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2011年1月24日 (月)

昨日のNHKスペシャル

「“邪馬台国”を掘る!卑弥呼はどこにいた?
古代史最大の謎に挑む発掘に密着」という
賑々しい題名の上記の番組を観た。
あまり期待はしていなかったが,やっぱりだった。

(1) 「魏志倭人伝」の存在を紹介しながら,
 「邪馬壹国」が原文であることを紹介しないばかりか,
 「魏志倭人伝」が「あまり正確でない」という印象を
 与えるように扱われていた。

(2) 考古出土物(弥生時代の銅鏡,銅矛,銅剣,銅か,鉄器,絹)
 の分布図において北部九州が圧倒的に優勢なのを紹介せず,
 たった1つ出た大型建物跡の存在をアピールしていた。

(3) 「まだ決着はついていない」ということを宣伝するための
 「不公平な番組」となっていた。近畿説は圧倒的に不利なのに,
 それを故意に「引き分け」に持ち込もうとしている。
 まあ,そのあせりがこの番組を作らせたのかもしれないが。

結局のところ期待はずれではあったが,
古田史学の確かさを再確認する機会にはなった。
世の中無駄なことは何もないのである。
そう前向きに考えて,こちらはこちらでさらに研究を進めよう。

【参考文献】

古田武彦著『「邪馬台国」はなかった』(ミネルヴァ書房)
古田武彦著『失われた九州王朝』(ミネルヴァ書房)
古田武彦著『盗まれた神話』(ミネルヴァ書房)

この3冊が昨年よりミネルヴァ書房から
増補・復刊されました。
新しく古代史を勉強してみたい方に
きっとお役に立つと思います。

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

番組最初の九州説陣営の学者たちの写真のなかに
古田さんのも出てはゐましたね。それだけですが。

上田さんへ
コメントありがとうございます。

なるほど,そこで登場していましたか。
今ビデオを見て数えたら,
近畿説10人VS九州説10人でした。
よほど「引き分け」を印象づけたいようです。

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