。
また、神様たちが、分かりやすいように、
家をライトアップすることから「光のお祭り」とも呼ばれているそうです。

11/13の仕事のあと、ソニアから電話がかかってきました。
「今日は例のお祭りの日だから、今からうちにおいで」とのことでした。
エドモントン市内にあるシク教のお寺で毎年11/13は花火もするので、
それを見に行くというのがメインイベントでした。

せっかくの機会と思い、ソニアの家に行きました。
ソニアが住む地区はエドモントンの中でも「リトルインディア」と呼ばれるように、
インドからの移民の人口が非常に多く、
ソニアの家に着くまでにも、たくさんの家が、ライトアップされていて、
一足早いクリスマスという感じでした。

それから、ソニアが近所のシク教のお寺に連れて行ってくれました。
入口のところで、みんなキャンドルを立ててから寺院に入るのですが、
非常にたくさんのキャンドルが並べられていて、とてもキレイでした。
また「ここは本当にエドモントンなのだろうか」と疑問に思うほど、
インド人で埋め尽くされていて、インド人ではなさそうなのは、本当に私位のものでした。

中に入ると、正面に向かって右側が男性、左側が女性になっていて、
靴を脱いで正面ホールに入る構造になっていました。
そして正面中央に祭壇があり、男女の列に分かれて、
自分の順番を待つようになっていました。

日本のお寺を思わせるような賽銭箱があり、
そこに賽銭を入れた後、床に頭を付けて礼拝するようになっています。
お祈りが終わったら、下の階へ行って食事がふるまわれます。もちろんカレーです。
下の階の食堂でも男子の列と女子の列と別れていて、
それぞれ食事を貰うようになっていました。

ソニアによると、シク教徒の寺院では、賽銭などで、食事を作り、
皆に無料でふるまうそうです。
また、寺院は貧しくて、住むところが無かったり、お腹を空かせている人達に
食事や寝泊りする場所を提供する場になっているとのことでした。

食事が終わり、私は花火をとても楽しみにしていたのですが、
今年は近隣住民への配慮とのことで、
花火は急きょ中止になり、見ることができませんでした。

カナダの報告というよりは、インドのコミュニティーの報告
という感じになってしまいましたが、
本当に1晩だけインドに旅行に行ったような夜でした。
これまで体験したことのない、新しい世界だったので、
ぜひ報告させて頂きたくご連絡さしあげました。

それでは、また何かネタがあれば報告させて頂きます。

日本も寒いようなので、お身体にお気をつけて。

追伸
こちらも今週は寒波がやってきて、最高気温がマイナス20度台で
最低気温がマイナス30度を下回るクリスマス週間になりそうです。

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コメント

千恵さんへ

風邪はもうよくなりましたか?
日本とは違って,医者は抗生物質を出すのですね。
また,普段知ることのできないインドのシク教徒のお祭りのこと,
千恵さんのご案内でよくわかりました。
ありがとうございました。

3月に一時帰国するのを楽しみにしています。
「カナダ報告」のお礼といってはなんですが,
どこかで美味しいものをご馳走しましょう。

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