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2010年3月 9日 (火)

カンブリア宮殿「カクヤス」

私は知らなかったのだが,
都内には「カクヤス」という
酒類の宅配ネットワークがあるのだそうだ。

駅前なら「百貨店」や「スーパー」が,
近所なら「コンビニ」が,
それにら次の主役は
「玄関を押さえた者」では?
それが躍進のスタートになった。

「東京23区内なら,
ビール1本から2時間以内で届けます」
をキャッチフレーズに,
まさに「現代版御用聞き」を演じ
1人勝ちしているらしい。

しかし,この商売,
最初からうまくいったわけではなかった。
まず,販売網を広げるための資金を,
銀行が簡単には貸してはくれなかった。
販売網は「網の目」のように
張られていないと意味がない。
配達手数料を取らないやり方のため,
最初は赤字の店が半分以上だったという。
また,同業者からのいやがらせもあった。
酒類は免許制の時代が長く続いたため,
既得権益の意識が強いためだ。

価格で戦っていると
消費者には分かりやすいが,
やがて利益がでなくなり共倒れになる。
一方,便利さで戦えば最初はわかりにくいが,
やがて消費者の心をつかむ。
そこには,「本当に価値のあるものだったら
残るはずだ」という信念だけだったという。

(1) やるべきか(消費者のニーズ)
(2) やれるか(経営として)
(3) やりたいか(情熱)
この3つがコンセプトだ。
このなかでそれぞれが工夫をこらし,
毎日の商いが行われていく。
「弱みはほったらかしても
強みを磨いた方がいい」(佐藤社長)
小さな会社が大きな会社に
挑戦していくためには,
これくらいの志と覚悟が
必要なのだと思った。

老舗の三河屋本店がつぶれるほど,
商売の世界は厳しい。
「カクヤス」が今後どう伸びていくか,
目が離せない。

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