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2011年5月17日 (火)

NHK「ディープピープル」(3人の名セッター)

昨日のNHK「ディープピープル」は,
竹下,中田,真鍋という3人の名セッターによる
極上のバレーボール論だった。

司会なし,台本なしだが,それがまたうれしい。
「セッターやりたいと思って,やった人います?」
という中田の言葉から番組は始まった。
誰もセッターを選んで始めたわけでなかった。

川合俊一の3人評。
竹下・・・素人でも打ちやすい「ママチャリ」トス
中田・・・上級者向けの「ロードレース車」トス
真鍋・・・上級者向けだがていねいな「サイクリング車」トス

それぞれの哲学が生み出す3人3様のトスながら,
彼らのトスには共通の点もあるという。
それが「ボールが止まる」という感覚。
アタッカーからすると極上のトスだろう。

「死んでいるトス」・・・力が抜けてアタッカーが打ちやすいトス。
関根勉が言っていたが,お笑いでもそれが言えるそうだ。
無理に笑わそうとしても客は喜ばない(天然の人は別だが)。
力の抜けた自然な動きの中で,客も安心して笑える。
その極意だ。

それぞれの挫折の話もよかった。
ボールにセッターの気持ちが乗る時,
バレーボールに生命が宿るのかなと思った。
そして,挫折を経験したからこそ進化し,
長くバレーボールが続けられた。
この言葉も力をもらえるものだった。

「セッターの醍醐味」・・・様々な戦術の中心になること。
得点者になるのはアタッカーだが,
それを引き出すのアシストの役割を担うのがセッターだ。

「ブロード攻撃」・・・攻撃のバターンを動きの中で増やし,
より得点のチャンスを増やす。身長では世界に劣る日本が,
工夫を重ねてきた戦法。

「IDバレー」・・・情報をデータ化して,確率の高い作戦を取る。
しかし,残り10%は人間の領域ということ。
「お前の思い通りにやってこい」と言われたら,
張り切らない人間はいないもの。

以前このブログ内で「肥さんの「夢バレー」試論」を
連載したことがあったが,
あの時の興奮が再びよみがえってきた。

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