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2010年12月20日 (月)

『14歳の子を持つ親たちへ』

内田樹・名越康文共著,新潮新書,
680円+税の上記の本を,
昨日読了した。

内田は大学教授,名越は精神科医で,
異なる角度から「14歳との付き合い方」を
模索していく。
といっても,「正解は1つしかない」
という固い姿勢ではなく,
自分なりの答え,関係を志向していくようにと
2人の会話は進んでいった。

本書は,以下の8つの章から構成されている。

第1章 道徳という「フィクション」を作り出そう
第2章 病気なのは親の方?
第3章 二極化する文化資本
第4章 「自分」は一つではない
第5章 教養とは「何を知らないか」を知ること
第6章 義務教育は十三歳までに?
第7章 エンタテイメントという「大いなる希望」
第8章 親は役割である

2人の会話で気に入ったものをいくつか。

「コミュニケーション能力は,発信能力より,
受信能力を大切に」

「愛だけではだめなんです。敬意が必要なんです」

「女性の方が10歳ほども長く生きるのは,
女の人は自分でご飯を作るからだそうです。
自分で食べたいものを,食べたい調理法で,
食べたい量食べていると,
10年の差がつくのだそうです」

「ルーティンというのはすごく大切です。
しつけのような繰り返しがとても大切なんです」

目の前にある「事実」を抱え込むのではなく,
しなやかに目の前の子どもたちと関わっていく中から
新たな関係が作り出せるのではないかと思った。
日頃「14歳の子どもたち」と向き合う仕事を
している私としても,
久しぶりの「頭の体操」となった。

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