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2010年9月27日 (月)

ETV特集「ハーバード白熱教室@東京大学」

だいぶ前に「たの授メーリングリスト」で
マイケル・サンデル教授が来日することを知り,
数日前さわやか相談室のM先生から
『これから「正義」の話をしよう
~いまを生き延びるための哲学』という彼の著書を
お借りすることができた。(早川書房,2300円+税)
そこへ,昨晩上記の番組が放送されたのは
グッドタイミングだった。

いわゆるディベートを通していろいろなことを
学んでいくジレンマの授業である。
社会科の教師としては大変興味がある。

ただ,この授業を行うには
いくつかの条件が必要だと思った。

(1)論ずるに値するすぐれたテーマ

番組では,「イチローの年俸は高すぎるか?」
「設備が充実するなら不正入学も許すか?」
「過去の戦争について道徳的責任はあるか?」
などがテーマとされていた。
気軽に入れるテーマから,かなり深刻なものへ
レベルアップしていく感じがした。

(2)生徒たちの意見をまとめ,高めていく教員側の技量

これは,教授の場合みごとだった。
ユーモアのある進行のさせ方もなかなかよかった。
私には全く自信はないが・・・。

(3)参加者による活発な討論

東京大学の学生たちは,よく食いついていた。
しかし,ほかの場合でもそうなるのかどうかは
疑問のように思う。
私も選択社会の時間に「討論で1時間過ごす」
という稀有な経験をしたことがあるが,
いつでもそうなるわけではないからだ。
(被疑者は有罪か,無罪か,がテーマだった)

仮説実験授業のような形の授業ではないが,
社会科でも簡単なディベートは
ぜひ取り入れたいと思う。
その時には,やはりテーマが
魅力あるものでやってみたい。

教授のまとめの話は,参加者に勇気と自信を与え,
自分の意見を持って主体的に生きようとすることを
応援する優れたメッセージになっていたと思う。

「哲学は世界を変える!」

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