千恵さんの「カナダ報告」 3年目(4)
千恵さんから引き続き「カナダ報告」いただきました。
1つのものにまとめてしまうと長すぎるので,
あとからのものを(4)として掲載させていただきます。
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○女子野球○
先日、エドモントンで女子野球の世界大会が開催されました。
私が聞いたところによると、第1回大会がそもそもエドモントンで開催され、
ぐるっとまわって今回またエドモントンで開催されることになったそうです。
見事に日本チームが優勝を果たしたそうですね。
残念ながら、私の家にはテレビがなく、その中継を見ることができませんでした。
実は、7月末に開会に先立って、エドモントンのホスト側が主催した記者会見が行われました。
その時点で、8月10日に行われた開会式の入場の際、
日本チームの先導を私が所属している阿波踊りグループが行うことがきまっていて、
記者会見に日本チームの代理出席を頼まれました。
阿波踊りグループから私を含め3人が記者会見に参加したのですが、
これまでの人生でこんな経験をしたことがなかったので、とてもいい記念になったと思います。
その際、日本から、女子野球機構の方々が関西からいらっしゃっていたのですが、
その中の一人が阿波踊りの本場徳島の出身の方でした。
私達の阿波踊りは特に先生がいるわけでもなく、
インターネットなどから情報を集めて楽しく踊っているというグループなのですが、
メディアの人達に頼まれて、その場で阿波踊りを踊ることになりました。
それを見ていた徳島出身の方が、アドバイスをくれました。
今まで、インターネットで見よう見まねで行っていた掛け声が
実は間違っていたことが判明しました。
本当に、このご縁が無かったら、私達は気づかずに
すっと間違った掛け声をかけていたに違いありません。
その方が日本に帰国される前に特別講習を開いてくださったのですが、
残念ながら、私は仕事で参加できませんでした。
8月10日に行われた開会式では、日本の選手の姿を拝むことができました。
みなさん、とてもエネルギーに溢れていたのが印象的でした。
○2人の友人の訪問○
8月10日から13日まで2人の友人がエドモントンに遊びに来てくれました。
2人とも幼稚園時代に知り合い、中学の部活を通じて仲良くなり、
その後、いつも私の支えになってくれている友人です。
今年はVISAのと仕事の関係で日本に帰国できなかったので
高増さんをはじめ、仲の良い友人たちが遊びに来てくれて本当にありがたかったです。
カナダは大好きですが、やはり親しい友人や家族に
すぐに会えないのはとても辛いなとおつも思っています。
2人ともなかなか取れない休みを使ってきてくれたので、本当に短い日程でした。
10日は女子野球の開会式に来てもらい、いっしょに日本チームを応援してもらいました。
11日はロッキーに行き、カルガリーにほど近いブラッグクリークというところに泊まり、
その後12日にドラムヘラーに行きました。
2人のうちの一人は、昨年の10月末にも遊びにきてくれたのですが、
その際ロッキーに行ったところ、吹雪いてしまって、雪山を見たという感じでしたので、
色彩豊かなロッキーを見てもらいたかったのです。
本当に自然は不思議だなと思ったのですが
6月に高増さんとロッキーに言った時を同じ湖でも色が全く違ったのです。
まずペイトーレイクですが、6月の際は青みが強いターコイズでしたが、
8月は黄色身が強いターコイズになっていました。
レイクルイーズは、6月には青みがかった色でしたが、
今回は美しいエメラルドグリーンでした。
モーレンレイクは6月にはミルキーグリーンでしたが、今回は真っ青な色をしていました。
雪解けの水の量で、流れ込む養分がことなり、このように色が変わるのだそうですが、
本当に神秘的だなと思しました。
写真をすべて添付するとファイルが大きすぎるので、
別の機会に写真をお送りできたらと思っています。
今回、ブラッグクリークというところに初めて行ったのですが、
芸術家達の多い、とても静かなところでした。
映画の撮影のロケ地によく使われているそうで、
宿泊先のB&Bの人達がブラッドピットやクリントイーストウッド、
ジャッキーチェーンのエピソードを話してくれました。
あまり時間がなく、ゆっくりできなかったのですが、
またの機会に訪れてみて、散策してみたいなと思っています。
短かったですが、本当に充実した4日間でした。
○猫の手術○
兼ねてから行かなければと思っていたのですが、
生後6か月を過ぎて、先日猫の避妊手術に連れていきました。
私は猫の手術は簡単なものだと思っていましたが、
特にメス猫は臓器を取るという大きな手術と聞いて、
自分の猫にそんな手術を受けさせるのは酷なのではないかと思っていました。
ただ、病気が防げたり、家の中でのマーキング防止になったりと
メリットの分をくみ取り、手術に連れていきました。
私が連れて行った病院では、前日の8時から猫に餌を与えてはいけなくて
当日の朝6時以降は水も禁止とのことでした。
オス猫のフロイドはいつも食べてばっかりいるので
ご飯が食べられなくてさぞつらかったことと思います。
朝の8時に病院に行き、軽く診断を受けさせて、猫をあづけました。
麻酔が切れてすこし様子をみてから家に連れて帰っていいとのことで、
12時に手術が終わったと連絡が入り、5時に迎えに行きました。
フロイドは、手術なんてしなかったんではないかと思わせる元気ぶりと食欲でしたが、
メス猫のマチルダはエリザベスカールを巻かれ、お腹に大きな傷が垣間見られ、
オレンジ色の柔らかいお腹の毛が広範囲にわたって剃られていて、
食欲も3日ほどほとんどなく、本当に心が痛みました。
しかし、先生も適切な手術を施してくれ、無事に回復しました。
それぞれ生後8か月になろうとしていますが、まったく違った性格を示しながらも、
とても仲良くしていて、いつも私を癒してくれます。
本当にマチルダとフロイドが家に来てくれてよかったなと思います。
7月に引っ越しをしたのですが、今度は一軒家の地下を借りています。
以前に部屋を貸してくれていた日本人の大家さんが新築の家を建て、引っ越されて、
その地下を貸してくれることになったのです。
2匹も新しい家が気に入っていて、大家さんにも可愛がってもらっています。
最近の2匹のお気に入りのお昼寝スポットの写真を添付します。
日本はまだまだ暑いようですね。
エドモントンもここ4日間は30度超えの日が続いていて、
最後の夏の日々だねと皆BBQや旅行など夏を楽しんでいるようです。
夏バテなどお身体に気を付けて夏を乗り切って下さいね。
またご連絡します。
近藤千恵
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