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2012年11月25日 (日)

再び「少し目覚めた昔の教え子」さんへ

再度メールをいただいたので,
お答えしたいと思います。

○野口義廣「“防長学”事始め〜『大内盛衰記』に見る大内氏の古代伝承を考える」
(『山口県立大学国際文化学部紀要』1997)

○中小路駿逸「『日本書紀』の書名の「書」の字について」
(『追手門学院大学文学部紀要』1988)

以上2つの論文を読んでの感想ということでした。
平易な文章で内容もだいたいつかめました。
ただし,両論文ともこれまで存知あげず,今回初めて読みました。
紹介いただいた「教え子」さんに感謝いたします。
ただ,後者の内容については,
『シンポジウム倭国の源流と九州王朝』(新泉社)で読み知っていましたし,
古田さんの講演の中で何回か聞いたことがあります。
もちろん九州王朝説にとって貴重な証拠の1つと考えます。

私は1989年に古田武彦氏の著作を読み始め,
現在まで24年間に50冊以上を渉猟し,
(「教え子」さんは何冊読まれましたか?)
講演会に参加し,いっしょに研究旅行をしたりもしてきました。
その年月の中で,彼の活動を邪魔する人たちのことも
少なからず見聞きしてきましたが,
その都度納得のいく対処をしている姿と学問的情熱に触れてきました。

「少し目覚めた昔の教え子」さんも,実際に古田氏の著作を読んだり,
ぜひ直接会ってみてほしいなあと思います。
インターネット上の古代史のサイトなどに目を奪われることなく,
自分の身銭を切って本を読み,自分の足で現地を踏んで
何が真実か確かめてほしいと思います。
それが「歴史から学ぶ」という,「一見遠回りに見えて,実は最短コース」だと思うからです。
古田氏ももう86歳です。
元気なうちに学べるチャンスは,そう長くはありません。

最後に教えてほしいのですが,
あなたに今回の「情報」を提供した人は誰ですか?
あるいは何というサイトですか?
せっかく古田史学(多元史観)の存在を知ったのに,
今回のことで「教え子」さんに偏見を持たれてしまうのは
教員としても本当に残念でなりません。
それだけは教えて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

読者の皆さんへ

今回の2通の「教え子」さんへの手紙は,
この「夢ブログ」にとって異例のことです。
私にとっては得なことはほとんどないわけですから,
無視してしまうこともできるわけです。
しかし,「教え子」さんに私の気持ちを伝えるべく,
あえて書かせていただきました。

私は古田武彦氏の生き方と方法に賛同して
「夢ブログ」にも書かせていただいているのであって,
決して洗脳されてそうしているのではありません。
それが人間としての,そして教員としての
私の誠意だと考えているからです。

もちろん教育現場で古田史学を授業することはなかなかできませんが,
ここは個人のサイトですから,遠慮なく書かせていただきます。
そして,それを読んでどう判断するかはその人にゆだねられることでしょう。
「かわいそうに,肥さんは見事に洗脳されているよ・・・」と思うか,
「肥さん,いい仕事してるね。がんばって!」と思うか,
それは私の知らないところで判断されるのだと思います。

私としては,信じる道を進むしかありません。
(といっても,これは信仰の世界の話ではなく,
学問と研究の方法についてのそれです)
応援してやろうという方は,ぜひ今後ともよろしくお願いします。
読者が1人でもいる限り,私は「夢ブログ」を書き続けます。

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