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2010年8月12日 (木)

古代史コレクションの「古代史三部作」は最新作!

昨日ミネルヴァ書房の「古代史三部作」の
3冊目にあたる『盗まれた神話』を読了した。

読み終えて思ったのは,
これらが「過去の遺物」ではないということだ。
その後も40年間研究は続けられ,
今現在の到達点を含んでいる点で
最新作だからである。

では,どれくらい増補されているかを
量で表わしてみたい。

                 本文   補章  日本の生きた歴史
                       (20年後) (40年後)
『「邪馬台国」はなかった』   332   37     34
『失われた九州王朝』     484   30     42
『盗まれた神話』        354   53     43

本によっては20%を越える大増補である。
これらの大増補は,本文(頭や背骨や手足)から派生した
肋骨やあばら骨のように私には見える。
確実に古田史学を補強してきたのである。
(仮説実験授業でいえば,授業書に対する
ミニ授業書や授業プランのようなものである)

そういえば,仮説が提唱されたのは1963年であり,
(今提唱50周年の企画が進行している)
『「邪馬台国」はなかった』が出版されたのは1971年だった。
ほぼ同じ時期を多くの収穫をあげながら
両者は発展してきた。
私もその中で微力ながら,それぞれ30年と20年,
関わってこられてことの幸せを感じる。

さらにこのあと私は,『邪馬壱国の論理』,
『ここに古代王朝あり』,『倭人伝を徹底して読む』と
さらに読み進めたい。
こちらにも「日本の生きた歴史」は
付いているようだ。

歴史探究の楽しい旅は,まだ続く。

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