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2012年12月17日 (月)

「平成24年の回顧」

古田史学の会の古賀達也さんが,上記の題で
サイト「新古代学の扉」の「洛中洛外日記」504話を書かれている。
8つの項目をマネさせていただいて,
古代史研究の「今」をお知らせするとともに,
(  )に私のコメントを書かせていただこう。

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1.太宰府出土「戸籍」木簡の衝撃

(これは九州王朝説にとって,大変素晴らしいプレゼントとなった。
大和一元論者にとっては,なぜ九州の太宰府で
最古の「戸籍」木簡が発見されるのかさえ謎であろう)

2.市 大樹著『飛鳥の木簡 古代史の新たな解明』と多元的木簡研究

(一元史観に立った最新の木簡研究の成果にさえ古賀さんは注目している。
この幅広い勉強が鋭い論考を生み出すもとになるのだろう)

3.新人論客の登場

(札幌市の阿部周一さんの大活躍は,私も注目するところです。
私の場合「日本古代ハイウェーは九州王朝が建設した軍用道路か?」以来
掲載がないのに対して,阿部さんは毎号のように掲載ですから。
私も阿部さんに学びつつ,その成果を発表していきたい)

4.観世音寺創建年史料の発見

(これも阿部周一さんのお仕事が元です。
すごい人というのは,とにかく目配りがすごい。
私も阿部さんに学んで前に進みたいです)

5.越智国の「紫宸殿」「天皇」地名

(これは今井久さんのお仕事。九州王朝説の人にも,びっくりの話題。
太宰府以外に「紫宸殿」や「天皇」という字地名があったのです。
それは愛媛県西条市。時期は,九州王朝末期か?)

6.合田洋一著『地名が解き明かす古代日本』

(この秋,愛媛県の合田洋一さんがミネルヴァ書房から出された本。
私は11月の古代史セミナーの際,合田さんご本人からサイン付きで購入しました)

7.中国にあった「聖徳太子」九州年号史料

(名古屋市の服部和夫さんのお仕事。聖徳太子が書写したとされる
『維摩経』断簡が中国にあり,末尾に九州年号「定居元年」が
記されていることが報告されたそうです。これにより,九州王朝の「聖徳太子」
という視点が明確となり,研究が促されました。ほとんど古賀さんの文の引用)

8.久留米大学公開講座で「九州王朝論」講義

(九月に開催された久留米大学公開講座で「筑後の九州王朝」というテーマで
古賀達也さんと正木裕さんが講義をされたとのこと。
「古田先生以外の研究者が先生の後を受け継ぎ,
大学の公開講座で古田説・九州王朝論が講義できる時代になったのです。
10年前には考えられなかった快挙です」と,これも後半は古賀さんの文の引用)

「この他にも,ミネルヴァ書房からは古田先生の著作が続々と復刻されており,
全国の書店に並ぶようになりつつあります。
来年も古田史学や「古田史学の会」にとって飛躍の年となるでしょう。楽しみです」
と,これも古賀さんの文の引用ばかりだが,
私が拙文を繰り出すよりはよっぽどいいと思い,そうさせていただいた。

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古田史学が強いところは,古田武彦氏の九州王朝説に学びながら,
それぞれの地域で,それぞれの分野からアタックしていることだ。
難攻不落に見える「城」も,このようなアタックを繰り返していく中で,
やがては「落城」していく運命と考える。

また,仮説実験授業研究会にも同様のことが言えて,
板倉聖宣氏の仮説実験的認識論に学び,
多くの実践者や研究者が育っている。

この2つのグループに所属し,多くの時間学べたことは,
私の30年にわたる教員生活にとって大変幸せなことだった。
(そのわりには成長していないのが悩みのタネですが・・・(^-^;)

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