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2011年4月12日 (火)

楽天情報(4/11)

いよいよ本日から,プロ野球の開幕だ。
中でも楽天の戦いぶりが楽しみだが,
これからの「楽天情報」は勝利の日の
翌日にしぼって書いていきたいと思っている。
今後ともよろしくご愛読下さい。

さて,昨日サイトに面白いデータが出ていたのでし紹介しよう。
デーゲームの投手の防御率ランキングである。

今季のプロ野球は,東日本大震災&原発事故のため,
デーゲームが増加するが,
それがスタートダッシュの時期と重なるため,
デーゲームに強い投手を擁(よう)するチームが
有利になるのではないかというわけである。
それを頭にいれながら,ランキングをみていただこう。

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震災に伴うルール変更に強いチームはここだ!(Sportiva)

今回起こった東日本大震災の影響で、
今季は以下のようなルール変更があった。

■開幕は3月25日から4月12日に延期し、
それに伴う日程の変更が行なわれた

■CSは10月29日から開催。日本シリーズ開幕は
当初予定の10月29日から11月12日に延期

■Kスタ宮城は4月29日から開催。
その間、楽天は甲子園、ほっと神戸で主催ゲームを行なう

■4月中は東京電力、東北電力管内でのナイターは自粛し、
デーゲームで行なう。また4月中は東京ドームでの試合は中止

■延長戦は3時間30分を過ぎて新しいイニングに入らない。
最長は12回までとする

これらの変更によって、影響を受けるチームは少なからず出てくるに違いない。
そこで「デーゲーム」「3時間30分」というふたつのキーワードをもとに、
今季の戦いにどのような影響が出るのかを考えてみたい。

「一番影響を受けるのは先発ピッチャーでしょうね。
その理由は、調整の難しさです。
入団したばかりの投手や二軍生活が長い投手なら、
それほど大きな問題ではないと思うのですが、
長い間、一軍でやっている選手は
ナイターでのルーティンが体にしみついていますから、
デーゲームでの調整は想像以上に難しいと思いますね。
きっとデーゲームが苦手な投手はいると思いますよ」
そう語るのは、プロ野球評論家の大塚光二氏だ。

 【2010年デーゲームでの防御率ベスト10】
 1位 東野峻(巨人)――――――――1.45
 2位 ダルビッシュ有(日本ハム)――1.70
 3位 岩隈久志(楽天)―――――――2.27
 4位 田中将大(楽天)―――――――2.51
 5位 武田勝(日本ハム)――――――2.68
 6位 成瀬善久(ロッテ)――――――2.73
 7位 村中恭平(ヤクルト)―――――2.96
 8位 中田賢一(中日)―――――――3.06
 9位 ジオ(広島)―――――――――3.18
 10位 和田毅(ソフトバンク)――――3.41
        ※40イニング以上登板の投手

 【2010年デーゲームでの防御率ワースト10】
 1位 杉内俊哉(ソフトバンク)―――5.77
 2位 金子千尋(オリックス)――――5.44
 3位 永井怜(楽天)――――――――4.67
 4位 清水直行(横浜)―――――――4.60
 5位 涌井秀章(西武)―――――――4.55
 6位 木佐貫洋(オリックス)――――4.39
 7位 由規(ヤクルト)―――――――4.31
 8位 渡辺俊介(ロッテ)――――――4.24
 9位 大隣(ソフトバンク)―――――4.00
 10位 ケッペル(日本ハム)―――――3.73
        ※40イニング以上登板の投手

上のデータは、昨年デーゲームでの防御率のよかった投手、
悪かった投手のデータだが、
パ・リーグ最多勝の金子千尋(オリックス)や
16勝の杉内俊哉(ソフトバンク)が
デーゲームを苦手にしていることがわかる。

データスタジアム(株)の矢野幸大氏は言う。
「杉内はナイターの防御率が2.85に対し、デーゲームは5.77。
同じく金子もナイターは2.65でデーゲームが5.44。
またデーゲームで40イニングには到達してないですが、
マーフィー(ロッテ)もナイターは2.92なのに対し、デーゲームは5.95。
さらに岸孝之(西武)はナイターで7連勝
(09年から合わせて14連勝を達成)
するなど無類の強さを発揮しましたが、
デーゲームは1勝3敗の防御率5.08とまったくの成績です。
それに比べ、東野峻(巨人)はデーゲームで6勝2敗、防御率1.45、
能見篤史も4勝0敗、防御率0.82と抜群の成績を残しています。
おそらく今季はデーゲームとナイターが
混在するスケジュールになると思いますので、
こうした得意、不得意を考慮して投手を
使い分けるのもひとつの手だと思います」

さらに、今後は電力事情によって日程の変更もあるという。
つまり夏場にデーゲームの可能性もあるということだ。
たとえドームでのナイターが実現したとしても、
節電のため、これまでのように冷房が効いた中での試合は考えにくい。
調整の難しさに加え、暑さとも戦っていかなければならなくなる。

再び大塚氏が言う。
「暑さや過密スケジュールを考えると、
やはり若い投手が揃っているチームがいいような気がします。
その意味で有利といえるのは、ヤクルト、中日、日本ハムあたりでしょうか」

次に「3時間30分」ルールについてだが、
横浜の尾花高夫監督は「戦い方が変わってくると思う。
投手起用も含め、すべて前めになってくる」と言い、
西武の渡辺久信監督も「ベンチにいる選手も変わってくる」と、
明らかに戦い方が変わることを示唆した。
ちなみに昨年の1試合平均時間(9回試合のみ)は3時間 13分。
延長に入ったとしても計算上は10回が精一杯ということになる。
尾花監督や渡辺監督が言うような、
3時間30分の戦いの最もポイントになる部分はどこなのか?

「ピッチャーの使い方が全然違ってくると思います。
たとえ終盤に同点だとしても、いいリリーフをどんどんつぎ込んでいける。
当然、時間との勝負になってきますが、
先のことはあまり考えなくてもいいので、温存する必要もない。
チームによっては、ベンチに入れておく投手の人数を減らして、
野手を増やすこともあるでしょう」(矢野氏)

つまり磐石のリリーフ陣を確立しているチームは
投手に人数をかける必要がないので、
その分、野手を増やして攻撃に厚みを持たすことができるというわけだ。

「リリーフが確立されている中日、阪神、ヤクルト、
ソフトバンク、日本ハムにとっては戦いやすいと思いますね。
一方、リリーフが磐石とはいえないロッテ、西武、
巨人、広島などは苦戦するかもしれません。
またソフトバンクは野手の選手層も厚いので、
混戦のパ・リーグを抜け出す可能性は十分考えられます」(大塚氏)

慣れないデーゲームが増え、日程の変更もありえるなど、
選手はこれまでになくタフさが要求される。
同時に指揮官にとっても、選手起用や時間との戦いなど、
ベンチワークが今まで以上に試される1年になりそうだ。
この過酷なシーズンを乗り越え、
最後に笑うのはどのチームなのだろうか?

スポルティーバ●文 text by Sportiva
データ提供●データスタジアム(株)

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