楽天情報(2/28)
昨日は,移動日だった。
いよいよ本拠地の仙台での練習が始まる。
星野監督と長谷部投手の話題から・・・。
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星野監督、仙台「寒げいこ」へ(日刊スポーツ)
那覇空港で仙台便の搭乗口に向かう楽天星野(中央)(撮影・山崎安昭)
久米島と沖縄本島での1カ月滞在を終えた楽天は28日午後、
那覇空港発の航空機で仙台へ戻った。
3月1日から早速Kスタ宮城で全体練習を再開し、
徐々に本番モードに入る。
星野仙一監督(64)は「仙台がこの時期寒いのは当たり前。
いいじゃないか。寒げいこだな」。
大きな故障者もなく2月を乗り切り、笑顔で機上の人となった。
[日刊スポーツ:2011/02/28 06:40]
楽天・長谷部康平「星野監督に成長した姿を見せたい」(Sportiva)
星野仙一監督が就任した楽天のキャンプは、とにかく声がよく出ていた。
選手たちの表情は明るいが、緩んだ感じはない。
ほどよい緊張感というところか。
その中で、厳しい目つきで練習に取り組んでいたのが4年目の長谷部康平だ。
「今年ダメならあとがない、最後だというつもりでやっています」
長谷部の過去3シーズンは左ひざとの戦いだった。
愛知工業大時代は学生でただひとり、
北京オリンピックアジア予選日本代表のメンバーに選ばれ、
本大会出場に貢献した。08年ドラフト1位で楽天に入団し、
「将来は田中将大と左右の両エースに」と大きな期待を集めた。
だが、オープン戦での左ひざ半月板の損傷がつまづきとなった。
1年目は1勝したのみ。2年目に5勝を挙げて、
ようやく開花の兆しが見えたと思ったら、
昨シーズンは開幕2連勝のあと、またしても古傷が再発し、
わずか10試合の登板で終わってしまった。
大卒の入団4年目。あとがないと悲壮感を漂わせるのは当然だろう。
しかし、今シーズンは厳しい中にも明るい笑顔がのぞける。
「去年の秋からキャンプまで、一度もひざの痛みが出なかった。
入団してからはじめてです。ようやく野球をやっている気持ちになれました。
コンディションは100%です」
自主トレからキャンプにかけては、
ひざの痛みのために崩れていたフォームの改造に取り組んだ。
「ひざをかばいながら投げていると、下半身にタメができなかった。
今年はひざの状態に不安がないので、
しっかりタメのできるフォームに作り上げていこうと考えています」
スリークォーターからのスライダーとチェンジアップが
持ち味の技巧派と見られがちな長谷部だが、
本人はあくまでストレート主体の投手と考えている。
「小手先の投球はいやですね。スライダーにしてもチェンジアップにしても
ストレートがしっかり投げられていて、はじめて効果が出ますから」
外見は小柄な優男(やさおとこ)だが、ストレートでグイグイ押す
強気のピッチングが本来の持ち味なのだ。
北京オリンピック予選のメンバーに長谷部を選んだのは、
ほかならぬ星野監督である。大学生で選ばれた長谷部には、
なによりも見える形でのファイティングスピリットを重んじる
星野監督の琴線に訴えるものがあったのだろう。
当然、監督の期待も大きいはずだ。
「就任されたと聞いて、成長した姿をお見せしたいと思ったんですが、
正直、去年の段階ではその自信はありませんでした。
でも、今年は開幕までにしっかりと見てもらって、
監督が使いたいと思う投球をしたい」
先発はもちろん、中継ぎ、ワンポイントと、使われ方に注文はない。
「そういう立場でもありませんしね。必要とされるところで、
しっかりいい仕事がしたいです。
どんな数字を残すといったことではなく、一球一球魂を込めて投げたいですね」
楽天は岩隈久志、田中将大、永井怜と右の先発は揃っているが
左には軸になる投手がいない。
椅子はひとつ空いているともいえる。
かつてのドラフト1位がそれを狙わない手はない。
阿部珠樹●文 text by Abe Tamaki
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