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2010年10月28日 (木)

『古代ローマ人の24時間』

上記の本を読み始めたが,
予想に違わず面白い本だ。

最も古代ローマ帝国が栄えた1900年前の,
紀元2世紀のある年の火曜日の1日を,
朝から夜まで事細かに見ていく。

発掘・研究にさらに想像を付け加え,
私たちに古代ローマでの生活を
わかりやすく解説してくれるのだ。

本の帯には,「2000年前にタイムスリップ!
臨場感たっぷりに再現された驚きの〈1日〉を
体験する」とある。
本国イタリアでも40万部の
ベストセラーになったそうだ。

例えば昨日は,ある裕福な一家の
朝の生活の様子を読んでいたのだが,
10人ほどの奴隷に仕事をさせ
豊かな生活を送っていた。

実は,この奴隷の存在がキーワードで,
この本の解明してくれそうなところなのだが,
今だと掃除は掃除機が洗濯は洗濯機がと
家庭電化製品がしてくれる仕事を
奴隷たちがしているのだ。
そこらへんのローマ市民と奴隷との関係も
理解したくて読んでいる。

たとえ100万円払って長期に滞在しても,
このような充実した理解を得られるかというと
そうはいかないのではないかと思う。
だから,最初2500円と聴いた時,
「ちょっと高いなあ」と思ったが,
今はなんて安い本だと思っている。

約50章から構成されていて,
読みたいところから読むこともできるが,
せっかく著者が時系列で
書いてくれている訳だからと,
それに従って読み進めている。

歴史に興味のある方には,
おススメの1冊である。

アルベルト・アンジェラ著,関口英子訳,
河出書房新社刊,2400円+税

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