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2012年3月14日 (水)

「古事記」編纂1300年

今年は,「古事記」編纂(へんさん)1300年である。
だから,きっかけの論理で研究してみるのもいい。

サイト「新古代学の扉」の「古賀達也の洛中洛外日記」でも,
「『古事記』千三百年の孤独」と題して,最近連載している。
それによると,こんな話題が出ている。

(1) 「古事記」編纂の目的は2つある

1つは,先住した九州王朝を否定し,大和朝廷こそ神代の時代から
日本列島の代表者であったと主張(偽装)すること。
もう1つは,『古事記』編纂時の天皇が大和朝廷の正当な後継者
であることを主張(いいわけ)すること。
(「日本書紀」との比較研究が有効)

(2) 『続日本紀』に「712年の「古事記」編纂記事」が出てこない!

『古事記』は大和朝廷の正史として採用されることなく「隠蔽(いんぺい)」され,
『日本書紀』だけが正史として後世に伝えられたという歴史的事実。
(古田武彦著『盗まれた神話』の研究方法が有効)

(3) 両書の「壬申の乱」の内容(大義名分)は異なっている

『日本書紀』では,吉野に入った天武を大友皇子側が攻めたので,
天武はやむなく東国へ脱出挙兵し大友皇子を殺し,皇位についたとされている。
すなわち、天武は仕方なく戦い,皇位についたとされているのだ。
ところが『古事記』序文では,皇位につくことを目的にして吉野に入り,
その後挙兵したとされている。
どちらが真実に近いか。
それは『古事記』である。それゆえに,隠されたのだ。
しかし,不都合なのはそれだけではなかった・・・。

このように見てくると,教科書で「古事記」「日本書紀」と
並立させて書かれていること自体が,本来「ありえない」ということになる。
本当の歴史は,「両書がともに並び立てない」というところに
まだまだ謎を秘めているのである。

古田武彦著『盗まれた神話』(ミネルヴァ書房)は,
先述したようにその研究の先駆けである。
まだ読んだことのない方は,ぜひ読んでみてほしい。

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