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2012年9月25日 (火)

ミニ授業書(案)「国家と領土」に関連して

今上記のミニ授業書(案)が
たの社MLで話題となっている。
もともと板倉聖宣さんが構想されたもので,
1~2時間でできるので私もやってみたいが,
最近の「領土問題」を扱っているわけではない。
むしろ日本はかつて北海道や沖縄に対して
どういう意識を持っていたかを問題にして,
現代の時事問題についての「見識」を培おうとするものだ。

さて,そんなことを考えていたら,
古代史の事例をいくつか思い出した。

(1) 6世紀にあったとされる「磐井の乱」の際に,
大和の継体天皇が物部アラカイに言った言葉。
「もしこの戦いに勝ったら,長門(山口県)から東は私が治める。
筑紫(福岡県)から西はお前が治めよ」
まるで九州は外国の領土であるかのような言い方である。

(2) 716年の「続日本紀」の記事。
「豊後(大分県)・伊予(愛媛県)二国の境界は,
従来兵士の駐屯所を置いて,行き来することを許しませんでした」
これもまるで九州と本州の間に国境があるかのよう言い方だ。

はたして,「旧唐書」には,
わが国は「倭国」と「日本国」の2つの条に書き分けられている。
すなわち7世紀までは倭国(九州王朝)が主権を持ち,
それが白村江の戦いをきっかけに日本国(大和政権)に
とってかわられたというのだ。

「旧唐書」は岩波文庫でかんたんに入手できるので,
ぜひ実際に読んでみていただきたい。
また,それ以前の「隋書」にも倭国(九州王朝)が,
阿蘇山下に展開することが登場する。
そのすぐ近くに「日出づる処の天子・・・」という
有名な件も出てくるのだ。
こちらも岩波文庫で入手できるので,ぜひ本屋へ注文を。
(「アマゾン」で注文しても便利ですよ)

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