私の「邪馬台国」論~ノーミソが働く時
「邪馬台国」のありかについて考えることは,
単に昔の日本の歴史を考えることではない。
自分の学習と論理の力を試す
いい機会なのだと思う。
昨日wajinさんから「邪馬台国」(熊本平野説)について,
コメントしてほしいと言われた時も,
「さあ,何と答えよう」とノーミソがよく働いた。
最終的には「里程と日程は別概念」と
「考古出土物の分布図の重視」に落ち着いたが,
けっこう悩みながらコメントさせていただいた。
私は中1の歴史の時間に
「「邪馬台国」はどこだ!」という授業プランをやる。
それは,生徒たちに生徒たちなりの意見を
持ってもらいたいと思うからである。
それが「魏志」倭人伝からでもいいし,
考古出土物の分布図からでもいいけれど,
何らかの根拠で自分の「邪馬台国」論を持つことが,
自信やプライドにもなり,少なくとも歴史好きに
させるのではないかと思っている。
昨日山形県の鈴木昭彦先生から,
「邪馬台国の授業」にコメントをいただいた。
(教研集会で「邪馬台国の学習」の報告された方である)
またステキな方と「邪馬台国」論を通して出会えた。
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