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2009年11月30日 (月)

やればできる!?

昨日は,部活の大会で1日終始した。

ということで,個人的な用事がすべて,
夕方に集約された。

(1) 洗濯機に洗濯物を放り込む
(2) 東村山の実家に行き,買い物や手伝いをする
(3) 実家から戻って,地元で日用品の買い物をする
(4) 床屋に行く(気分も変えたかったので)
(5) 洗い終わっている洗濯物を干す

これらを2時間ぐらいのうちに
次々と済ませていった。
なんだ,やればできるじゃん!

今話題の勝間和代の新作(12/4)発売の本は,
『やればできる』という題名だそうだ。
それを地で行ってしまった。

午後8時からは,内藤大助と亀田興毅の
ボクシングをテレビで見た。
内藤もよく戦ったが,やはりパワーでは
もう亀田の時代が来ているのかなと思った。

ケーザイカップ2009

昨日は狭山経済高校で行われた
第5回ケーザイカップに参加してきた。
(正式名は,「狭山経済高校杯争奪
バレーボール大会」かな?)

午前中は,予選リーグ。
Cブロックで2回戦い,いずれも敗れた。

対志木中戦 0対2(22ー25,17ー25)

コートに立っている6人のうち,
2~3人でバレーボールをやっている印象だ。
ボールに対して,低く構えていない。
得点しても喜び合わず,取られても悔しがらず。
応援もしているのかしていないのか・・・。
「全員バレー」からはほど遠い内容だった。
これが会場の雰囲気に気をされているからなのか,
どうなのかわからないが,
反省の多い初試合であった。

対大井東中 1対2(25ー20,18ー25,13ー15)

気を取り直しての大井東中戦。
第1セットを「水上サーブ」でもぎ取った。
しかし,チキンハート(小心者)の
向陽中男子バレー部。
その後が続かない。
誰も邪魔していないのにサーブが入らない。
チャンスボールのアタックもネットに引っかけるで,
せっかくの先制攻撃を生かすことができなかった。
第3セットも13ー13まで追いつきながら,
最後に突き放されて涙を呑(の)んだ。
(そりゃ,あれほどチャンスを逃していたら,
涙も呑むでしょう)

午後は,7~12位決定トーナメント。

しかも,「バレーの神様」のお計らい?で,
昨日と同じチーム(つまり所沢同士)との対決。
つまり残念ながら今の所沢の実力は,
12チーム中7位以下ということなのであった。

対上山口中戦 2対1(25ー22,23ー25,15ー13)

3セットとも数点差の接戦に持ち込まれる大誤算。
特に第3セットは15点マッチまでの短期戦なのに,
最初から5点先制されるという大失態。
あわててタイムを取って,ピンチを脱した。
このタイムは後世,「素晴らしいタイム」と
語り継がれるであろう。(苦笑)

対東中戦 2対1(20ー25,25ー22,15ー11)

3セットともリードされては追いつくといった苦しい戦い。
これをぜひ逆にして欲しい。
スポーツは先制した側が圧倒的に有利に試合を進める。
これは今も昔も,洋の東西を問わない真理だ。
我がバレー部は,まさにその真逆(まぎゃく)の展開だ。
そして,それでも最後は勝てるということは,
本当は力はあったということの証明で,
それを自覚せず,弱気で消極的な試合運びを
してしまっているということだ。要・反省である!
しかし,一昨日に市民バレーで
東中に負けた雪辱をさっそく果たせた。
かろうじて「リベンジ」だけはすることだけは
できたということだ。
(昨日の総合成績は,7位/12チーム)

さあ,今度はクリスマスカップに向けて,
体力面・精神面の鍛(きた)え直しだ。
もう,やるっきゃない!!

※ 上記のクリスマスカップは,
12月23日(祭)=終業式の前日に,
飯能の美杉台中で行われることになっている。
他のチームも当然「進化」してくるだろう。
ぜひ我がチームも「進化」して参加したいものだ。

2009年11月29日 (日)

グラフを介した不思議な縁

昨日夕方から仮説社を訪問した。

ミニ授業書『入門・三権分立と日本国憲法』
のゲラ刷りを見るためである。
(荒川さん,豊島区立郷土資料館での買い物,
ありがとうございました!品物あけ取りました)

私が確認できたのは,以下の5点だ。

(1) 板倉聖宣監修,長岡清・竹田かずき共著
 という形に落ち着くようだ。
 (これは,落合大海さんの『沖縄』と同じ形式)

(2) 全体の前書きは板倉先生が書き,
 全体のあとがきは竹田さんが担当した。
 (竹田さんは表紙のデザインも担当)

(3) 両授業プランの並び順は,
 「日本国憲法とその構成」が先で,
 「三権分立」が後になった。
 (その方が,やはり自然かな?)

(4) したがって私の描いたグラフは,
 全部で80ページほどのこの本のうち
 真ん中ぐらいに位置することになった。
 (残念ながら今回は,カラー版は付きません)

(5) ミニ授業書の付録として,
 日本国憲法の全文が付けられる。
 これでページ数が増えるので,
 定価は,800円となるそうだ。 
 (でも,そのおかげで書店の憲法コーナーに
 並ぶきっかけができるから,
 毎年話題にしてもらえるチャンスかも!)

そこに居合わせた人たちと話をしたが,
今回共著者として名前を連ねる
長岡さんと竹田さんは,
ほとんど面識がないようだ。
長岡さんが急逝したのが2001年7月30日。
(三重県・鳥羽大会での資料発表直後。
私はパソコンのメールでその訃報を受け,
大きなショックを受けたのを思い出す。
享年41歳であった)

それに対して,その年の4月に上京し,
グラフィックデザインの専門学校に入学しており,
竹田さんは長岡さんと面識がなさそうだ。
(竹田さんのガリ本『グラフってたのしいな!』に
載っている「竹田かずき年図」より)

逆に両者を知り,
両ミニ授業書の恩恵を受けてきた
私たち社会科の教師たちにすると,
「グラフの長岡」と自他共に認めた存在と
今グラフに夢中になっている
竹田さんという存在が,グラフを介して
1冊の本の共著者として名を連ねることに
不思議な縁を感じるのである。

PS

先述したように,
残念ながら今回の本には
カラー刷りのグラフは入らないとのこと。
しかし,このミニ授業書を使う際には
カラーコピーがあると効果倍増!なのも事実。
なので,『たの授』の2004年7月号に
カラー版が載っていることを
明記していただけると助かるし,
仮説社でコピーサービスしていただけると
もっと助かるなあと思った次第です。

市民バレー大会2009

昨日は,所沢市民総合体育大会の
中学校バレーボールの部が
所沢市民体育館で行われた。

男女とも熱戦が続いたが,
男子の部では3校の総当りで行われ,
以下のような成績だった。

対上山口中・・・2対0(25ー14,25ー16)
対東中・・・0対2(22ー25,21ー25)

東中とは一見接戦に見えるが,
対上山口中戦で我が校の失点は合計30。
それに対して東中のそれは25だったから,
その差が両校の対戦の時の差と
ほぼ同じ形で出てしまっていると思う。

つまり両校の関係は逆転し,
今度は私たちが「挑戦者」になったということだ。
素直に現実を認識し,
基礎からもう一度鍛(きた)え直そう。
まず,基礎体力。
とにかく3試合続けられる力をつけるため,
(県大会を意識して)
持久走と筋トレあたりから始めよう!

「練習でいきなりボールに触っているようでは
だめですよ」と,「バレーボールの神様」が
教えてくれたのだと思いましょう!

今なら春の協会長杯にはまだ間に合う。
しかし,来年になってからでは遅い。
12月は「師走(しわす)」と呼ばれる月だが,
私たちは「男バレ走」と書いて「しわす」と読もう!
(と,野村監督なら言うだろう)

2009年11月28日 (土)

北地区授業研究会&講演会

午後からは上記の出張に出かけた。

授業は狙いをつけておいた
4年生の「言葉あそび」を参観した。

(1) なぞなぞ
(2) なぞかけ
(3) クロスワード

1時間に3つも扱うハイペースの授業だったが,
子どもたちとのやり取りもいい感じで
あっという間の45分だった。

その教室で,3年前に勤務校の3学年で
ご一緒したK先生と再会した。
現在S小学校の3年生を受け持って,
ギャングエイジの子どもたちと
毎日を過ごしているとのこと。
さっそくこのブログの宣伝をしたが,
見て下さっただろうか?

その後の講演会は,
「新学習指導要領を授業でどう具現化するか」
という大学の教授の話だった。
おしまいの10秒で「結局おもしろいと感じれば,
子どもたちは自然と動き出すのですが・・・」
という当たり前だが重要な指摘をしていた。
そこから話を始めていただけると,
1時間20分にわたる長い講演が
より興味深いものになったと思うのだが・・・。

社会体験学習(3日目)

昨日は午前中校内にいて,
いろいろな仕事をした。

(1) ワーク点検

テスト返しの日に集めておいたワーク。
それを点検した。
地理と歴史の2冊で手間がかかるので,
こういう機会があるとホント助かる。
4クラス分を1時間ほどで。

(2) 競技用かるたの用意

一昨日印刷した歴史人物かるたのうち,
競技用の大判のものを班ごとに切り分けた。
歴史人物かるた(1)は40枚あるので,
40枚×6班分=240枚を作る。
忙しい時だとけっこう大変な作業だが,
こういう時には楽しい作業になる。

(3) 階段みがき

清掃担当の階段が汚れているのが
前から気になっていた。
それをティッシュに水とクレンザーを付けて
ゴシゴシそぎ落とした。
狙い通り汚れが取れた時には
この世の悪に勝ったかのように
うれしかった。

3日間の社会体験学習の間に,
いろいろな仕事が進められて良かった。

2009年11月27日 (金)

たのしい憲法学習のために

このたび仮説社から出るミニ授業書は,
これまで作られたミニ授業書の
「三権分立」と「日本国憲法とその構成」を
内容としたものとなる予定である。

コンセプトは,「たのしい憲法学習」。
今まであれほど時間をかけて
公民の時間に習ってきた憲法も,
実際の生活の中でなかなか生かすことが
できてきたとは言えない。

そもそもその出発点からしてたのしくない。
最初から条文が出てきて,
たのしく学べる工夫のかけらもないのだ。
これでは「宝の持ち腐れ」というものである。

今回のミニ授業書の内容である「三権分立」と
「日本国憲法とその構成」をきっかけとして
憲法に「入門」してもらい,たのしく学んでもらいたい。
題名も『入門・三権分立と日本国憲法』となりそうだ。

私は強気で20冊注文した。
私もグラフで関わっているし,
そもそも内容を多くの人に
知ってもらいたいからである。
ぜひ,皆さんご購入を!
たのしく憲法に「入門」しましょう!!

社会体験学習(2日目)

昨日は校内にとどまり,
自分の仕事と事業所との連絡に終始した。
思ったより体調を崩している生徒がいるようだ。
(新型インフルエンザもちらほら・・・)

(1) 中間テストの採点

残っていた1年3組の採点をした。
これで5クラス全部の採点が終了した。
この分で行くと学年の平均点は,
65点ぐらいになりそうだ。
(本当はもっと取ってほししいのだが・・・)
前回に比べて丸つけがスムーズにいったのも
そのためだろう。
今はテストの日にも授業が入り
翌日には4クラス返却と「野蛮な時代」だ。

(2) 2年選択社会科の授業

1年生はいなくても,他学年の授業はある。
私は上記の2時間だけだが,
これがけっこう手間のかかる時間なのだ。
昨日は「曲がれスプーン」と
「猿岩石のビデオ(ヨーロッパ編)」だけだったので
苦労は少なかったけれど。

(3) 歴史人物かるたの印刷

小学校の歴史の復習にあたる
歴史人物かるた(1)を印刷した。
班ごとの競技用の大判のものと,
マイかるた用の小さいサイズのものと,
そして一覧表の3つである。
これで授業が5時間分かるたで過ごせる。
(前半に競技をし,後半にマイかるたを作る。
3年間で7つのかるたを実施する。
くわしくは,「肥さんのホームページ」内の
「社会科かるた」まで)
かるたを印刷する紙として,
私は「色上質特厚」というのを使用している。
すべすべしていて触感が良く,
ある程度の厚みもあり,
色画用紙ほど値段も高くない。
4月に社会科の消耗品として
1人100円ほど予算計上しておくと,
我々のフトコロも痛まない。

(4) 部活動に汗を流す

保護者の方に書いていただいた「アップの仕方」を
取り入れた部活通信を1号発行した。
また,昨日に続き「1000本サーブ」を実施し,
生徒とともに部活動に汗を流した。

2009年11月26日 (木)

芭蕉つながり

昨日「肥さんのー「奥の細道」の旅」を
作った話はすでに書いた。

その際,2つも「芭蕉つながり」があったので,
報告しておこう。

1つは,勤務校の若手の1人・N先生が
ちょうどパソコンで「奥の細道」のプリントを
作成中だったのだ。

もう1つは,それを告げたところ
昨日の朝日新聞の「天声人語」に
「奥の細道」&芭蕉の話題が載っていることが
判明したことである。

家でその「天声人語」を読んだところ,
『松尾芭蕉この一句』(柳川彰治編著,
平凡社,2520円)という興味深い本の存在を
知ることができた。

これは,芭蕉の1000句余を
投票&ランキングしたというもので
ページをめくっていくのが楽しそう。

しかもこの本は,つい先日(11/22)出版
されたばかりだというから驚く。
ぜひ入手したい。

私は,芭蕉つながりを通り越して,
芭蕉がかり(神がかりならぬ)しそうな気分だ。

ココログの表示方法の変更について

先ほどパソコンでブログを書いたところ,
泡を喰ってしまった。
その表示が「全文表示」ではなく
「概要表示+続きを読む」方式に
なってしまったからである。

これは余計な操作をしてしまったかと混乱し,
さらに余計な操作もしてしまった次第。

あとで落ち着いて「お知らせ」欄を見ると,
以下のようなことが書いてあった。

「こんにちは、ココログスタッフです。
本日より、ブログのトップページの
見え方について変更がございます。

先のお知らせでもご案内いたしましたとおり、
今までは特にご自身で設定しない限り
記事全文が表示される仕様となっておりましたが、
記事をたたんで表示したいというお問い合わせも多いため、
デフォルトの見え方を
「概要表示+続きを読む」方式に変更いたしました。

また、今までどおりの全文表示を希望される方は、
ココログの管理画面から設定の変更をすることができます」

私は今まで通りの「全文表示」でいいので
設定を変更したが,
これではまるで本末転倒の措置だと思った。

「記事をたたんで表示したいという
お問い合わせも多いため」というが,
いったいどれぐらいの割合の人が
それを希望しているのかはっきり書いていないし,
もし過半数に達していないとしたら
「変更を希望する人にその操作をしてもらう」
(今まで通り「全文表示」でいい人は変更しないでいい)
というのが本筋ではないだろうか。

こういうことで簡単に人間は
不審感をいだくものなのである。
たぶんココログのスタッフは若い方が多いので,
善意として今回の措置をしたのだと思うが,
その善意は時として相手に通じないばかりか,
かえって混乱と不審を引き起こしかねないのだ。

人のことだけではなく,
私自身についてももちろん
「善意が混乱を招く」という教訓として,
心に刻んでおきたい。

社会体験学習(1日目)

昨日は以下のような成果があった。

(1) 「肥さんのー「奥の細道」の旅」を作った

元原稿をブログ上にアップしておいたのが奏功。
それをプリントアウト,割付,印刷,紙取り,製本して,
B5判20ページのミニガリ本が40部できた。
読んでみたい方はご連絡を!
私としては,3年越しの宿題をやり終えた気分です。

(2) 社会体験学習の事業所めぐり

学区内にある事業所5つにあいさつがてら回った。
自転車で雨上がりのさわやかな街を走り抜けた。
みんながんばっていました。

(3) ミニ授業書の概容が判明

仮説社のMさんに質問をして,新しい社会科の
ミニ授業書の概容がわかった。
土曜日にゲラ刷りを見られるとのことで,
だいぶ忙しいが,市民バレーボール大会を終えたら,
急いで仮説社に行くことになりそうだ。

(4) 男子バレー部で「1000本サーブ」

よく野球で守備力を鍛えるために
「1000本ノック」というのがあるが,
2年生4人しかいなかったので
「1000本サーブ」をしてあげた。
実際には1000本は打っていないが,
2年生たちといっしょに汗を流せて
楽しかったので良かった。

2009年11月25日 (水)

肥さんのー「奥の細道」の旅

●まえがき

私は高校時代より
松雄芭蕉の「奥の細道」に憧(あこが)れ,
ぜひ機会があったらその足跡を訪ねてみたいと
思っていました。

3年前の2006年に
最初に行ったのを皮切りに,
2007年,2009年と3年間で行った
私の「奥の細道」の旅を再録して,
ミニガリ本の原稿とするとともに
今回初めて読む方に供します。
ぜひ冊子版でも読んでみて下さい!

もっとも3年間の旅の全貌(ぜんぼう)は
私自身も初めて読むことになるので,
私を含めて全員が「初めての読者」
ということになるのですが・・・。

では,再録の始まり始まり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●東北旅行(1日目)~2006年の旅

ここ2日間更新できなくてごめんなさい。
東北を旅行してきました。
今日と明日はそれをレポートします。

高校時代からの松尾芭蕉ファンである私は,
いつか機会があったら「奥の細道」の足跡を
訪ねてみたいと思っていた。
それが今年は「歩いて健康づくり」という名前の
職専免(職務専念義務免除=お休み)を使って
東北を旅行しようと思い立ったのだ。

芭蕉は46歳の旅だったが,
遅ればせながら私も47歳で
「漂泊の思い」にさそわれたのかも。
以下行った所と私のコメントを書いていく。

【山寺=立石寺・・・山形県】

東北新幹線で山形へ。
さらに仙山線を使って昼過ぎに山寺へ。
芭蕉が「閑かさ岩にしみ入る蝉の声」
と句を読んだあの有名な立石寺である。

ホームに立つと,遥かかなたに立石寺のお堂が
岩にへばりつくように点在している。
その最高峰まで果たして行けるのかどうか?
私はたくさんの観光客とともに登山を開始した。
煩悩が段々消えていくといわれる
800段の階段を一つひとつ踏みしめて,
時には観光客をかき分けながら
私はひたすら頂上をめざした。

五大明王を祭るという五大堂が岩から
突き出している・・・そこが一応のゴール。
天然のクーラーである谷を渡る風に吹かれ,
私も少しは煩悩が消えたかな?

往復120分かかると駅頭に書いてあったが,
何と60分ほどでクリアー。
でも早く戻りすぎて次の電車まで
1時間近く待つことになってしまった。(笑)

【宮城野・・・宮城県】

仙台に午後5時に着いた私は,
そこが楽天イーグルスの本拠地だったことを思い出し,
さっそくフルスタ宮城球場へ。
(私は最近楽天ファンになったのだ)
左中間にある楽天山というところに陣取り,
西武と首位を争うソフトバンクを迎え撃った。

3回までに6点を取り,
エース一場の好投で今日は楽勝!
と思いきや,さすが楽天。
後半ずるずると失点の末延長戦にもつれ込み,
結局12回6対6の引き分けとなってしまった。
野村監督のぼやきが聞こえてきそうな夜だった。

以下,明日続きを書きます。
(8/18)

●東北旅行(2日目)

仙台のビジネスホテルに宿をとっての
東北旅行2日目をお届けします。

【多賀城・・・宮城県】

『奥の細道』に「壷の碑」として出てくる
多賀城&多賀城碑を見学した。
(古田武彦氏によると,多賀城碑はこれとは
違うもののようである。『真実の東北王朝』)
仙石線「多賀城駅」という駅名にだまされて?
駅頭に降り立ったはいいが,実は東北本線の
「国府多賀城駅」が最寄駅だったようである。
これから行かれる方はご注意を!
しかたなくタクシーで多賀城跡へ。

広大な敷地の所々にまだ発掘途中の
シートが広く覆い,いかにも巨大遺跡の趣き。
長い階段を上って正殿まで行ったが,
役所というより山城という印象だ。
(これがフィールドワークの大切さ!)
そりゃそうだ。「多賀城」と3文字目はちゃんと
「城」という字が使ってあるのだから,
素直に「城」と解するのが正しかったのであった。
(前記の『真実の東北王朝』によると,
多賀城は「蝦夷国」の中に建てられたとのこと。
それなら「城」というのもうなづける。
大和勢力による明らかな「国境侵犯」だ)

多賀城の南門付近に「多賀城碑」はあった。
覆い堂はこの碑が江戸時代に発掘された時
つけられたものらしい。
これも『真実の東北王朝』によれば,
多賀城碑は藤原仲麻呂の子・朝かつの顕彰碑であったが,
仲麻呂の失脚により土中に埋められたとのこと。
碑ができてまだ2年目のことだったという。
そのおかげで徹底的なダメージを受けずに済んだが・・・)
『続日本紀』には載っていない朝かつの位(従四位上)が
この碑には記されていて,金石文の優越性を感じさせた。
紙に書かれた歴史(『続日本紀』)の方が嘘だったのだ!

【松島・・・宮城県】

「松島やああ松島や松島や」と
あまりの松島のすばらしさに息を呑んで
芭蕉はこの句を詠んだといわれるが,
そんな句は『奥の細道』のどこを探しても出てこない。
いやそればかりではなく,『曽良日記』の中に出てくる
芭蕉の句は見慣れないものがほとんどだ。
「原形」と思われるものもわずかである。
『奥の細道』は彼らの旅を元にしながら,
その後かなりの創作力をもって作られた作品だと思った。
もちろんそれは芭蕉の価値を下げるものではなく,
むしろ研究に値するものだと思う。
(『曽良日記』のおかげでいろいろなことが発見でき,
ますます『奥の細道』への興味が湧いてきた)

芭蕉も舟で釜石から松島へ渡ったが,
私も観光フェリーに乗って松島湾の奇景を堪能した。
この松島は沈降によってできたものだと思うが,
日本海側の象潟は隆起によってできた地形で,
その両方が載ってるのも『奥の細道』のミソかもしれない。

【平泉・・・岩手県】

だいぶ時間が押してきたのでどうしようか迷ったが,
この機会を逃すと次はいつになるか
わからないと思ったので,
足をのばして平泉を訪ねた。

「夏草や兵どもが夢の跡」や
「五月雨の降り残してや光堂」の句で有名である。
駅からタクシーで10分。そこから山道を歩いて20分。
ついに私はあの中尊寺金色堂に到着した。
コンクリートの覆い堂の中にそれはあった。
思っていたより大きく,金銀や漆,象嵌による
装飾が見事で驚いた。
芭蕉がここを訪ねたときはかなり朽ちていたように
表現されているが,「昭和の大修理」によって
往時の輝きを取り戻したようだ。

今回の東北旅行は急に思い立ったものだとはいえ,
高校時代からの夢を実現したものといえる。
そういう意味でいい思い出ができた。

つたない旅行記にお付き合いいただき,
ありがとうございました。
また明日からは日常の1コマをお届けしますので,
よろしくお願します。
(8/19)


●2年目の東北旅行(1日目)~2007年の旅

去年に引き続き,3年計画の東北旅行
(いわゆる「肥さんの奥の細道」)に行ってきました。
それを3回にわたって連載します。
どうぞご笑覧下さいませ!

【今年の出発】

去年は急に思い立って出発したため
上野で1泊する羽目になったが,
今年はSLの指定券も含め
1日目がかなり計画的な旅行だったため,
午前10時というナイスな時間の出発だった。
ただし,ここのところ猛暑が続いており,
「旅に病んで・・・」ということにならないか
一抹の不安はあった。

【蒸気機関車に牽(ひ)かれて】

今年の目玉の1つは,会津若松から新潟まで
蒸気機関車(SL=C57)で旅行することだった。
予想通り,景色は途中から阿賀野川の織り成す
渓谷の美しい景色に寄り添い,
旅情豊かな旅となった。
また,「SLばんえつ号」はイベント列車でもあったので,
はからずも全員ジャンケン大会に参加して
「SLピンバッジ」なるものをゲットし,
名前も車内に放送されるという幸運だった。
ちなみに4回連続で勝つ確率は81分の1である。
いつもは勝負事に弱いのにまったく不思議だが。

【女子バレーの応援】

列車が少し遅れたので,
酒田に向かう無謀な計画は諦めて
ホテルで女子バレーの応援をすることにした。
この日の相手は,世界ランク2位のブラジル。
まったく力の差が歴然で,気の毒なほどだった。
明日の朝は朝食におにぎり,つけもの,味噌汁が
無料で出るそうだ。
それを楽しみにして「おやすみなさーい!」。
(8/14)

●2年目の東北旅行(2日目)

新潟駅前のホテル・東横インで
宿をとっての2日目。
どうぞご笑覧下さい。

【予想外の更新】

私は旅行中パソコンの更新はできないと考え,
出発前に「お知らせ」を書いてきた。
ところが,泊まったホテルのラウンジには
無料のパソコンが置いてあったので,
略報ではあるが旅行中の更新ができたのだ。
やったね!
これは「無料のおにぎり,つけもの,味噌汁」
と並んで特筆すべきことなので書いておきたい。
みなさん,新潟駅前で宿をとるなら
東横インがいいですよ!

【象潟・干満寺】

朝8時半の「特急いなほ1号」で象潟へ向かう。
始発だった上30分前に並んだので,
席も確保でき,快適に象潟へ向かった。
(途中車窓に現われた雄大な鳥海山の眺めや
崖が海に迫る鼠ヶ関の海岸は特に印象的)

象潟はあこがれの地だ。
松尾芭蕉は『奥の細道』の中で
「松島は笑ふが如く,象潟はうらむがごとし」
と書いて「象潟や雨に西施がねぶの花」と
俳句を添えている。
この句は最初「象潟の雨や西施がねむの花」
とビミョーに違う句を読んでいるのだが,
その後推敲されて今の形になった。
芭蕉はかなり有名な句でも
「当初作」と「発表作」が違うことがあるので
注意が必要だ。
(例えば,有名な山寺の句も,最初は
「山寺や石にしみつく蝉の声」が最終的に
「閑かさや岩にしみ入蝉の声」となっているし,
「涼しさや海に入たる最上川」も最終的に
「暑き日を海にいれたり最上川」としている。
また,実際の旅では詠んでいなかった句を
あたかも現地で詠んだかのように
載せているものも少なくない。
もちろん,これは芭蕉の俳句の評価を
下げるものではなく,
文学性が高い紀行文だということだ。
それを知りながら私たちも味わえばよい)

ちなみに松島は沈降でできた地形で,
象潟は隆起(2m40cm)でできた地形であるが,
芭蕉が旅をした江戸前半は浅瀬の入り江状態で,
江戸時代後半になって隆起したものだそうだ。
それゆえ芭蕉は舟に乗っているが,
現代の私は歩いて島々を巡っているというワケ。
炎天下の九十九島散策はさすがに厳しく,
干満寺の木陰にはピンチを救われたようだった。

【金浦(このうら)】

早めに酒田,新潟方面に戻ろうかと思ったが,
友人のK君が「ぜひ金浦へ」と言っていたので
寄ることにした。(象潟のとなりの駅)
しかし,「白瀬南極観測隊記念館」は休みだし,
炎天下の町はお盆で忙しくてかまってくれないし,
(それでも白瀬中尉の生家と金浦港の散策をした)
何となく時間を持て余してしまった。
こういう時は車かバイクがあるといいなあ。
(羽越本線だと,「3時間待ち」なんてことも
よくあるんです)

【酒田】

ホテルのチェックインにはまだ早かったので,
市内を少し散策することにした。
お盆の時期とはいえ,
やはり酒田も地方都市の衰退がほの見えた。
東北への観光・工場誘致に熱心になるのも
無理はないように思った。
旧本間邸だけ訪ねた。
「本間様には及びもせぬが,せめてなりたや殿様に」
と歌われた本間家である。
大名屋敷のようなその造りに
あっけに取られる肥さんでありました。

【ホテルにて】

本日の宿は,駅前の東急イン。
夜館内の居酒屋に出没して一杯。
港町だけあって魚は飛び切り新鮮だ。
もちろん値段も飛び切り・・・だったので,
「晩酌セット」にしておいたが。
(8/15)

●2年目の東北旅行(3日目)

酒田の東急インで一泊しての3日目。
どうぞご笑覧下さい。

【ホテルの温度計】

ホテルの部屋にはたいていエアコンと
温度計がついているのだが,
その単位が「華氏」だけのものに
初めて出くわした。
「華氏78度」
これっていったい何度なの?
翌日AETの先生に換算の式を教えてもらい
数学の先生に計算をしてもらったところ,
だいたい25~6℃ということがわかった。
しかし,何で華氏だけの温度計なのか,
そのなぞは解けなかった。
(ホテルの人に聞けばよかったなあ)

【土門拳記念館】

行きの大宮駅で時間があった時,
旅行誌『るるぶ』の中に
酒田は土門拳のふるさとだと出ていた。
土門拳(1909~1990)は
今の若い人は知らないと思うが,
有名な写真家なのだ。
私は中学・高校と写真部だったので,
もちろん土門拳のことは知っていた。
代表作に「筑豊の子どもたち」「ヒロシマ」
「古寺巡礼」「文楽」などがある。

郊外の公園の中にその記念館が建てられ,
ゆったりと彼の写真の世界に浸ることができた。
年間で何回か作品の入れ替えもあるそうだ。
ここはかなりのお奨めポイントである。

【最上川】

『奥の細道』には最上川によせた句が2つある。
「五月雨をあつめて早し最上川」
「暑き日を海に入れたり最上川」
両方とも私の好きな句であるが,
実際に最上川を間近に見て味わうことが
今回の旅ではできなかった。
(タクシーと列車の車窓からだけだった)
ぜひいつか最上川を目前にして,
上の2つの句を味わってみたいものだと思った。

【インカ・マヤ・アステカ展】

帰省のUターン・ラッシュをさけて,
新潟から早めの新幹線で上野へ向かった。
母から国立科学博物館の「インカ・マヤ・
アステカ展」のことを聞いていたので,
立ち寄ってみることにした。

平日ということもあって待ち時間ゼロだったが,
館内は見学者でごったがえし
とてもゆったりとは見ていられなかった。
NHKで先日行った放送の影響もあるのだろう。
「インカ特集」は特に秀逸で,
私もぜひ見てみようと思ったが,
本で読むほうがずっと勉強になったかも。
科学的研究により日本人と中南米人は
遺伝子的に共通したものがあることが
ことさら強調されていたが,
ベーリング海峡を渡っての移動のみが出ていて
太平洋を渡った可能性(エバンス説)は
まったく無視されていた。

【ダイエット】

旅行に出ると楽しいこともあるが,
心配なこともある。
旅行中の体重増加である。
では,今回はどうだったか・・・?

帰宅して恐る恐る体重計にのったところ,
ほとんど出発前と同じ数字を指していた。
今回の旅行はその点でも成功だった。
現在,夏休み27日目で-2.5キロ。
さらに頑張りたい。

【来年の予定】

来年は「一振」の親知らず・子知らずから
スタートして,北陸路を旅行したい。
関係する句としては,
「一家(ひとつや)に遊女もねたり萩と月」
「むざんやな甲(かぶと)のしたのきりぎりす」
「蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行(ゆく)秋ぞ」
などがある。

ご静聴ありがとうございました。
また,来年の旅行記をお楽しみに!
(8/17)


●「奥の細道」パート3(北陸編1) 2009年の旅 8/10,11

「奥の細道」の跡を訪ねる旅の北陸編は,
8月10日の夜「青春18きっぷ」&
「ムーンライトながら」で東京駅を出発した。
1・2日目を紹介しよう。

【指定券が必要だった!】

快適に出発するはずだったが,
東京駅に着くなり「ムーンライトながら」は
指定席券が必要なことがわかり,
冷や汗をかいた。
しかし,ここまできて尻尾を巻いて
家に帰ることはできないので,
車掌さんに交渉して
指定券を発行してもらった。
その券には「本人が着たら
席をお譲り下さい」などということが
書かれていた。
幸いそういう事態はなかったけれど,
最初からハプニングのスタートだった。

【木曾川の川霧】

岐阜駅で「ムーンライトえちご」に別れを告げ,
高山本線に乗り換える。
木曽川を渡る時川の上にもやっと
川霧が横たわっていたのが風情があった。
「宇治の川霧絶え絶えに・・・」という
百人一首の歌があるが,
「木曾の川霧絶え絶えに・・・」と
思わず詠みたくなった。

【蒸気機関車展示館】

上麻生駅の駅前に,蒸気機関車の
展示館があった。
目をこらして見たら「C12163」のようだ。
今度ゆっくり来た時訪ねてみたい。

【かめとうさぎのTシャツ】

高校生が「かめとうさぎのTシャツ」を着ていた。
そのTシャツには「かめのように努力をしよう」
「うさぎのように速く走ろう」と書いてあった。
そうだ,他人と比べて短所を非難するのではなく,
このTシャツのようにお互いの長所を
学び合うっていう発想がいいのでは?

【鮎を釣る人々】

車窓から見える飛騨川には,
鮎を釣る人々が絶え間ない。
はるか昔に鮎の習性を人間が発見してから,
この対決は人間の1人勝ちだ。
鮎も少し人間を研究しないと・・・。

【高山】

高山で2時間半の見学。
朝市,古い町並み,陣屋(代役所)などを訪ねる。
最後は飛騨牛焼肉定食を食べて
再び列車に乗り込んだ。
最初は「しぐれ弁当」という駅弁を食べる予定だったが,
肉の量の割りにあまりにも値段が
高かった(1200円)ので切り替えた。

【1両編成!?】

これまでも2両編成のコンパクトな移動だったが,
飛騨猪谷駅で乗り換えた列車は
なんと1両編成。
それが急勾配の下りを飛ばす飛ばす。
まるでジェットコースターのように
坂を駆け下りた。
運転手の方はさぞかし気持ちがいいだろうな。

【富山市早巡り】

昨日は距離を稼ぐために,
富山市は早巡りした。
(『旅行読売』では富山泊)
それでも市役所の展望台(地上75mで
晴れていると立山連峰も望めるという)や
富山城跡はなかなか良かった。

【金沢市早巡り】

結局金沢市で泊まることに決め,
金沢市も早巡り。
長町武家屋敷跡や兼六園,金沢城を
バスを利用して駆け巡った。

【東横イン】

夜の宿は東横インと決めていた。
何しろサービスが良くて値段が安い。
今回も夕食のカレーライスと
朝食のバイキングが付いて5250円だ。
お金を払えば1泊1000円で
インターネットも使うこともできる。
(今回は「100円パソコン」持参なので,
私は使う必要がなかったが,
もし持参していなかったら借りていたかもね)

明日は2日目の様子をお届けします。
お楽しみに!

●「奥の細道」パート3(北陸編2) 8/12

金沢を出発して,伊勢・松阪へ。
さらに最後は大阪に至る3日目。
その様子を簡単に報告しよう。

【先へ先へ】

とにかく13日には甲子園球場へ行くことが
決まった(高校野球が雨で2日順延された)ので,
昨日は先へ先へと急いだ。
ところが普通列車はつなぎが非常に悪くて,
こちらの思い通り進めない。
そこで,予算をオーバーするが
時間には代えられないので,
午前中に1回(北陸線)と午後に1回(近鉄)
特急のお世話になった。
「青春18きっぷ」の使い方として,
つなぎが悪いところでは途中をスキップする
というテが紹介されているのだ。
ただし,その場合は特急券はもちろんのこと
乗車券も別途必要になるのが痛いところだ。

【読書】

『5万4000円でアジア大横断』を読み終わった。
『深夜特急』や「猿岩石」の旅の最近版という印象。
コースもほぼ同じだ。

今この旅行で2冊目の『脳を活かす生活術』を読んでいる。
茂木健一郎氏の「脳を活かす」三部作の1つだ。
旅行をしているのだから,
別に本は読まなくてもいいのだが,
やはり読書はどこにいてもしたいんだな。

【特産物を味わう】

ケチケチ旅行とはいえ,
少しは旅先の美味しいものを食べたいので,
一昨日飛騨牛焼肉定食を,
昨日も次のようなものを食べた。
「さば・ますのおにぎり」(北陸の名産が2種類)
「モー太郎弁当(松阪肉使用)」
「赤福」(伊勢神宮のおみやげ)
きっと「人間が丸く」なって
帰宅すると思われます。(笑)

【縄文博物館】

三重県津市の山崎三四造さんは
「縄文さん」とあだ名される有名人。
退職金で竪穴式住居を建て,
20年間縄文人として過ごすという
ものすごい生活をした人だ。
できたらお会いしたいと思っていたが,
それはかなわず,
彼の作った縄文博物館などの施設を
カメラに収めるにとどまった。
近所のおばさんに尋ねたところ,
「向こうの田んぼにいるかも」ということだったが,
「向こうの田んぼ」はずいぶん遠かったのだ。
(自転車で移動されているようだ)
あたりは農村の風景の真っ只中。
何もこんな環境の中で
わざわざ「縄文さん」をやらなくても・・・と
家族に代わって突っ込みたくなる私だった。
今度お便りしてみようと思う。

【尼崎・東横インは「満員」】

昨夜は甲子園に近い尼崎の東横インを狙ったが,
「本日満員」の立て札にはね返され,
結局大阪梅田に戻って,
新阪急ホテルに宿を取った。
値段は東急インよりだいぶ高く,しかも朝食なし。
う~ん,この時期は予約も必要かなあ。

【おわび~どこが「奥の細道」?】

今回「奥の細道」の旅を名乗りながら,
松尾芭蕉がちっとも出てこなかった。
期待していた方にはごめんなさい!
「一家(ひとつや)に遊女もねたり萩と月」
「むざんやな甲(かぶと)のしたのきりぎりす」
「蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行(ゆく)秋ぞ」
などが登場する予定だったのですが・・・。
またいつか俳句を味わう旅をしてみたいです。
つたない旅行記を読んでいただき,
ありがとうございました。

明日は,甲子園で日大三と聖望学園の応援だ。
日大三は午前11時から
聖望学園は午後1時半から開始。
乞う御期待!

●初めての甲子園~高校野球の観戦記

午前7時前に新阪急ホテルを出発し,
大阪駅前の吉野家で朝食を済ませた。
ちょうどサービス期間中で
牛しゃけ定食大盛りがもとの値段で食べられた。
おまけにくじが当たって
「次回100円引き券」をもらった。
こいつは朝から縁起がいい!

【今回甲子園に行ったわけ】

担任した生徒や同僚のM先生の息子さんが
選手として出るなんてことは,
なかなかあることではない。
しかも同じ日の第2試合と第3試合に
次々に登場するのだ。
ホント宝くじのような確率だ。
 
また,今年は「奥の細道」パート3で,
北陸を訪ねることにしていた。
北陸と関西はとても近くて移動しやすい。
これは行くっきゃない!
私の心はこうして決まった。

【台風9号の影響で】

しかし,台風9号の影響で
大会が雨のために2日も延期されてしまった。
このままでは行けなくなってたしまう
と考えた私は,北陸旅行を先に行い,
最後に甲子園に行くことにした。
(これは見事に予想が的中した)

【日焼けで顔が真っ赤に】

昨日の関西地方はうす曇のような天気で,
(とはいえ,時折差す日差しは「刺す」ようにきつい)
試合は予定通り(しかも第3試合は15分も早く)始まった。

最初の第1試合から甲子園入りしたので,
紫外線で日焼けして顔が真っ赤になつてしまった。
何しろ午前7時半から午後3時半まで,
8時間も肌をさらしていたのだから,
これは当然である。
では,前置きはこれぐらいにして,
注目の2試合のことを書くことにしよう。

【明暗を分けた日大三と聖望学園】

徳島北000000000計0
日大三00011000×計2

日大三はとてもついていた。
最初にあげた得点は無安打であげたものだ。
また,2点目はこの試合で打った3つの安打すべてが,
たまたま集中した5回裏にあげた得点。
この2点を守り,9回までしのぎきった。

この試合両チーム合計7つのエラーが出た。
両投手が踏ん張っているのに,
こんな試合も珍しい。

都城商401000000計5
聖  望000000001計1

聖望のエース・佐藤に
都城商の強力打線が襲いかかった。
1回表に取られた4点は
最後まで重くのしかかった。

9回裏に卒業生の西村君が
ライト前タイムリーヒットを放ち,
この日の聖望学園の唯一の得点をあげた。
これはさすがに盛り上がった。
しかし,次の打者の強烈な当たりは
1塁手の正面をつき,
万事休すとなった。

【午後8時半には自宅に】

第3試合後,私は荷物をまとめ,
急いで駅へと向かった。
新幹線に乗ったおかげで,
午後8時半には新所沢に着いた。
これで明日も丸1日「使える日」となった。
(最初の計画では,帰りも「ムーンライトながら」&
「青春18きつぷ」の予定だった。
これだと確実に寝不足になるだろうから)

これで今回の旅行はすべて終わりました。
ご静聴ありがとうございました。
コメントがてらあなたの近況や旅行の話を
教えていただければ幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1回目と2回目の時は「100円パソコン」が
もちろんなかったので,
帰宅してから書いたものである。
それにしても我ながらよく書いたものだ。
(質はともかく量については)
それは「急に思い立った」ように見える旅が,
実は高校時代からの旅の準備のもとで
行われたものであるという思いが,
自然と筆を進ませることになったのだと思う。

ここにお世話になった方々にお礼を申し上げ,
本稿をおしまいにさせていただこうと思います。
ご静聴ありがとうございました!

社会体験学習の3日間

今日から3日間生徒たちは社会体験学習で,
事業所で仕事をする。

私たち教員は巡回もするが,
基本的には学校にとどまり
仕事をする時間が持てる。
その時間を有効に過ごしたいので,
どんなことができそうか
書き出しておこうと思う。

【やらなくてはならないこと】

(1) 教室の整理整頓と花の水遣り(11/25)
(2) 2年選択社会の授業(11/26)
(3) 部活動(2年5名のみ。週末に2つの大会)
(4) 1年3組の採点(12/2にテスト返し!)
(5) 歴史授業の予習(飛鳥時代・奈良時代)

【やってみたいこと】

(1) 「肥さんのー「奥の細道」の旅」編集
(2) 「梅と桜」の研究
(3) 『たの授』の「はみだしたの」を考える
(4) 「勝間本」の読書
(5) ブログの「トップ画面」の模様替え(12/1~)

しかし,「予定は未定」。
どんなことがやれたかは,
またここで報告しますね。

ライアーゲーム2(3)

相手は元ボクサー。
その動体視力を生かして
ジョーカーの位置をつかんでいた。
さすがの秋山も大ピンチ!

しかし,秋山はその上を行った。
17枚すべてのカードをつかんでいた。
パーフェクトシャッフルという手法を利用して,
17枚すべての並びを読み切り
「最強の必勝法」を探り出したのだ。

来週は大将戦で神崎直が登場し,
「回らないルーレット」の戦いを行う。
さらに息詰る対戦は続く。

2009年11月24日 (火)

プロシェッショナル「藤原茂」

藤原は,山口県に住む作業療法士だ。
脳卒中やリューマチで体の機能を失った人たちの
リハビリを専門とする。

園内にはさまざまな工夫がされている。
よくバリアフリーということが強調されるが,
これでは失った機能を回復することにつながらない。
逆に生活の中に「障碍物」を設置し,
機能の回復をめざすバリアアリー(有り!)だ。

移動はわざとスムーズにいかないようにする。
人任せではなく,
自分自身でリハビリメニューを作る。
「こころが動けばからだか動く」という考えから,
園内の高所・低所にクイズを貼る。
(たとえば「天牛」をめくると「かみきりむし」,
「沈菜」をめくると「きむち」と出ている)
体の可動域の拡大と好奇心を刺激するためだ。

「人生の坂道」「青春の階段」「人生の裏街道」
などユーモアたっぷりの園内施設の命名。
ちょうど10mごとに表示される
「あんた通り1丁目」と「あんた通り2丁目」。
「園内通貨ユーメ」によって感情を刺激するため,
「園内カジノ」を奨励する。
「苦しいリハビリ」のイメージがしない。
「楽しいリハビリ」のイメージだ。

何でも人に頼ろうとすると,
なかなか体の機能は回復しないと言う。
「あなたががんばるなら私もがんばる」という
気持ちを引き出すのが大切なところだ。
これは学校教育でも言えることだと思った。。

体の機能を回復だけでなく,
人生も回復させること。
それが藤原のめざすリハビリだ。
「死にたい」と言っていた患者が
「脳卒中になったからこそ今の自分がある」
と言えるまでになる。
素晴らしい仕事だなあと思った。
リハビリのためのリハビリではなく,
その人のためのリハビリとなった時,
人生は再び輝くのだ。

園内でのリハビリだけでなく,
旅行にも連れ出す。
連れ出すのも大変だが,
これで得るものが多いのもまた事実だ。
(林間学校や修学旅行はどうか?)

番組の終盤,まだリハビリ中の南さんに
園内の「水先案内人」をやってもらう試みを
紹介していた。
苦労の末その仕事をやりきった時,
南さんの目には生きていく希望が,
そして藤原の目には熱いものが
浮かんでいたのだった。

藤原の考えるプロフェッショナルとは,
「いろいろな可能性を推測できる。
と同時に優先順位がパッと直感的に見えて,
走りながら考え,修正し,また考える
ということができる人」だそうだ。

藤原のリハビリから私たちが
学ぶことは少なくない。

市内男子バレ「全員集合!」

昨日は上記の練習試合を
我が校の体育館で行った。

本来大会が行われる1週間前には
(今回の場合「所沢市民バレー大会」)
対戦する相手チームとは
試合をしないのが普通だが,
現在所沢には15校中3校しか
男子バレー部がないのを憂(うれ)い,
市内に再び「男バレの炎」が
燃え上がることを願って,
あえて開かせていただいた。

その練習試合の結果。

対上山口中・・・3対0(25ー18,25ー18,25ー20)
対東中・・・2対1(25ー18,23ー25,25ー22)

5勝1敗と勝敗的にはまずまずだったが,
スコア的には失点が多くて
反省すべき点が少なくなかったように思う。
特に「攻撃は最大の防御なり」の教訓が,
うまく生かせていなかった。
今週末の所沢市民バレー大会では
ぜひこの点を改善してもらいたい。

参加していただいた上山口中と東中の
男子バレー部の皆さん,
所沢市内の男バレの興隆(こうりゅう)のため
いっしょに頑張っていきましょう!

2009年11月23日 (月)

OB読書会

私は中学校以来
所沢市上安松にある赤門塾に
お世話になっている。

中学生の時はもちろん生徒として,
その後はOBとして
お付き合いいただいている。

就職後はなかなか読書会にも
参加できなかったが,
昨日はOB読書会として
夏目漱石の『明暗』が課題だった。

私は部活動で読書会には参加できず,
その後の懇親会だけだったが,
長編(文庫本600ぺ)のこの小説をめぐって
さまざまな議論が交わされたようだ。

次回は,中上健次の『枯木灘』。
「梅と桜」の発表の翌日の
月曜日(成人の日)午後2時から。
今度は読破して参加したいと思う。

「梅と桜」で発表予定

一昨日「多元的古代研究会」の和田さんから
メールをいただいた。
1月10日(日)の「発表と懇談の会」で,
例の「梅と桜」という題で話をしてほしいという。

まだ,完成したとは全然言えないが,
自分の勉強になることには間違いないので,
勇気を奮ってお引き受けすることにした。

たぶん文京区民センターで午後1時から
ということになると思う。
参加してみたい方はご連絡を。

なお,本件に関するブログは,
11月3日に書いた「梅と桜~
〈国花〉も九州王朝説を支持していた!」
とその後の4つの「梅と桜」です。

古本の特売(2)

昨日の続き。

お昼頃近所の「ブックオフ」に行って,
「値札のさらに半額」の本を何冊か買ってきました。

本では勝間本ほか4冊を
安く手に入れることができました。
(勝間に言わせると,著者に敬意を表すためには
新本が良いとのことですが,
「背に腹はかえられぬ」ということで)

さらに,ビデオ(これは割り引きにはなりませんでしたが)を
安い値段で買うことができました。
宮崎監督の「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」
「もののけ姫」の3本です。各巻500円ほどでした。
道徳や学活で活用するつもりです。

2009年11月22日 (日)

「AKB48」を調査する

最近よく耳にする「AKB48」というものを
ちょっと調べてみることにした。

「AKB48」で検索すると,
すぐそのサイトに行けるので
読者の皆さんも「ものは試し」で
行ってみて下さい。

それによると,
「秋元康氏による新たなアイドルプロジェクト。
次世代の可能性のある女の子達を発掘し、
いま、最もエネルギーのあふれる街、
秋葉原から新たなアイドルを誕生させます」
ということである。

また,「コンセプトは『会いに行けるアイドル』
オーディションによって選ばれた47人
(2009年1月現在)のメンバーが、
専用劇場である「AKB48劇場」で
毎日ステージを行いながら、
全国区デビューを目指します」
とあり,

5分あまりの紹介動画が
すぐ見られるようになっている。
ダンス,歌のレッスンなど
かなりハードに行われているようだ。

この難関をくぐり,
以下のようなメンバーが
登録されている。

チームA・・・13人
チームK・・・15人
チームB・・・14人
研究生・・・23人

[公演]と称されるショーは,
平日1回,土日祝祭日は3回で,
「平日 17:00~18:30
土日祝祭日 1回目10:00~11:30
・2回目13:30~15:00
・3回目17:00~18:30」と
よどみなく行われるようになっている。

チケットはそれほど高くはない。
「一般男性 3,000円/一般女性 2,000円/
小学生~高校生 2,000円」
といった価格が設定されているが,
ファンともなれば何回も行きたくなるだろうし,
またこのチケット(1回の公演で250枚)は
会員中心(柱の会という)に配布されていて,
要するに「ファンクラブに入りなさい」という
システムに私には見えた。
ちなみにファンクラブである「柱の会」は,
入会金1000円,年会費4000円である。

さらに,ファンならきっと欲しくなるであろう
数千円から数万円のグッズも
用意されているというのだから,
いくらお金があっても足りないぐらいだ。

デフレが懸念されるこの国で,
唯一「デフレ知らずの世界」がここにはある!
と言えなくもない。

アベック出場

新人戦の県大会には男子だけが出場したが,
女子バレー部も大変力をつけてきている。

昨日の市民バレー大会の予選で,
グループ1位通過をしたとのことで,
28日(日)にはアベック出場ということになる。
(男子は「予選免除」)

今ちまたではワールドグランド
チャンピオンズ杯の男子バレーで,
「30数年ぶりにメダル獲得か」
と盛り上がっているが,
中学高校の段階ではまったく様相が違い,
多くの学校が「存亡の危機」に
立たされているのである。

幸いわが校は部員数にも恵まれ,
ここのところずっと県大会に出場できているが,
その秘密の1つは市内の状況。
男子は15校中3校にしか
男子バレー部がないのだ。

それに対して女子は15校すべてに
バレー部がある上に,
市内のレベルがとても高い。
トップの山口中は新人戦で県大会優勝だし,
県大会に出場してもおかしくないチームが
山ほどあるのである。

ちなみに勤務校の女子バレー部は,
新人戦の市内予選で
山口中に破れ市内2位だったが,
「敗者復活」の地区大会でも
同じ所沢の中央中(市内3位)に敗れ
県大会出場を逃している。

今回アベック出場ということで,
もちろん男子もがんばりたいが,
ぜひ女子にも勝ち進んでほしいと思う。

古本の特売

近所の古本屋では,
22日(日)に値段が表示価格の
半額になるそうだ、

また,所沢の古本屋では
同じ日に単行本が500円に。

もちろん買い過ぎに注意は必要だが,
前から欲しいと思っていた本なら
このチャンスを逃すテはない。
あとは,どういうコースで回るかだ!

こうやってまた本が増えていく・・・。

『人生はカレーライス!』

ニッポン放送で編集された本だ。
(セブンイレブンの雑誌コーナーでで入手。
税込み880円)

以前『車椅子のパティシエ』という本を
紹介したことがあったが,
それとは違う番組の
「小倉淳の早起きGood Day!」で
(月~金の午前4時30分~6時)
放送された「忘れられないあのひと言」の
62編が収録されている。

私は最近涙腺が緩んでいて
このテの本にめっぽう弱いので,
買おうかどうか迷ったが,
素直に「自然」に従うことにした。

構成は4章からなっていて,

第1章 辛い・・・ピリッと心に響いた言葉
第2章 甘い・・・ほっこりと笑顔になる言葉
第3章 苦い・・・ほろ苦くしみじみと思い出す言葉
第4章 旨い・・・人生の味わいが凝縮された言葉

それぞれがとても良い「楽章」を奏でていると思う。

一般の書店で売られているものかどうか
私は知らないが,昨日が発売日であり,
裏表紙には「発行/ニッポン放送,
発売/扶桑社」と書かれていた。

本の題名となった「人生はカレーライス!」は,
第4章の最後に収録されている。
北海道でカレー店を開いていたFさんの
波乱万丈の人生を綴(つづ)ったものだ。

他に各章から1つずつだけおススメを
あげてみると,

「金にならない仕事ほど,懸命にやれ!」
「いいお仕事を!」
「嫌なことはすべて避けて生きていきなさい」
「かけた恩は水に流せ,受けた恩は石に刻め」

などがある。

う~ん,もっともっとあげておきたいよ~!

2009年11月21日 (土)

3人の「邪馬台国」の授業

ミニガリ本の2010年1月を
「古田説を扱った「邪馬台国」の授業」
としてみた。

3人の実践を1つの冊子に収録して,
皆さんに見ていただこうという趣旨だ。

西尾一氏の実践「「邪馬台国」はどこだ!」は,
1987年発行の『第4期教育技術の法則化』(39)
(明治図書から大量に発行されたシリーズの1つ)
「歴史授業の全発問・全指示」に収録されている。
3時間に分けてあるのはこの授業だけだから,
それだけ力が入っているということだろう。
その授業の内容は「「魏志」倭人伝」の解読によって
「邪馬台国」に至る方法をとっている。
彼らのグループのリーダーである向山洋一氏は,
どこかで「歴史教育を語るくらいの人なら,
古田武彦氏のことを知っているのは当然」と
書いていたように記憶する。
西尾氏も当然氏の著作は読んでおられると思うが,
参考文献にも1冊も出ていないのが残念である。
安本氏や奥野氏,山尾氏など
古田氏の名だたるライバルの著作は
参考文献に出てくるのだが・・・。
ただ,邪馬台国がかっこ付きで「邪馬台国」と
なっているところにその「証拠」を見るのみである。
ちなみに西尾氏は私と同じ1958年の生まれ。

千葉保氏の実践「古事記「天孫降臨」の授業」は,
『(授業)日本は,どこへ行く?』(太郎二郎社)に
収録されている。(1991年発行)
古田武彦氏の『盗まれた神話』を中心にした授業だ。。
銅矛で国生みをしたという話から
銅矛の出土がどこで多いのかという
考古出土物の分布図も取り入れられており
さすがだと思った。(古田氏は現在「銅鐸による
国生み」説に変わっている)
そして,「国生み神話」のふるさとが
福岡県あたりであることを突き止めていく
なかなかスリリングな授業になっていると思う。
神話をこのように利用して,
古代史の真実にせまっていくのかという
迫力ある実践として読ませていただいた。
古田氏の著作も4冊紹介していて,
勉強してみたい人に便宜を図っている。
あと,この授業を受けた子どもたちの授業評価や
感想が載せてあると文句ないのだが,
そこが唯一残念なところだ。

最後に,僭越(せんえつ)ながら私の実践。
私の「「邪馬台国」はどこだ!」は,
1番古い授業記録によると1993年のものである。
古田氏の『ここに古代王朝ありき』に載っている
考古出土物の分布図をたよりに
「邪馬台国」のありかを探っていくもので,
銅鏡,青銅器の「武器」,鉄器,絹の4つで
検証していく。(板倉聖宣さんの提唱した
仮説実験授業とのコラボレーションである)
生徒たちの授業評価や感想もよく,
(5段階で⑤や④が多数を占める)
私としても3年に1度やるのが楽しみな授業だ。
もうかれこれ20年だから,およそ30クラス,
1200人以上に授業したことになるだろうか。
その時々に入手した吉野ヶ里遺跡出土の
レプリカの銅剣や銅鏡,銅鐸もそろって,
生徒たちに見させながら,触らせながら
授業している。石器や土器もそうしているが,
実物に触りながらの授業は生徒たちにとって
得がたい経験になると信じている。
実際博物館などに展示されている出土物は,
貴重品として見るだけに終わることが多いし,
また金属器にいたっては銅の緑青や
鉄の赤さびだらけで,とてもゆったり
原始・古代のロマンに夢をはせる
というわけにはいかないからだ。

この三連休の男子バレー部

相手校からなかなか電話の返事がなくて
伝えられなかった三連休のくわしい予定。

21日(土)・・・自主トレとなるので,
 テスト期間中にダウンしている自分の体力を
 少しずつアップさせておくようにしよう。

22日(日)・・・午後1~5時の体育館練習

23日(祭)・・・午前8~12時まで3校で練習試合。
 昼食後,引き続き午後5時まで体育館練習

目標は,来週末に行われる市民バレー大会と
狭山経済高校杯(ケーザイ・カップ)である。
それに向けてがんばっていこう!

ミニガリ本シリーズの予告

「読書を楽しむ」(40ぺ,80部)
「行事を楽しむ」(28ぺ,80部)と
せっかく二ヶ月ミニガリ本シリーズが続いたので,
ちょっと「来年のこと」まで考えてみた。
(鬼が笑わなければいいが・・・)

【ミニガリ本シリーズの予告】

2009年12月・・・「肥さんの「奥の細道」の旅」
 → 3年かけて回った「松尾芭蕉の足跡」を訪ねた
   旅行の記録です。

2010年1月・・・「古田説を扱った「邪馬台国」の授業」
 → 西尾一さん,千葉保さん,私の合計3人の
   「邪馬台国」の授業を収録します。

2010年2月・・・「プロフェッショナル」と「カンブリア宮殿」
 → 魅力のある2つの番組を見て私が感じたことを,
   各10編ぐらいずつ収録してみたいと思います。

2010年3月・・・「授業を楽しむ」
 → 〈仮説〉を筆頭に,私と生徒が両方楽しめたと思える
   授業の例を報告したいと思います。

これで何とか3月までの「楽しみ}は確保できそうです。
あなたはどの特集に興味がありますか?

2009年11月20日 (金)

11月後半の予定

11月後半の予定の話。

20日(金)・・・本日。中間テスト(2日目)社会科あり
21日(土)・・・テストの採点。
22日(日)・・・午後部活動。『明暗』読書会
23日(月)・・・1日部活動(午前中3校で練習試合)

24日(火)・・・4クラスにテスト返し。漢字コンテスト

25日(水)・・・社会体験学習(1日目)
26日〈木〉・・・同〈2日目〉
27日〈金〉・・・同〈3日目〉

28日〈土〉・・・市民バレー大会に参加。夜,観劇
29日〈日〉・・・狭山経済カップに参加
30日〈月〉・・・平常授業

12月7~11日に行われる三者面談は,
今日の学級通信で日程を発表する。
最近は「共働き」の家が多く,
細かい日時の指定も少なくない。
(もちろんある程度言ってくれた方が
助かるけれど・・・)

「作問の神」降臨!

生徒に「やる気を出す方法はたくさんある」を
読んでもらった話は,
テストづくりをする私にも
当然当てはめて考えることになる。

私の場合,いくつかの餌をまく方法が有効だ。

たとえば,「これを終えたらビールで乾杯!」とか,
「これを終えたら好きな本(テレビ番組)を読む(見る)」
ということでだいたいOK。

あと,体が疲れていると「作問の神」が
降臨してくれないので,
テストづくりの前日には体力温存,
お酒も控えめということになる。

〈仮説〉の板倉さんは,
自分の機嫌を取るのが一番大変と
言われていたことがある。
あれほど実力のある人でもそうなのだから,
私なんかそれをうまくコントロール
できなかったらとんでもないことになる。

幸い私のやる気はあまりお金をかけずに
起きてくれるので〈ビールで乾杯とか〉,
その点助かってます。

やる気の出し方のコツはたくさんある

中間テストの前日の話。

『海馬』(新潮文庫)の中にある
「やる気の出し方のコツはたくさんある」
という文章をクラスで読み合せ,
(学級通信に載せた)
その後残りの時間をテスト勉強にしたら,
ものすごく集中してやっていた。

ま,これですぐにテストの点数が
上がるということはないだろうが,
「定期テストは,テスト勉強をしてから
受けるものだ」という習慣は,
最低限つけてもらえたかなと思う。

〈仮説〉の板倉さんは,
テスト勉強をしてテストを受けるのは
卑怯なことだと思っていたそうだ。
今の生徒たちにそういう気持ちは
ないと思うが,
小学校の時のように
「何も準備しなくても良い点数が
取れる」というように
中学校はできていないので,
テスト勉強をさせるのは
1つの中学校の課題となってくる。

今年は「家庭学習ノート」の取り組みに
乗り気の生徒が多くて,
担任の私としては助かる。
大学ノートにやってきた家庭学習に,
私は

〈1〉 動物や花のシールを貼り,
(2) 日付をスタンプで押し,
(3) 何回目の提出かを書き込んで
   (10回目!)

時間がある時には「励ましの言葉」を
書き込んで返す。
その繰り返しでやる気になった生徒は,
けっこう学習を習慣にすることができる。

これは「やる気を形にする方法」を
教えているのかもしれないと思う。
私が「100円パソコン」で
水を得た魚のように泳ぎ回っている
(書きまくっている)のと
同じ原理なのかも・・・。

ちなみにここ2ヶ月,
通信費として6880円を
イーモバイル社に払っているが,
NTT東日本に払っている通信費は
3000円台に激減して,
合計額で1万円ほどになった。
これは驚くなかれ,約1万円の削減だ。
別に今流行の「事業仕分け」を
したわけではないけれど。

2009年11月19日 (木)

勝間と香山の間(はざま)で

勝間和代著『やればできる』
(ダイヤモンド社,1500円)が,
12月4日に発売されるそうだ。

本人はそのブログで,
「香山リカ著『しがみつかない生き方』との間で
揺れている人にぜひ読んでほしい」
みたいなことを書いていた。

いや,極論すれば,
勝間和代と香山リカの間を揺れ動いているのが,
私たち(少なくとも私)という存在なのかもしれない。
今私は元気がある時期なので
勝間の本を何冊も読んでいるが,
去年だったら絶対香山の方を選んでいただろう。
(実際『もう「いい人」にならなくていい!』
という本を読んでいたことを思いだした)

1人の人間の中には,
勝間的なものと香山的なものが混在していて,
どちらかだけという人はいないのではないか。
その時どんな状態かによって
求めるものが違っているだけではないかと,
この1年間の「落差」を思って
今書いている次第である。

そういえば去年,
私はこのブログに「いいこと日記」
というのを書いていた。
(日常の中に小さな幸せを
見つけようともがいていた)
あれはどちらかというと,
香山的手法である。
あの「いいこと日記」は
いったいどこに行ったのだろう?

今は意気揚々(ようよう)と「外洋」に
乗り出している気分の私だが・・・。

「楽知んカレンダー2010」その後

先日紹介した「楽知んカレンダー2010」。
サークルなどで販売して,
もう残りは2部だけとなった。

20冊のうち18冊がさばけた
その内訳はというと,
私の身辺での販売・・・2冊
社会科サークルでの販売・・・2冊
浦和仮説サークルでの販売・・・6冊
飯能・日高サークルでの販売・・・5冊
お世話になっている方への
プレゼント&宣伝用として・・・3冊
ということになる。

20冊買うと2割引にしてもらえる。
それとまだ販売開始直後だったということが
功を奏したということだろう。

特に浦和仮説サークルでは,
もっと持っていけばさらに売れた模様。
(1冊なら軽くても,さすがに10冊担いで
移動するのはさすがにきついですから・・・)

だが調子に乗ってまた20冊注文して,
売れ残ったらまずいので
(本とカレンダーではそこが違う)
ここで控えておこうと思う。

でも,宣伝は続けます。
「楽知んカレンダー」で
楽しい週末研究を始めませんか?
時間の使い方が違ってきますよ!

「楽知んカレンダー」の6つの特徴。

(1) 土曜日が1週間の始まり
(2) 科学者の誕生日データ
(3) 季節区分データ
(4) 満月データ
(5) 〈たのしい科学入門〉&
   〈たのしい知の技術〉の心得
(6) 三百文字の偉人伝

楽知ん研究所や仮説社のサイトからも注文できるし,
私個人に頼んでもらってもOK。
とにかく価格が安くなった今回は
試してみるのに最適のチャンスだと思います!
1冊たったの500円です。

2010年1月から2011年3月まで,
合計15ヶ月使えるようになっています。
(1月スタートでも使えるし,
4月スタートでも良いということ)

「紅葉」中学校

昨日は所沢でも冷たい風が吹き,
校舎裏のポプラとイチョウの葉を
だいぶ散らしてしまった。

教務のN先生が
「紅葉がすごいですね」
と声をかけて廊下を通り過ぎた。
「ええ,ここは「紅葉」中学校ですから」
(学校名と「紅葉」を重ねた駄洒落。
百人一首なら「むべ山風を嵐といふらむ」か)
と私が「返歌」を送った。

もう師走の足音が近づいてきた。

2009年11月18日 (水)

ライアーゲーム2(第2話)

昨日は「ライアーゲーム」の第2話だった。
(フジテレビ,火曜午後9時~)

最初の戦いは「ロシアン・ルーレット」だったが,
今度は「17ポーカー」。
私は知らなかったが,
各模様のJ・Q・K・Aにジョーカーを加えた
合計17枚によるポーカーだ。

ポーカーとしてのルールは同じでも,
ジョーカーが入ると全然展開が違ってくる。
2連勝した秋山だったが,
来週は必勝法に気がついた相手に
窮地に追い込まれるという。

う~ん,来週も見逃せないネ!

驚きの「スプーン曲げ」

昨日の選択社会のこと。

前にもこのブログに書いたと思うが,
仮説社で扱っている「スフーン曲げ」をやった。

実はこのスプーンは
トレーシングペーパーに印刷されているのだが,
手のひらの湿気に微妙に反応して
面白いように曲がる。
それを称して「スプーン曲げ」という。
別に鉄製のとか,ステンレス製のとか
言ったわけではないので,
ウソを言ったわけではないでしょ。

一応口上を考えてみた。

「さあ,お立会い。
どなたかスプーン曲げができるという方はいますか?
何をかくそう先生はこの1週間の修行の結果,
スプーン曲げができるようになりました!
〈と言って,本物のスプーンを見せる〉
しかし,これを曲げてしまうと
事務の先生にしかられてしまうので,
今回はこのスプーンでやってみることにします。
〈と言って,トレーシングペーパーのスプーンを見せる〉
では,曲がれ,曲がれ。スプーンよ,曲がれ!
(次第に湿気を吸って曲がる)
はい,スプーン,ご苦労様。
戻れ,戻れ。スプーンよ,まっすぐに戻れ!
(と言って,机の上に置く。
湿気が飛んで,スプーンがまっすぐになる)
今度は4ついっぺんにチャレンジです!
(と言って,4つ分の印刷のものを
同様に曲げて見せる。大きくて迫力があります)
では,みなさんもやってみて下さいね。
(と言って,1枚ずつ配布する)」

これはとても不思議なインパクトがある。
教材費も安く済む(1人数円)。
1枚で1クラス分が十分取れて,
たった100円です。
とても手軽なので,ぜひお試しを!

「異端児」からこそ学べる

今〈仮説〉の板倉さんは
宇宙についての授業書をつくられているが,
それに関連して最近の朝日新聞に
こんな記事が出ていた。

太陽系の外に,
「恒星の自転と逆方向に
回っている衛星がある」
というのである。

もちろん,大部分の衛星はその恒星と
同じ方向で回っているからこそ
それが不思議に思えるというわけだが,
そういう「異端児」がいてくれるからこそ
好奇心も湧き,研究も進むというものだ。

そのほか広い宇宙には,
「数日で公転する木星のような巨大惑星や
非常につぶれた軌道を持つ惑星など,
ユニークな進化を遂げた惑星たちが
たくさんあるらしい」と出ていた。

そういう多様性をしることが,
人間を含めた生物の多様性を知ることにつながり,
ひいては差別克服の一助になればいいと思う。

2009年11月17日 (火)

カンブリア宮殿「アサヒビール」

昨日の「カンブリア宮殿」は,
(テレビ東京,午後10時~)
「アサヒビール」だった。

今やシェアの半分近くを占めるスーパードライで
トップの座に君臨するアサヒビールだが,
かつては「夕日ビール」と揶揄(やゆ)されたり
大変な思いをしたという。

しかし,それまでキリンビールを意識するあまり
「苦味」にこだわっていたが,
それを捨て「すっきり」にこだわったことが
大逆転へのきっかけなったという。

「商品が大切。味が大事」
 → 「商品」を「授業」に,「味」を「授業内容」に

「部下に成功の場を与えよ」 
 → 「部下」を「生徒」に

「お客の悩みを解決するのが営業」
 →「お客」を「生徒」に,「営業」を「担任」に

それぞれ読み替えると,
学校にも当てはまることが多い。

ところが,最近かつての王者キリンビールが
また躍進してきたという。
「第3のビール」での成功だ(シェア40%)。
それに対してアサヒビールは
発泡酒と第3のビールを加えたビール類で
わずかながらキリンにリードを奪われている
というのだ。

今後アサヒビールがどう巻き返すのか?
来週今回のつづきを放送するという。
これでは来週の「カンブリア宮殿」も
見逃せないね!

必要なのは,意志ではなく

今話題の勝間本のうち
「勉強法」のあとがきの手前に,
上記の言葉は出てくる。

全部書くと,こうなる。
「必要なのは,意志ではなく,
仕組みや設備への投資です」

今まで日本では「気持ちが大事」
「意志の強さが大切」と言われてきた(と思う)。
だから,ことがうまく運ばない時,
「気持ち」や「意志」の問題として処理してきた。
〈意志が弱かった等〉

確かにそういう面があることも否〈いな〉めないが,
それより仕組みや設備に目を向けてみることが
活路を見出すのに大事かもしれませんよ
というのが彼女の主張だ〈と思う〉。

人間もまた自然の一部だから,
さまざまな法則性の枠から逃れるのは
とても難しい。
たとえば「慣性の法則」。
それまでの習慣を変えるには,
「気持ち」や「意志」だけでは難しいのだ。
〈たとえばダイエットへの挑戦等〉

地球を脱出するのには,
あれほど大きなロケットが必要ではないか。
今の自分を変えるには,
莫大なエネルギーが要るのだ。
しかし,方法がなくはない。
今までとは他の方法を取ることだ。
自分の行動様式を変えさせてくれる
新たな仕組みや設備を導入すること。
それが必要なのだと。

仮説実験授業の創始者である板倉聖宣さんも
こんなことを言っていた。
「ある束縛から逃れるためには,
別の束縛を自分にかけてやるのが良い」
勝間の主張につながるものが
そこにはあるように思う。

私のここ3ヶ月のブログの生産量は,
〈質は今は問わないことにしよう〉
7月25日に購入した「100円パソコン」に
端を発している。
ブログのトップ画面の模様替えを
する気になったのも同様。
さらに自宅だけでなく,学校,旅行先,
古代史セミナーでの「実況中継」と
その活躍の場は広がっている。

選択社会とものづくり

今年度は,2年選択社会を2クラス持っている。

1学年だけを持つのは気が楽だが,
気分転換に他の学年を持つのもいい。
そう思ってスタートしたが,
これを機会に教材開発について考える
1年間となっている。

2年選択社会は週に1回しかないのだが,
これがなかなか大変だった。
社会科だけの内容で1時間集中力が持たない。
なかなか労力の要るクラスだったのだ。

そこで,前半にものづくり等を入れ,
残り3分の2ないし4分の3を
社会科に充てるという感じでバランスを
とるようになった。
その半年の軌跡を書いておこう。

5月・・・自己紹介,「沖縄」(3時間)
6月・・・変身トランプ,都道府県パズル
7月・・・電卓カード,見返りドラゴン,世界の国名
9月・・・「世界の国旗」,浮沈子,スリーヒント県名テスト
    世界の国々かるた,都道府県かるた
10月・・・歴史クロスワード,優等生ほどできない(?)パズル
    ベンハムのコマ,魚へんの字
11月・・・着地ネコ,「猿岩石ビデオ(アジア編)」
    「猿岩石ビデオ(ヨーロッパ編)」,紙とんぼ

これまでの半年間,
〈仮説〉の授業書や手品,ものづくり,ビデオ,
社会科かるた,1時間ものプリントなど,
いろいろな分野の教材を駆使してきた。

残り4ヶ月。
週1時間の選択社会を
これからもなんとか
「切り抜けて」いこうと思っている。

2009年11月16日 (月)

『ぼく、ドラえもんでした。』

「変化という流れの中で。クレッシェンド!」
という素敵なブログを書いている
イマジュンさんという新任の小学校の先生がいる。

私はだいぶ前から読ませていただき
元気をもらっているのだが,
最新の話題は本の紹介だった。
大山のぶ代著『ぼく、ドラえもんでした。』である。
以下,彼のブログから引用させていただく。

「ドラえもんの声を演じて、26年。
ドラえもんとの出会いから終わりまでが、
優しさとあたたかみのある言葉で書かれてあります。

どの話もグッとくるんですが、なかでも、
第8章「伝えていきたいこと」には、
幼い頃、声を馬鹿にされていたということが
書かれてありました。
大山さんの母はそのことに対して、

「あのね、目でも、手でも、足でも、
そこが弱いと思って、
弱いからといってかばってばかりいたら、
ますます弱くなっちゃうのよ。
弱いと思ったら、ドンドン使いなさい。
声が悪いからって、黙ってばかりいたら、
しまいに声も出なくなっちゃうわよ。
あなたらしくもない。
明日からドンドン声を出すように、
なにか声を出すようなクラブへ入りなさい。
そこで声をたくさん出して、
いくらかでも人様が聞き取りやすい声の出し方、
お話の仕方を覚えなさい」

と言ったそうです。
それから大山さんは、自分の声に自信をもち、
女優としてデビューし、それから、
国民的アイドル・ドラえもんと出会うことになるのです。
くはー。弱さは強さだね!
クレッシェンド!」

大山のぶ代さんのお母さんのアドバイスは,
学べるところ「てんこ盛り」ですね。
特に抽象的に励ますだけでなく,
具体的に弱点を克服するための行動に仕向けたこと。
そこが素晴らしい!
ぜひ私もそんなお母さんに・・・はなれないので,
先生になりたいと思う次第です。

イマジュンさん,良い本を紹介して下さって
ありがとうございます。
これからもよろしくネ!

飯能・日高サークル2009年11月例会

昨日は午後上記の会に参加した。

少し遅れてたどり着いたのは
飯能一中の理科室。
所狭しと今話題の「チリモン」が展開されていた。

チリモンとは,何か?
それは.海でちりめん〈しらす〉を獲る際
いっしょに入ってきてしまう微生物のことだ。
魚の小さいのやえびやかにの小さいのや
その他海に生息する多くの生物の小さい時代のものが
ちりめんに混じっている。
で.ちりめんに入っているモンスターということで.
略して「チリモン」というらしい。

偕成社から『チリメンモンスターをさがせ!』という
楽しい絵本も出ていて.
ぜひ入手したいと思った。
幻戯書房から大人向けにもきしわだ自然友の会の
『チリモン博物誌』が出ている。
いずれも1600円である。
関口さんあたりが,この分野を好きそうです。

それが終わると,鉛筆の芯をビーカーのつっこんで
ゼネコンで充電する文字通りの「電池」。
最初の電池の形はこれだったそうで,
充電し終わったものに線をつなぐと,
ちゃんとオルゴールを鳴らしたりできた。

そのあと,坂上さんによる
「簡単クリスマスリース」を作った。
手順としては新聞紙で輪の形を作り,
その周りに細かく刻みを入れた布を
巻いていくもの。
ベルやひも飾りをつければ,
なかなか素敵なクリスマスリースの完成だ。
小学生が数人参加していたが,
少し手伝ってあげれば彼らにもできた。

223

「簡単クリスマスリース」
どうです?
なかなか素敵でしょ!

さらに私からの資料発表で,
(1) ベンハムのコマ
(2) 「行事を楽しむ」(28ぺ)の紹介
(3) 板倉さんの自宅を訪問した際の写真閲覧
(4) 『楽知んカレンダー2010』の販売
特にカレンダーは昨日と一昨日だけで合計11冊も売れ,
仕入れた20冊のうちあと数冊を残すのみとなった。

最後に佐藤さんの「主」という漢字について
考えていくプリントが配られて,
みんなで楽しんだ。
白川静の辞書がネタ本のようで,
「続編」が期待できそうだ。

昨日は日曜日ということもあって
残れる人も少なく,
丸屋さんと差し向かいで
飯能仮説会館で「情報交換」を行った。
来月は早めに例会を終えて
忘年会を行うらしい。
ぜひ多くの方が集まるといいと思った。

PS 

当日配布されたガリ本『HANNOUからの風09』
(通算84号)に私の関わった2つの資料がでていた。
「屋久島の猿」と「変身トランプ」
やはり載せてもらうとうれしいもんです。

2009年11月15日 (日)

ミニミニ授業プラン「選挙は何歳から?」

たの社メーリングリストで,
私が昔開発したミニミニ授業プラン〈選挙は何歳から?〉を
横山さんが思い出してくれたので,
最新の情報もつけて載せてみる。

横山さんへ みなさんへ

(肥沼です)

ありがとうございます。
思い出していただけてうれしいです。
「選挙は何歳から?」は,私が『たの授』1986年7月号の「はみだしたの」で書き,
1995年4月号で長岡さんの「1時間でできる社会科プランあれこれ」の中に
抄録していただきました。
米国,英国,フランス,西ドイツ(ドイツ),イタリア,ソ連(ロシア),中国の
選挙権の年齢(大人と扱われる年齢)について,
20歳,18歳,その他の3つの選択肢で質問していくものです。
〈この7つの国はどれも18歳です〉
まとめの話は未完成なのですが,
世界の4分の3以上がすでに18歳になっていることを
知らせるつもりで書きました。

2009年10月29日付けの朝日新聞によると,
主な国・地域の選挙権年齢は
17歳・・・北朝鮮
18歳・・・米国,英国,カナダ,イタリア,インド,中国,
     オーストラリア,ケニア,スイス,スウェーデン,
     ドイツ,フランス,ベトナム,メキシコなど
20歳・・・日本,台湾,チュニジア,モロッコ
21歳・・・シンガポール,クウェート,サモア
だということです。

(横山さん)

>  そういうこともあって,本が出るのはうれしいです。長岡さんとの
> コンビというのが,またいい。出口由加子さんによると,竹田さんは
> 長岡二世?でしたっけ。内容も憲法に関わることで,これもいい。
> 選挙年齢を18歳にする,というのが民主党の公約で,政権を
> とったことでもありますから。僕としては肥沼さんの「選挙は何才」
> (でしたっけ)も好きです。これもうまく入れちゃうのはどうかな?
>
>  本をたのしみにしています。
>

起き上がりこぼしのおもり

ある講演会で〈仮説〉の犬塚さんが
「原則とは,起き上がりこぼしのおもりのようなもの。
それを育てることに集中してほしい」
と語っていたそうだ。

犬塚さんにとっては〈仮説〉が「おもり」だった
ということだろうが,
私にとってもそうだったかもしれないなと思う。
28年間いろいろなことがあったけれど,
1度もやめることなく続けてこられたのは
やはり〈仮説〉だった。

ちなみにこれも28年通っている社会科サークルで
毎年1,2回実践報告するその内容は,
90パーセント以上が〈仮説〉だった。
(歴教教・所沢の先生方に感謝してます!)

歴史は繰り返している

「歴史は繰り返す」という言葉は
よく使われるが,
先日の古代史セミナーの内容からいうと,
「今も歴史は繰り返している」
ということになるだろうか。
それはこういうことだ。

実は昭和天皇は「白村江の戦い(および敗戦)」を
学んで育ったそうだ。
しかし,同じ時代日本国民はそれを知らされずに
「不敗の歴史」を国定教科書で学んで育った。
そして,日本国民はあの大敗戦を迎えることになる。

戦後はその反省から,
神々も登場しない,白村江の戦いも載っている
民主的な教科書で学べるようになった。
果たしてそうなのであろうか。

確かに現行教科書に「神々は登場しない」し,
「白村江の敗戦」も掲載されているが,
その戦いの主体がぼかしてあることに
大多数の国民は気がついていないのだ!

『旧唐書』を読むと,かつてわが国は
倭国と日本国に分かれていたという。
その前後を読むとそれが九州王朝と大和政権
(近畿天皇家)をあらわしていることがはっきりする。
(『隋書』倭国伝にも同趣旨の内容が)
倭国は九州王朝のことで,
唐・新羅の連合国に負けたのは
九州王朝だったのだ。(大和は戦っていない)
また,8世紀年末を境にして「評から郡へ」制度が変わり,
「九州年号」から「大和年号」へ年号も変わった等は,
王朝交代の傍証と思われる。

しかし,日本国民が戦争中「白村江の戦い」抜きの
教科書で学んだように,
戦後も私たちは「九州王朝なし」の教科書で学んでいる。
「歴史は繰り返している」
私は私たちが再び「大敗戦」を繰り返さないことを祈るし,
そのための研究・実証をしたいと思う所以(ゆえん)だ。

※ 実は,日本書紀には
「白村江の戦いでの敗北」の翌年正月に
お祝いムード一色の記述がある。
これが「敗戦国」の様子だとしたら,
頭がおかしくなったとしか思えない。
九州王朝が唐・新羅の連合軍に負け,
大和が無傷で残ったからこその
「お祝いムード」だと解釈するしかない。

○○時代イメージ・プリントの構想

授業書がやれる時はいいけれど,
そうでない時は教科書を進めなければならない。

では,どんどん進めればいいかというと,
その単元によってスピードは
さじ加減が必要なように思う。

例えば,弥生時代は2時間でこのように
ビデオと教科書を使い分ける。

(1) 「日本の誕生~原始時代の生活」のビデオと
稲作・金属器・弥生土器などの教科書の内容

(2) 「幻の邪馬台国~女王卑弥呼」のビデオと
「魏志」倭人伝・邪馬台国・卑弥呼などの教科書の内容

弥生時代はこのように時間をかけてやっていき,
まず「歴史ってたのしいな」という印象を
もってもらいたいと思っている。

もちろん〈仮説〉の授業書もやり,
教科書もゆっくりでは
時間がいくらあっても足りないので,
奈良・平安・鎌倉・室町時代は
プリントを使ってどんどん進めたい。

まだやったことはないが,
「これらの時代をそれぞれ1枚のプリントに
収められないかな」と考えている。
これらの時代は,
だらだらやってもその時代のイメージを
はっきりさせられるわけではないので,
思い切ってエッセンスだけをしぼって
「○○時代」というプリントを作るのだ。

奈良時代・・・約80年間・・・これで1枚(通常5時間)
平安時代・・・約400年間・・・これで1枚(同3時間)
鎌倉時代・・・約140年間・・・これで1枚(同6時間)
室町時代・・・約270年間・・・これで1枚(同3時間)

「○○時代イメージ・プリント」みたいな感じだ。
それに,その時代の印象深い話題を1つ取り上げ,
わかりやすいビデオを見せておしまい。

予備校の授業では,板書1枚でその時代の
エッセンスを網羅(もうら)し,ノート指導も
そのようにすると聞いたことがある。
(菅野祐孝の「日本史実況中継」だったかな?)

さすがに江戸時代を1枚
というわけにはいかないけれど,
これらの4つの時代なら可能だし,
かえってその方がすっきりしていいかもしれない。

考えてみると,旧石器時代は人類の歴史の
99パーセントを占めているのに,
授業時数は1時間しかやらない。
それに比べたら各時代に
ちゃんと2時間ずつかけるわけで,
私はけっこういけそうな気がするのだが
いかがだろうか?
ご意見お聞かせ下さい。

『たのしい授業 たのしく教師 1』

昨日の浦和仮説サークルへの行き帰り,
私は上記のガリ本を読んで過ごした。
(創刊号は,「同 0」です)

これは西尾たのしい授業の会が編集しているもので,
若い仮説教師が奮闘している様子を
会の代表の井上さんが応援するために出している
(と私は思っている)。
今のところ季刊ぐらいのペースで,
100部(B5判・中綴じである)作られている。

若い教師の奮闘振りは彼ら自身の言葉で伝えられ,
それが研究会代表の板倉さんやベテランの先生たちの
論文や講演の間にたくさん登場して,
一種独特の世界を作り上げている。

最近涙腺の緩みが激しい私には,
このようなガリ本は「危険」である。
電車の中で読んでいると
さらにその「危険度」は増す。
車内で読書をしている人は他にもいるけれど,
こんな豊かな気持ちにさせてもらえる読書を
させてもらえてとても幸せだった。

工藤が西武に復帰

こちらも同じく戦力外通告を受けた横浜の工藤投手。
だが,彼には西武がすぐ手を差し伸べた。

ちょうどドラフト会議の目玉の菊池投手が
入団することになったことも重なって,
タイミング的に良かった。

西武は若い投手陣が充実してきており,
それに新人の菊池とベテランの工藤が加わることで
投手王国の夢が見られそうだ。
(ちなみに菊池と工藤の年齢差は28。
親子ほどの差がある)

工藤は「もともと一緒に戦っていた
(渡辺)監督を男にしたいし,
優勝の喜びを分かち合いたい」と
西武入りの理由を語ったそうだ。

また,渡辺監督は「今までの経験を生かし,
今年弱かった部分を補ってほしい」と,
16シーズンぶりの古巣復帰となる,
かつての同僚の加入を歓迎したという。

ゴン中山の年俸

ゴン中山がジュビロ磐田から
ついに戦力外通告を受けた。

今季まだ出場はゼロ。
来期もアドバイザーを依頼されているという。
つまり「選手」としては
期待されていないということだ。

プロスポーツは厳しい。
たとえかつて世界で活躍した選手でも,
チーム事情と合わなければ
戦力外通告(クビ)というものが待っている。

当の中山はあくまで現役にこだわっているが,
その年俸は2200万円。
もしJ2のチームに行くとなると,
年俸は600万円にまで下がってしまうという。
(これは私の現在の年額より少ない)

J2なら複数チームが獲得の意思があるらしいが,
果たして来期の活躍の場はどこか。
私は三浦カズのように,年俸にこだわらず
あくまで現役を続けてほしいが,その一方で
「ゴン中山のサッカー解説」も聞いてみたい気がする。

2009年11月14日 (土)

浦和仮説サークル2009年11月例会

今日は午後から
上記の会に参加してきた。

会場は,さいたま市岸町コミュニティーセンター。
参加者は,須崎さん,実藤さん,多久和さん,瀬間さん,
小林さん,長谷川さん,綿貫さん,荒井さん,そして私。

内容は,最近板倉さんが開発を進めている
「太陽系の成り立ち」の授業書案の検討会で,
多久和さんが講師役をして下さった。
(昨日も久喜で検討会があったそうだ)

この授業書案はなかなか面白いところもあるのだが,
逆にいろいろな難点もあって,
その修正案をいろいろと出し合った。

私としては,次の3点が修正点だ。

(1) 第1部で,まずガリレオの発見や業績を顕彰する
(2) その上で第2部で,最近の新知見を紹介する
(3) さらに,絵本『北極星と北斗七星』の対になる
 絵本『南の空でさがそう!~惑星と恒星~』も作り,
 小学校で使えるようにする。
(もちろん中学以上でも役立つものである)

板倉さんは『たの授』1月号に
間に合わせようと考えているようで,
来月も検討会を開く予定である。
(12月は第1土曜日の5日(土)に開催)

その後私が用意した資料の発表をさせていただいた。

(1) 「読書を楽しむ」(40ぺ)
(2) 「行事を楽しむ」(28ぺ)
(3) 「優等生ほどできない(?)パズル」(4ぺ)
(4) 「1学期にやったこと」(2ぺ)
(5) 「板倉さん宅訪問時の写真」

第2土曜日は飯能・日高サークルと日程が
重なるためなかなか参加できないが,
来月も第1土曜日に開催とのことなので,
また何か資料をもって参加したい。                                                           

山形県産のりんご「おうりん」

学級閉鎖・学校閉鎖があったので,
その間の給食の「代替物」として
山形県産の「おうりん」というりんごが配られた。
良い香りのする薄緑をしたりんごである。

せっかくなので,
食べる前にその由来を調べてみた。

(有限会社・須田フルーツのHPより)

「全国で第3位の生産量(山形県)を誇るりんごは、
秋の果物として欠かせないもの。
りんごは見た目に美しく、食べると美味しいだけではなく、
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれているように
健康食品と しても注目されているフルーツでもあります。

須田フルーツのりんごは、無袋栽培という方法で
太陽の光を果実全体 にしっかり当て、
バクタモン栽培との併用でりんご本来の美味しさを
存分に引き出しました。サクッとした歯ざわり、
完熟した香りと甘味をお楽 しみ下さい。

ご案内商品は、「王林」、「ふじ(蜜入り)」となります。
王林(おうりん)
ほんのりとしたりんご独特の香りと、
甘味が際立った品 種です。
野性味豊かな青りんごとして人気があります。
(以下省略)」

では,「いただきま~す!」

222

「おうりん」
とてもさわやかな
甘さでした!

ラスコーの壁画のある洞窟

私も参加している「たの社メーリングリスト」で,
以下のようなたのしい会話を入江さんと吉田さんが
されている様子が伝わってきた。
ここに載せさせていただく。

「(入江さん)
> シャンタルという人が考古学と天文学を結びつけた
> 天文考古学という新しい分野を作ったそうです。
> 今日の地球ドラマティック(NHK教育テレビ19:00~)
> でやっていました。
> ラスコーの洞窟の奥に,秋分(春分)の日だけ
> 太陽の光が差しこむのだそうです。
> 数万年前から,人間は秋分や春分,夏至、冬至のことを
> 知っていたというのです。

(吉田)
先日発見された奈良の遺跡も,
建物の中心線が,太陽のある時期
(秋分か春分か冬至か夏至)
の時の日の出の方向をさしているそうです。

ナスカの絵も中心線が,
春分の日の日の出の方向を指しているそうです。
紀元前3200年頃にできた
アイルランドのニューグレッジ遺跡は,
冬至の時に,昇って来た太陽の光が,
長い通路を通って,墓の最深部を照らすそうです。

しかし,更に古くラスコーの壁画もそうだったとは。
それくらい,昔の人々は
太陽を大切にしたんですね。

エジプトのスフィンクスも,
ピラミッドの守り役ではなく
スフィンクス自体が「太陽神」だそうです」

(肥さん)そんなに昔から人間は
太陽の動きに敏感だったと知って,
とてもうれしく思った。

おそらくこれは農耕の開始時期(種まき等)などと
関係するのだろう。
「地球の公転」の法則性を
うまくすくい取ることができた瞬間だ。
これで「権力」を手に入れることができた人も
いるかもしれない。
また,当然巨大建造物をつくるという形で
これを表現したことだろう。
それが今も残る数々の遺跡というわけだ。

歴史を教えていると時々生徒から
「今の時代に生まれてよかった」
という感想が出る。
これがある意味とても残念だった。
感想が「古代の人も素晴らしい知恵を
持っていたと思った」と変わればいいなと思う。

2009年11月13日 (金)

ミニ授業書の題名について

先ほど竹田さんからメールをいただき,
(たの社メーリングリスト)
今回発行されることになった
ミニ授業書の題名について,
私自身の考えを書いてみた。

「ミニ授業書の題名をどうしたらいいか?
私もそこで悩むと思いました。

(1) 「三権分立」はそのままでいいとしても,
「日本国憲法とその構成」は憲法自体を学ぶわけではなく,
「構成に注目する」ということが大切なので
やはり「構成」という言葉ははずせない。

(2) しかし,「三権分立と日本国憲法とその構成」では
長すぎるし,どこで意味が切れるのかよくわからない。

(3) そこで,やはりシンプルに2つを並行して
「ミニ授業書《三権分立》《日本国憲法とその構成》」が
いいと私は思います。

(4) ただ,仮説以外の人へのアピールも考慮して,
副題として「たのしい「政治」入門」とか
「なるほど「政治」入門」
などと付けるといいのかなと思います」

異なる経過を経て作られた2つのミニ授業書を
無理やり1つにしようとしてもしょうがない。
並立した形で題名を書き,
副題でゆるい結合を持たせる。
それが私の「作戦」だ。

さて,1ヶ月後どうなっていますやら?

穴をあける方法~ベンハムのコマ(3)

先ほど昭島サークル(たのしい教師入門サークル)の
佐竹さんからお電話をいただいた。

いわく「ベンハムのコマをやってみたんですけど,
コマの軸に穴をあける方法が
何かあるんじゃないかと思って電話しました・・・」

さすが,佐竹さん。
いいところに気づいていただいた。
私は興奮していたのか,
当然書いたものと思っていたのだが,
穴をあける方法と軸に何をさすかを
書き忘れていたようだ。

軸にさすものは,ご指摘のように「つまようじ」でOK。
家庭にいくらでもある安いやつで良い。
穴をあける方法・・・実は画鋲を使った。
私も最初はコンパスの先を使ったが,
穴が大きくあきすぎてゆるくなってしまう。
そこで「より小さい穴をあける」のに
画鋲がいいということがわかったのである。
といっても何のことはない,
机の引き出しをながめていたら
目の前に画鋲が転がっていただけのこと。

その画鋲で小さな小さな穴をあけ,
つまようじをぐりぐりと通す。
するとかなりきつくつまようじが固定でき,
回しやすくなる。
もし緩んできたら穴の周りの紙の
「けばけば」のところを穴に戻してやって
「ヤマトのり」を一滴つけ,
「少し待って,ノリが固まったら
もう一度つまようじを通してごらん」
とアドバイスしてあげた。
これでうまくいくと思う。

佐竹さんのおかげで,大事なことが補えた。
ありがとうございました!

PS

電話でもお話しましたが,
今月の昭島サークル(たのしい教師入門サークル)に
部活の大会が重なって私は行くことができません。
ぜひサークルの皆さんにこのベンハムのコマを
紹介していただければと思います。

『さいたまの教育と文化』に「ワクワク科学ランド」の記事

『さいたまの教育と文化』№53に
「19年目の「ワクワク科学ランド」」
という記事を発見した。

埼玉の須崎さんが主催されている会で,
もともと愛知県の山田芳子さんが始められた
「わくわく科学教室」に学んでスタートしたものだ。

私も何回かその案内をいただいたことがあるし,
私も将来所沢周辺で同趣旨の会を
開きたいと思っている。

須崎さんは今年度で定年退職ということだそうだが,
「引退」後もそういう楽しみがあるというのも
仮説実験授業の授業書という存在があるからだろう。
かえすがえすも板倉さんに感謝したいと思う。
(後日聞いたところ,須崎さんは来季も
現役で仕事をすべく申し込んでいるとのこと)

やるべきことはまだたくさんある

昨日の「クローズアップ現代」の内容にはがっかりしたが,
気を取り直すことにした。

大切なのはマスコミにどう取り上げられるかではない。
子どもたちと授業の楽しさや科学の素晴らしさを
共有できる教材をもっともっと開発する
ということなのであった。

真の「革命」は,「革命が起こっている」と
気がつかないうちに行われるものだ!

授業が楽しいのが当たり前。
授業が科学的なものなのは常識。
そうなってこそ私たちの仕事は終わるのだ。
まだその緒についたに過ぎない。
そう考えて前進しよう!

同様のことは古田史学についても言える。
まだまだ私たちが生きている間に
しなければいけないことが
たくさんあると思う。

研究・証明が得意な人はその分野で。
宣伝・普及が得意な人はその分野で。
それぞれの人生を輝かせよう!
それでこそこの世に生まれた甲斐が
あろうというものだ。

なんだか今日は朝からファイトが湧いてきたぞ!
(と言ってもまだ午前3時なので,また寝ますが)

週末には2つの仮説のサークルに参加して,
思い切り楽しんで来ようと思っている。
それが終わったら,
即気持ちを切り換えてテスト作り。
その後三者面談を経て,冬休みにゴールだ。
おっと,その前に3つのバレー部の大会が控えていた。
そちらもがんばろう。

ということで,まだまだやることが
山のようにたくさんある肥さんなのでした!

昨日の「クローズアップ現代」について

「実験が苦手~理科離れする教師たち」
という題名の「NHKクローズアップ現代」を
昨日見た。

分子模型(1メートル枠のものも)
ゼネコン
「分子」という言葉
予想を立てる
お互いに意見を出し合い実験する
イメージが広がる
科学(者)の世界にいざなう
たのしさが大切

こんなにキーワードが出ながら,
肝心の仮説実験授業という言葉が出ない。

また,授業書《溶解》の冒頭は
「ものが水に溶けるとはどういうことか」なのに,
それについて一言もふれられていない。

平林先生が出演していながら,
まるで仮説実験授業という言葉を使うことが
禁止されているかのような感じで
大変もどかしく思った。

「すでにやられていることも結構あるんですが・・・」
というのが仮説実験授業であるということを,
どのぐらいの人が気付いてくれたのだろうか・・・。

やはりテレビ放送には
いろいろな制約があるのかな?

PS

kawaさんへ
本稿が昨日の時点で
「日付が変わってからアップしよう」
と思っていた番組に対する疑問・不審です。
全国の〈仮説〉ファンが同様の思いだったと思います。
素早いコメントに感謝いたします。

2009年11月12日 (木)

本日の「クローズアップ現代」に注目!

竹田さんの「メールde資料」から,
以下のような情報が流れてきた。
〈仮説〉の方,〈仮説〉に興味のある方,
ぜひチェックしておいて下さい。

「11月12日(木)のNHKクローズアップ現代に
平林浩さんが出演されるようです。
理科離れにかかわる特集のようです」

私は最近では,飯能・日高サークルで
平林先生に授業書《燃焼》の授業をしていただいた。
難しそうな実験にも堪能しておられて,
とても楽しく授業を受けられた記憶がある。

また,だいぶ昔になるが,
和光学園の教員をされていた時代に
『しのぶちゃん日記』を著され,
それを感動して読んだ記憶がある。
しのぶちゃんは目が不自由だったが,
平林先生の仮説実験授業を
クラスのみんなと楽しんだのだった。

PS

その後さらにメーリングリストで
武田さんから以下のような内容が届きました。

「NHK総合
午後7時30分~
「実験が苦手、理科離れの教師」

BS2
午前0時10分~(13日) 

番組は30分間」

竹田さんと武田さん,
情報ありがとうございました!

「邪馬台国論争 新たな火種」記事について

奈良県の纒向(まきむく)遺跡で
大型建物が発掘されたことによって,
一昨日朝日新聞の社会面に
上記の記事が載った。

いわく今までの近畿説の弱点だった
「大型建物の有無」という点が補強され,
近畿説に有利になったというのだ。

もちろん北九州説の
「この遺跡は卑弥呼の時期と違う」
との紹介もしてはいるが,
いかにも「近畿説が有利」という
記事の印象はぬぐえない。

新聞は個々の発掘で一喜一憂するのではなく,
文献解釈と考古出土物の両面から
大局的な判断を読者にできるようにする
使命があるのではないかと思う。
弥生時代の青銅器や鉄器,絹などの
考古出土物の分布図をしっかり紹介し,
読者の誤認を防ぐべきである。

ただでさえ現行の歴史教科書で学べば,
近畿説に有利なようになっている。
考古出土物の話は出てこず,
早くから大和政権が力を持ったことが
強調されているのだから。

「学年名簿」が大活躍

新型インフルエンザにかかった生徒が
クラスによっては過半数になる昨今。
その状況の変化に対応するやり方も
大きな転機を見せているようだ。

【学校】

現在誰がかかっていて,
誰はまだかかっていないことを
グラフ的に示すものとして重宝がられているのが,
各学年の一覧名簿だ。
約200名ほどの状況が
いっぺんに見渡せる。
養護の先生の机上にはこれが3枚置かれ,
たとえれば富士山レーダーや
気象衛星「ひまわり」のように,
(我が校の校章はちょうど「ひまわり」であった!)
私たちを見守ってくれている。

この3枚の学年名簿にはすごく意味がある。
全体が見渡せるので,
日々の変化と共に各事象に一喜一憂せず
大局的な判断ができるのだ。
当初クラスで3名が罹患(りかん)すると
即学級閉鎖だったが,
今は機械的にそうはしない。
クラスや学年の状況を見て判断する。
期せずしてグラフの威力と魅力を知った次第だ。
「このクラスはもうヤマを越えたね」とか
「今度はこのクラスに広がりそうだ」とか
広い視野に立って語れるので,
養護教諭と管理職の精神的な安定にも
少なからず寄与していると思う。

【病院】

当初5日ないし7日学校を休むようにと
指示を出していたようだが,
今は「熱が下がったら学校に行っていい」
というところも出てきている。
個人差があるので一概には言えないが,
3日ではまだ早い気がする。
実際そういう生徒で再び発熱し,
欠席する者が何名か出ている。

PS

本稿をアレンジして『たの授』の「はみだしたの」の
原稿にすることにしました。

「新型インフルエンザが依然として猛威を振るっていますが,
その中で重宝しているのが学年名簿です。
病気のことなので個々の事情に一喜一憂しがちなのですが,
学年名簿にその生徒が罹患したかどうか印をつけていくと,
一種の分布グラフのようになって
大局的に学年や学校を見渡せるのです。
その結果養護教諭や管理職の冷静な判断につながり,
より良い指示ができる。
今まで学年名簿がグラフだなんて
考えたことはありませんでしたが,
期せずしてその効用を知った次第。
まだ活用していない学校は,ぜひお試しを!」

なかなかコンパクトにまとめられたでしょ?

2009年11月11日 (水)

うれしかった「学校公開」の授業の感想

10月31日(土)に行われた学校公開の授業の感想が,
昨日職員室の回覧で回ってきた。

その一番上に,以下の感想があってうれしかったので,
以下に転載させていただく。

「実際にレプリカの鏡等を使った授業が
とても理解しやすい内容でした。
どこから出土したものかという質問に
手を上げる生徒は少なくても,
先生から答えが出ると歓声が上がるのを拝見しますと,
きちんと授業を受けている様がほほえましかったです」

これは,私が行った「〈邪馬台国〉はどこだ!」のことである。
鏡や剣・矛などの考古出土物から
「邪馬台国」がどこにあったかを推理していく授業で,
私が古田史学と仮説実験授業の
両方から学んで作ったものだ。
手元に1992年の授業記録があるから,
少なくとも17年以上前から実施している。

「どこから出土したものかという質問に
手を上げる生徒は少なくても」という下りは,
おそらく予想の時のものではなく
理由発表の時のもので,
私ももう少し多く言ってくれるかなと思っていた。
まあ,予想にはほとんどの手を上げていたので
ノー・プロブレム(問題なし)だ。
(クラスによっては理由発表もたくさん出た)

プリント5枚で問題数は4つ。
1時間で終わるので
ぜひやってみて下さい。

「八色の姓」をブログ内検索!

昨日の社会科サークルで話題となった「八色の姓」を,
「新古代学の扉」のサイトで「ブログ内検索」してみた。

すると,古田武彦著『人麿の運命』(原書房)に
「八色の姓」に関することが出ていることがわかった。
そこで,本棚からその本を取り出してみた。

その要点を以下にまとめてみる。

(1) 天武天皇の称号には「真人」の2字がある。
(2) これは「八色の姓」の最上位である。
(3) しかし,天皇は「与える側」ではないのか。
   「自分で自分に授ける」などということがあるのか?

ここで九州王朝という仮説を導入してみる。
つまり「八色の姓」を定めたのは大和ではなく,
九州王朝ではないかとするのである。すると・・・。

(4) かつて天武は九州王朝から「真人」に任命された!
   (その後「白村江の戦い」での敗戦をきっかけに,
   九州王朝が滅亡した)
(5) 大和は「新しい歴史作り」のために
   日本書紀で「八色の姓」を「盗用」し大和の事績とした。
(6) そこで日本書紀は「真人である天武が,真人を任命する」
   という矛盾した形になってしまった。

私は九州王朝説の確かさを
ここでも確認できると思うのだが,
いかがだろうか。

さらに日本書紀をさかのぼると,
「宿禰(すくね)」が称号に入っている天皇もいる。
第I20代の允恭天皇である。
ちなみに「宿禰(すくね)」は
「八色の姓」では第3位のものだ。
(第2位は「朝臣」)
「八色の姓」も多元的に考えなければ,
本当の歴史を考えることに
ならないのではないだろうか。

短時間で必要なことを
かんたんに検索できる「ブログ内検索」を,
これからも活用していきたい。
(現在2200話を越えている私のブログ話も,
時々「ブログ内検索」で過去の記事を捜しています)

社会科サークル2009年11月例会

昨日は上記の会に参加してきた。

おみやげは川口さんの「埼玉中央社会科研究会通信」と
山田麗さんの「『歴史地理教育』10月号合評」だった。
前者はかなり魅力のある研究会で,私も1度参加させて
いただきたいと思っている。後者は,こういう地道な活動が
毎月の機関誌の発行を支えているのだと思った。
(私のおみやげは,ベンハムのコマ,優等生ほどできない(?)
パズル,小冊子「行事を楽しむ」)

さて,メインは私の「古代史セミナーに参加して」。
11月7日,8日に八王子の大学セミナーで行われた
古田武彦氏を囲む会の報告であった。
しかし,話しているうちに「通説と九州王朝説」の違いに
方向が変わり,主に通説の主張を早川さんが行い,
私が九州王朝説の主張を行った。
この勝負はかんたんにつかないように思ったが,
天武天皇の名前に「真人」がついていることが
結構説得力を持ったようなので,
次回はそのあたりをさらに突っ込みたい。

参考のために言っておくと,「真人」は「八色の姓」の
最上位=それを任命したもっと上位者がいる!
ということにもつながる重要な点である。
「八色の姓」を大和の創作と考えると矛盾が起きるが,
もしかしたら「八色の姓」を創作したのは他の王朝で
大和がそれを模倣したと考えれば矛盾はない。
あなたはどう思いますか?

2009年11月10日 (火)

カンブリア宮殿「セコム」

昨日の「カンブリア宮殿」
(テレビ東京,午後10時~)は,
総合警備会社の「セコム」だった。

このテの会社としては老舗(しにせ)だが,
最初の年は「安全神話」の国・日本では
ほとんど人の目に留まらず,
まったくと言っていいほど
契約が取れなかったそうだ。

それが,東京オリンピックの
選手村の警備で実績を上げて
注目されるようになった。
また,「ザ・ガードマン」という番組も
この仕事のイメージアップに一役買っただろう。
最初はもちろん大きなオフィッスから始まり,
今は普通の住宅までカバーする
最大手にのし上がったのだった。
(今は「訪問介護」も手がけているそうだ)

「セコムしてますか?」という
長嶋さんのCMを聞けば,
何のことかわかるように知名度も上がり,
いまや百数十万件の契約を結んでいるらしい。

ところで,あなたが仕事をしているとして,
会社に到着して最初にすることは何だろうか?
出勤簿への捺印(なついん)だろうか?

「セコム」での「正解」は,
「現在持っているお金を申告すること」だそうだ。
つまり「まず我が身の潔白を証明すること」が
仕事のスタートという驚くような内容なのだが,
それが信頼への第一歩ということだろうか?

これが私のような学校の先生だったら?
まず,出勤簿への捺印?
それとも,笑顔やあいさつ?
あるいは,たのしい授業?
果たして,その優先順位は?
それを考えながら今日一日過ごそうと思う。

あと大切なのは,「初動」だそうだ。
ピンチの時に素早く対応することで
信頼を勝ち取っていく。
うん,これならちょっとマネできる
かもしれないネ!

「折々の「肴や」」を作りました!

「祝 開店2周年!!」の気持ちを込めて,
上記の小冊子(17ぺ,50部)を作りました。

パソコンはこういう時素晴らしい力を発揮します。
つまり「同じカテゴリーのもの」を
「時系列」で整理整頓してくれているので,
今回の場合「グルメ・クッキング」
というカテゴリーのところを
肴やが開店した一昨年の10月まで
さかのぼって印刷してしまえば,
ほとんどの原稿がそろってしまうからです。

それ以外に「新潟のキャンプ」の話題と
デジカメの写真から2枚使えば,
あとは印刷・紙取り・製本だけ
すればいいのでした。
そこで数時間でできてしまった
というわけです。

ページをめくっていくと,
この2年間の出来事が
「走馬灯のように」思い出されます。
こういうパソコンの使い方があるよなあと,
今まで何冊も小冊子を作ってきながら
また改めて思う私でした。

なお「あとがきにかえて」のところに
九想さんの「楽家の〝先生たち〟」を
また使わせていただきました。
8年前楽家のために書かれたこの文章は
私の大好きな作品で,
8年後の今も「楽家」を「肴や」と
そのまま読み替えれば
再び輝いてくれると思ったからです。
九想さん,「事後承諾」でごめんなさい!

なお,「もくじ」は以下の通りです。
読みたい方がいればご連絡を!

1.「肴(さかな)や」が開店
2.鹿肉3点セット
3.印象の違い
4.冬型の気圧配置
5.「同窓会」の夜

6.新潟キャンプ1日目
7.   同   2日目
8.   同   3日目
9.料理写真家・肥さん
10.鮪尽くし

11.朋「近方」より来たる
12.キヌガサダケ
13.肴やの1周年
14.あとがきにかえて(楽家の〝先生たち〟)
15.   同

そのあとに.HP&ブログの宣伝と
2枚の写真を入れました。

「巻機山キャンプ場」
作品「スタミナまぐろ納豆」

2009年11月 9日 (月)

社会科サークル11月例会のお知らせ

社会科サークルの11月例会の
レポーターを予定していたSさんが
体調をくずされたとのことなので,
私が急きょ「ピンチヒッター」に立つ。

もしよかったら,今度の火曜日(10日)午後6時に
新所沢公民館までおいで下さい。
2階の第4研修室です。

今回は行ってきたばかりの
「古代史セミナーの報告」で,
古田史学の最新情報をお届けします。
本で買ったら何万円もする情報を
(私はそう信じているのですが)
今回は特別無料で提供しますので,
ぜひおいで下さい。

持ち物は「自分で歴史を考える頭」だけです。
通説にとらわれないしなやかな研究を
参加者の皆さんとしていきたいと思っています。

【予定のお土産】

「古代史セミナーに参加して」4ぺ
「行事を楽しむ」28ぺ
「ベンハムのコマ」2ぺと実物

肴や選集

新所沢に楽家(らくや)があった頃には,
毎年の開店記念日に
「折々の楽家」という小冊子を作って
喜んでもらっていた。

肴やになってから2年になるが,
まだそういう形で貢献していないことに気づき,
先日の2周年のお祝いも兼ねて
小冊子「肴や選集」を作ろうと思う。

今回は写真を入れてみようと思っています。

218

「巻機山キャンプ場」
とても素晴らしい環境です
来年も行きたいなあ

221

作品「スタミナまぐろ納豆」
ぜひ「肴やギャラリー」に
飾ってもらいたいです

浦和仮説サークルの11月例会案内

昨日上記の例会案内をいただいた。

以前はサークル通信にその案内が載っていたが,
今回は両方ともインターネットでの配信だ。

> 11月の例会(11月14日)で,
> 多久和さんが新作の授業書案〈太陽系の成り立ち〉の
> 実験検証を行います。
> 是非多くの方のご参加を
> お待ちしております。
> よろしくお願いします。

たまたま第2土曜日は
飯能・日高サークルもない(翌日に延期)し,
このところ浦和サークルには義理を欠いているので,
行ってこようと思っている。
新作の授業書案を体験できるのも魅力だ。
みなさんもよろしかったらご一緒に!

【予定持参資料】

「読書を楽しむ」40ぺ
「行事を楽しむ」28ぺ
「優等生ほどできない(?)パズル」3ぺ
「1学期を振り返って・・・」2ぺ

2009年11月 8日 (日)

古代史セミナー2009(2日目)

古代史セミナーの2日目の最初は,
1日目の「復習」から始まった。
「途中参加」の私としては大変助かった。

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大学セミナーハウスの講堂にて
講演+質疑応答で
セミナーは行われます

(1) 古事記の冒頭の「矛による国生み神話」は,
 銅鐸によるものではないか。
 「×矛」→「○弟(音)」である。

(2) 福岡県には「都市(といち)」という姓がある。
 これは「「魏志」倭人伝」に登場する都市牛利の子孫かも?

(3) 古事記には,天智天皇や聖徳太子の事績が出てこない。
 これは,古事記作成期にまだ九州王朝の文書が入手できて
 いなかったからではないか。つまり「山沢亡命」のために。

(4) 「福岡県で見つかった正倉院」と「東大寺の正倉院」
 スケールが大きい・・・スケールが小さい
 沖ノ島などに古い遺物・・・701以降の新しい遺物中心
 2つの正倉院の先後関係はいかに?

(5) 古老の話。「ここで安徳天皇が討たれた」
 これは源平合戦の時の安徳ではなく,
 太宰府の紫宸殿の主だった九州王朝の天子ではないか。
 しかも彼を討ったのは,唐の軍隊だったのではないか。

午前中の話。

(1) 「東日流(つがる)外三郡誌」は,稲作についても
 正しく伝えていた。西からの伝播と北からの伝播。

(2) 「高天原」は天上の世界ではなく,
 対馬海流を利用して活動した海人族の世界のこと。

(3) 「石搭山古書目録」に,「天皇記十二巻秘巻」
 「国記十二巻秘巻」とある。捜せば,必ず出てくる。
 石搭山の地下が可能性大。写本で結構。

(4) 武烈天皇に子孫はいなかったのか?
 それはあまり考えられない。
 「東日流外三郡誌」にははっきり書いてある。

(5) 騎馬民族説はやはり無理。
 「好太王碑」にもその痕跡はない。

(6) 「「魏志」倭人伝」の件。「東治」か「東冶」か,
 「戦中遣使」か「戦後遣使」か

(7) 考古学の手本は,徳川光圀の古墳の発掘。
 発掘した後しっかりと祀った。
 われわれも彼の態度に学ばなければならない。

午後の話。
質疑応答のなかで私の興味がピンと来たものだけ,
書き留めておくことにする。

(1) 「「魏志」倭人伝」の30国うち「好古都国」は,
 出雲のことではないか。
 「琴」という音と「古い都」という意味とを兼ねてか。

(2) 狗奴国とは,小銅鐸を祭る国のという意味で,
 これは古いタイプの伝承の1つ。
 鐸手神社とは,銅鐸の取っ手の意味。
 楽器・国生み神話(出雲王朝,こうぬ国)
 武器・国生み神話(九州王朝)

(3) 豊浦宮は「九州年号・白雉」に関係が深い所。
 また,仲哀天皇が亡くなったところ。
 さらに,これに柿本人麻呂が招かれた宮とくれば,
 九州王朝の範囲がはっきりしてくる。
 それがすべて「神籠石群の中」にある!

(4) ヨーロッパの神話も基本的には
 自分たちが前の支配者を倒したことを
 正当化する目的を持って作られている。
 たとえば有名なギリシャ神話も,自分たちが破った
 トロヤ神話を取り入れて作られたものではないか。

(5) 千葉県出身の31歳の青年が特別参加。
 エクアドルに4年住み,古代環境と現代社会の
 共生を考えていくNPOを作っている。
 メガース博士とも会っている。古田さんとも交流。
 バルサいかだで太平洋航海を考えているそうだ。
 彼が見事航海を成功させることを楽しみにしたい。

(6) 「三国志」の誇りは,日出る国である裸国・黒歯国に
 行くことができる=黒潮に乗ることができる侏儒国を
 紹介できたことだったのではないか。(「史記」を意識して)

(7) 荻上さんから「初めての質問者を最優先」
 との「ありがたい言葉」があったので,
 私も勇気を出して「梅と桜」について質問することにした。
 ①「万葉集では梅が多いのに,古今集では桜に逆転」
 ②「梅の原産地が中国南部であること」
 ③「そこに栄えたのが南朝で,臣従したのが九州王朝」
 この伝で行くと,桜ー唐ー近畿天皇家
 という考えに至るがいかがか。
 先行説を知っていらしたら,それも教えていただければ。
 
 → 全体としてはそれでいいと思う。
 梅=九州王朝の暗喩(あんゆ)となっている。
 研究をさらに進めて下さい。

載せられていない話題がいくつもあるが,
私の「能力の限界」もあるのでご勘弁を!

今一度確認しておくが,ブログの内容については,
文責は私こと肥さんですので,
勘違い,聞き間違い等あるかもしれません。
それをお断りしておきます。

謝辞。

午後の部を始める際,司会の荻上さんより
「来年も開催するかどうか」についてお尋ねがあった。
もちろん私は賛成したが,
古田氏は「条件付き」でOKされた。
その条件とは,「荻上さんが健康に
気をつけてくれれば」ということだった。
(多忙のため,荻原さんは一時入院されていたらしい)
自らの健康はもちろん,他の人の健康にも気を使う
古田さんなのであった。

私も健康に注意して来年もまた来たいです。
では,皆さんと元気に再会できることを祈って!
ありがとうございました!!

※ 2日目はライブで書いてみました。
先ほど今年の「古代史セミナー」が終わったところです。

読者の皆さん,
「ご静読」ありがとうございました!

朝からサプライズ

先ほど古代史セミナーの2日目が始まった。
いや,「始まる前」に
以下のような6つのサプライズがあった。

(1) 不二井さんが,関西例会の西村さんが
 このブログのファンだと知らせてくれた。
 〈不二井さんは元小学校の先生。
 〈仮説〉の実践者でもあった〉

(2) 「新古代学の扉」のサイトの開設者・横田さん。
 実は昔,和歌山県で私と会ったことがある。
 〈仮説〉の白浜大会である。

〈3〉 大下さんも「私もブログを読んでますよ」
 ぜひ,感想をコメントして下さいね!

〈4〉 『炭焼王者黄金の謎』の作者・角田さんが,
 同じ埼玉〈久喜市ということです〉というよしみで
 声をかけて下さった。(元小学校の先生。
 〈仮説〉もやったことがある) 

(5) 宮崎さんがら星川清親著『栽培植物の
 栽培と伝播』〈二宮書店〉を見せて下さった。
 もちろん「梅と桜」の件でである。ありがたい。
 さっそく数10枚のコピーをとらせていただいた。

(6) 東京古田会の藤沢さんは,
 川瀬健一さんの『徹底検証「新しい歴史教科書」』を
 その後も続けて買っておられるそうだ。
 戊辰戦争で薩摩が買ったのは,
 薩摩がイギリスから最新兵器を買っていたからだよ!」
 とおっしゃっていた。                                                                   
自由な雰囲気と研究への意欲で,
〈仮説〉の研究会と古田史学の研究会は
とても雰囲気が似ていると思うのだが,
そう思うのは私だけだろうか?

梅と桜(4)

またまた,ネット検索で収穫があった。
無尽の宝庫!?
今日はちょっと長いです。

まず,始めに「桜・さくら・サクラ・櫻」というサイトから。

「昔、サクラの咲き方や花のもちかたで、
その年の稲作の豊凶を占ったとも。
語源も、「サ」はくイネの精霊>、「クラ」は神座(かみくら)のように
<集まりこもっている>の意味ということだが、異説も多い。

そのサクラの花の散り急ぐさまが惜しまれて
詠嘆されるようになったのは、
平安時代の宮廷貴族たちから。
遺唐使が廃止され、日本独特の「国風文化」の
萌芽(ほうが:芽を出す事)と機を一にする。
渡来植物である紫宸殿前庭の左近のウメが
サクラに代わったのも、この時代。
「万葉集」には40首しか歌われなかったサクラが、
「新古今集」では百余首あるのをみても、
平安王朝人がいかにサクラを愛していたかを
知ることができる」

(肥さん) 桜の咲き方やもちかたで,
稲作の豊凶を占ったなんて知らなかったなあ。

次に,前にも登場した富永長三さんの
「梅となにはと仁徳と~盗まれた大王伝承」
という論文です。

「・・・梅の伝来は、万葉歌等によって
七、八世紀といわれている。
するとみかどの始めであり、
梅を類えて歌われる王は仁徳ではあるまい。
 
この時代、朝廷を開き、
梅を中国からもたらすことができた大王は誰か。
それは『宋書』が記す倭の五王、
その最初の大王、倭讃ではないか。
高祖永初二年(四二一)詔して曰く
「倭讃万里貢を修む、遠誠宜しく甄(あらわ)すべく
除授を賜う可し」(『宋書』倭伝)
 
壱与以来途絶えていた中国との国交を回復した大王だ。
当然『宋書』に記された事柄だけが
中国との交流のすべてではあるまい。
倭人伝の例を引くまでもなく、
さまざまな文物がもたらされたであろう。
倭国史に画期をなす時代だ。
それが「なにはづの歌」=倭讃の時代ではなかったか。
 
以上のような理解に立つと
「今ははるべと咲くやこの花」の背景が
鮮やかに見えてくる。
さきほど仁徳雌伏と成功の時代を歌った歌だと述べた。
当然それは仁徳に仮託された倭讃の姿だ。
朝廷を始めたという仁徳像は、
王権一貫を主張する『記紀』には書けなかった。
それが歌集の序文として、
この伝承が残った理由ではないか。
さらに思い至るのは、九州王朝への讃歌「君が代」もまた
一連の歌ではなかったかと(『「君が代」は九州王朝の讃歌』)。
『古今和歌集』・志賀海神社と、
二つの歌のたどった運命が
そのように語っていると思えてならない。
 
仁徳記への疑問は冒頭にふれた。
聖帝の世の意味が、唯三年の免税だけを指すのではなく、
今まで述べてきたような、
仁徳に盗まれた倭讃の業績、
とりわけ中国との関係を重ね合わせて見ると、
聖帝と呼ばれる理由が理解できるように思う。
また『万葉集』のもっとも古い歌が
磐姫の歌であることの意味も
このあたりにあるのではなかろうか。

以前わたしは『万葉集』巻五・梅花の宴の歌々が、
梅=九州王朝のシンボル、という
キーワードを挿入することによって、
新たな解釈が生まれてくることを述べた。
 
また鈴鹿千代乃氏の『筑紫舞聞き書き』からヒントを得て、
梅花の宴の淵源が、
九州王朝の「神事=梅まつり」に始まるだろうことも
述べたことがある。
その「梅まつりしも「なにはづの歌」の新たな解釈から、
倭讃の時代に始まるのではないかと今は考えている。

倭讃によってもたらされた倭国史の画期、その大王の業績は、
じつは仁徳記その他に盗用され、
まだまだ埋れているのではないだろうか」

(肥さん) たいへん魅力のある論文だが,
梅の伝来については
以下のように書くサイトもあった。

「国立歴史民族博物館」のサイト内の
「くらしの植物苑だより」

「梅が海をわたって日本にもたらされたのは、
遺跡から出土する植物の遺体から知る限り、
弥生時代に入ってからのことです。
現在の分布や歴史資料から、
中国が原産であることはまちがいありません。

その中国の前漢の時代には、
都市の緑化に品種改良された梅が
植えられたという記録もあるので、
日本にも観賞の対象となる梅が
持ち込まれたことが考えられます。

その後、唐の時代では、
松・竹とともに潔白貞節を表象するものとして
歳寒の三友(さいかんのさんゆう) とたたえられており、
古代日本に観賞用の花梅がもたらされました。
『万葉集』の 118首もの梅を詠んだ歌は、
花梅の観賞がいかに流行していたかを示しています。
奈良から京都へ遷都されてからも、
花梅は庭木として重要な存在であったことは、
紫式部などの残した多くの記録から知ることができます。

道真が左遷され、太宰府に赴く日、
書斎であった紅梅殿の傍の梅を惜しんで
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」
と詠んだことはよく知られています。
この梅の片枝が道真を慕って空を飛び、
太宰府に根を下ろしたというのが飛梅(とびうめ)伝説です。
梅は祭神道真に不可欠なものとなり、
各地の天満宮には多くの梅が植栽されるようになりました。
道真を神として祭る天神信仰は中世から近世へと高まりを見せ、
梅は信仰とともに一般に広まっていったと考えられます」

(肥さん) どこのサイトだか忘れましたが,
梅は呉音の「ウメイ」から来ているとありました。
それで「木へんに毎」と書くのかと思いました。

新刊・ミニ授業書『三権分立と日本国憲法』 は12月中旬出来上か?

仮説社のホームページに,
以下のような記事が出ていた。

「『たのしい授業』ご愛読感謝 クリスマスセット2009

日頃のご愛顧への感謝を込めて,
たのしいおもちゃの詰め合わせを
大特価でお届けいたします。
下記の8点におまけを1個プラスして,
12月中旬にお届けいたしいます」

12月中旬に届けるということは,
それまでに新刊・ミニ授業書の
『三権分立と日本国憲法』(仮題)が
出来上がるということである。

あと,ひと月。
首の長~くして待ちましょう。
いや,それまでにもできることがありました!
仮説社のホームページからの注文です。
ぜひ1冊(700円+税)といわず,
何冊でも注文して宣伝して下さい。
(確か10冊注文で割引になったと思います)

楽知んカレンダー2010

一昨日,注文していた「楽知んカレンダー」が届いた。
「楽知んカレンダー2010」である。

初めてこの名前を聞く方のために,
その6つの特徴を書いてみよう。

(1) 土曜日が1週間の始まり
  → 週末で゛から「たのしい研究」していきたい人に最適

(2) 科学者の誕生日が載せてある
  → 生徒たちの名前も入れて教室に掲示すると喜ぶという

(3) 季節区分が載せてある
  → 昨日は確か暖かい「立冬」でしたね

(4) 月の満ち欠けが載せてある
  → 月の満ち欠けがわかる「満月方程式」掲載

(5) 〈たのしい科学入門〉&(たのしい知の技術)り心得
  → 板倉聖宣さんや澤上篤人さんの言葉を掲載

(6) 「三百文字の偉人伝」を毎月掲載
  → 同題の本(楽知ん研究所発行。700円)もあり

というような,ご機嫌なカレンダーだ。

週末の過ごし方を変えるということは,
すなわち1週間の過ごし方を変えることであり,
ひいては1年間の過ごし方も
研究的になってくる!(と信じたい)

私は現在土日の日程の欄が,
仮説サークルと部活動でひしめいていますが,
副顧問の時代にはかなり研究をする時間を
作ることに役立ちました。
今もなるべく土曜の午前と日曜の午後に
部活動を入れて,
仮説のサークルに行けるようにしています。
(楽知ん研究所発行。1部500円は,チョーお得!
今回は5000部刷って,値段を大幅値下げを実現した。
楽知ん研究所のHPから注文できる)

もう1冊,昨日ガンジーさんが編集した
『なにわで咲かそう!長期投資の輪!!』
という本が注文どおり送られてきた。
「浪花おふくろ投信」への「応援本」である。
(1冊500円。送料100円)
初版2500部刷っているところに,
ガンジーさんの本気度が表れている。
内容も楽しいので,こちらの方もよろしく!
(注文は,頑慈堂まで。
http://gangesriver.web.fc2.com/)

古代史セミナー2009(1日目)

春日部で行われた県大会からとんぼ返りして,
夕方からは八王子で行われている
古代史セミナーに合流した。
もちろん古田武彦氏を囲む会である。

セミナーはすでに午前10時から始まっていて,
その3コマ目の途中からの参加だった。

今回の新知見をいくつか。

(1) 柿本人麻呂神社の8割は山口県にある

彼が才能を認められて通った都はどこか?
それは豊浦宮である。
浜田と豊浦なら「目と鼻の先」の距離。
それで神籠石が九州だけでなく,
山口県まで囲んでいる謎がこれで解ける。

(2) 観阿弥・世阿弥のすごさ

被差別部落の出身の彼らは,
芸術性と共にするどい権力批判も兼ね備えた
作品を多数残したようだ。

(3) マルクスの宗教批判をこえて

マルクスは「神が人間を造ったのではなく,
人間が神を造った」と言ったが,
それは神と人間を過小評価しているのではないか。
つまり,「神はすばらしい。それを造った人間は
もっとすばらしい。神とは人間(私)そのものである」と。

(以上,文責は肥さんです)

午後6時から7時まで夕食。
いつもながらの豪華なもの。
おさしみ,焼き魚,茶碗蒸し,煮物,酢の物に
五穀米,けんちん汁,漬けもの。

午後7時半から9時半まで懇親会が行われた。
といっても,内容は熱のこもった質問・回答で
講演会とあまり変わらないものだった。

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人気の「懇親会」
たっぷり2時間
質疑応答が行われる

私は朝早くからの県大会の疲れが出たのか,
缶ビールが「睡眠導入剤」となり
かなりウトウトしながら話を聞いていた。
(あとで録音を聞いて復習しよう!)

PS

今回参加された70名ほどの方に,
「肥さんのホームページ」&
「肥さんの夢ブログ」の宣伝をしようと
先ほど思いつきました。
幸い前に作ったB5判の宣伝プリントが
1枚だけリュックに入っていたので,
あとでコピーしまくります!
それを会場の入り口に置く予定。
少しでもアクセスして下さる方がいると
うれしいのだが・・・。

越谷中央のサーブとスパイクの前に屈す

早朝練習を1時間ほどして,
予約していたマイクロバスで
県大会の会場である春日部総合体育館に向かった。
(あだ名が「ウィングハット」といいます)

試合は第2試合。
相手は越谷中央だった。

登録が7名で,全員が2年生。
練習を見た限りでは,
1番と4番に警戒すべきだと思った。

しかし,試合が始まるとその2人以外の選手も
いい動きをしていて(5番のサーブもよく変化していた),
とてもついていけない感じだった。
(1番と4番のアタックは言うまでもなく強烈だった)

ということで,セットカウント0ー2(9ー25,16ー25)で,
越谷中央のサーブとスパイクの前に屈した。

今後の練習は,彼らのようなサーブとアタックを
習得することを当面の目標にしていきたい。

「負け審判」をして,昼食を食べ,
マイクロバスで学校に戻った。
まだ午後2時半であった。

2009年11月 7日 (土)

いざ春日部!

これから数時間後,
男子バレー部は異例の早朝練習を行い,
県大会の行われる春日部に向かう。
「いざ春日部!」である。

今回の県大会は,
新型インフルエンザによる学校閉鎖や
学年・学級閉鎖もあり,
十分な練習ができているとはいいがたいが,
それは相手も同じこと。

今までの三ヶ月で学んできた
「攻撃は最大の防御なり」を意識した
積極的なバレーで活路を見出したい。

それでは,「行ってきま~す!」

パニックに陥らないために

こと新型インフルエンザに関しては
未曾有(みぞう)のできごとなのだから,
あわてず着実にことを進めていきたいと思う。
あわてすぎもせず,油断することもなく。
もちろん過剰防衛というパニックにも陥ることなく。

こういう時には統計的に考えられる人が
(あるいはグラフ的に考えられる人が)
集団の中にいる必要があるなって思う。
だって,新型インフルエンザの怖さと
季節性インフルエンザの怖さと
鳥インフルエンザの怖さを
ごちゃごちゃにしてはいけないもの。

もちろん人の命はどの人のも大切だけれど,
それとこれとは別のもの。
ある意味3つのインフルエンザの怖さを
混同することこそ,
パニックと言えるのではないかな?

ちなみに,3つのインフルエンザの致死率をあげておく。
ただし.これは平均値であり,
年代によってもだいぶ違うことをご理解いただきたい。

新型(豚)インフルエンザ・・・0.4%(メキシコでの調査による
              WHO推定。250人に1人の割合)
季節性インフルエンザ・・・0.05%(2000人に1人の割合)
鳥インフルエンザ・・・60%以上(2人に1人の割合)

参考 重症急性呼吸器症候群(SARS)・・・10%
    1918年に流行したスペイン風邪・・・2%


注 「その病気の名前 致死率(あるいは死亡率)」
で検索するとたいてい出ていますので,
気になる病気はご自分でやってみて下さい。

学級閉鎖

今まで何とか粘ってきたが,
ついに我がクラスも学級閉鎖を
することになってしまった。
(女子で3人のインフルエンザ)
残念だが,しかたがない。

ただし,今回は土日をはさんでいるので,
ある意味「不幸中の幸い」だったかもしれない。
というのは,土日も休んだ日と
カウントされるので,
我がクラスの「休み」は授業時間で
金曜4時間(3校時からのため)+月曜5時間の
合計9時間だけ。
もしこれが月曜1校時からだと,
月曜5時間+火曜6時間+水曜6時間+木曜6時間で
合計23時間にもなるからである。
そういう意味では「不幸中の幸い」だった。

しかし,これまでの我がクラスの
新型インフルエンザでの出席停止は10人ほどで,
そのうち男子はわずかに1人だけなので,
男子についての流行がもう1度来ることが考えられる。
ただし,インフルエンザは発症していないが
体力のある2人が不調だったのを「かかった」と考えると
男子が合計3人かかったと考えられなくもないが。

先日このブログで「先生方のかかった人数」を
若手の3人と報告したが,
実は不調を訴えていた先生方の数はその数倍で,
発症はしていないが新型インフルエンザを
「経験した人数」というのは,
意外に多いのかもしれないと思っている。
そういえば私も,数週間前体調の良くない週があった。

学級閉鎖にはなっても,
私の仕事がなくなったわけではない。
社会体験学習のアポ取りもしなくてはならなかった。
しかし,担任としての仕事は半分に減って
ずいぶんいろいろなことに時間をあてられた。

月曜日は持ち時間がもともと少ない(6分の2)うえに,
それも担任クラスの社会科の授業と学活だけなので,
できたらお休みをもらいたいと考えている。
何しろ週末は県大会があるのだから,
その代休と考えればいいですよね!
自習監督で他の先生をわずらわせないですし・・・。

昨日は,授業2時間,自習監督2時間,
学級閉鎖のため授業がなくなった2時間と,
不思議な「6時間授業」だった。

2009年11月 6日 (金)

梅と桜(3)

「桜 梅 中国 分布」で検索した
「プラジェネミマプラ講座」というサイトに,
以下のような話題が出ていました。

「灯台もと暗し」というやつでしょうか。
古事記についてのことです。

「日本神話の女神、木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)が
富士山の頂上から種をまき、
そこから桜の木が誕生したそうです。
この話は古事記に出てきます。」

この話を私的に解釈すると,
「桜は木之花咲耶姫の昔から日本にあった」
という宣伝のように思えます。
つまり,そう宣伝したかった,
それまでの〈花=梅〉に対抗するために,
そう宣伝する必要があったからじゃないかと思いました。
(ちょっと考えすぎ?)

もう1つ,これは「北の桜さくら」というサイトから。

「嵯峨天皇が南殿の梅の代わりに桜を植えて、
宮中行事として宴を催したのが桜の花見の始まり」
という下り。
梅から桜に植え替えたって,
ちょー怪しくないですかあ。

と,ここまで書いて,
以前「多元」のある号で富永さんが,
『古事談』の中にそのことが書いてあると
指摘されていたのを思い出しました!

今その本(5600円+税もするのですが,
買っておいて良かったあ!)を探してきたので,
『古事談第六』を引用しますね。

「南殿の桜の樹は,本(もと)は是れ梅の木なり。
桓武天皇遷都の時,植ゑらるる所なり。
而して,承和年中に及びて枯れ失せにけり。
よりて仁明天皇改め植ゑらるるなり。
其の後天徳四年九月二十三日,内裡焼亡に
焼失して了んぬ。よりて内裡を造る時,
重明親王式部卿家の桜の木を移し植うる所なり。
件の木は,本は吉野山の桜の木,と云々。
橘の木は本由生へ託く所なり。
遷都以前,この地は橘大夫の家の跡なり。」

富永さんが「多元」に書いておいてくれたおかげで,
「北の桜さくら」のサイトの記事を見た時
ピンときました。
富永さん,ありがとうございます!

なんか,探せば探すほど
新たな話題が見つかりそうです。
今後もこの「梅と桜」シリーズに,乞うご期待!

当面の予定

BOOさんのコメントに返事を書きながら,
私自身が新型インフルエンザに
かからないとも限らないことを思い,
当面の予定を立ててみる。

6日(金) 6時間授業
7日(土) 早朝練習後,県大会(春日部)へ。
      (八王子にて,夜から古代史セミナー)
8日(日) 1・2回戦を勝ち進めば県大会(2日目)
      (それまでに負ければ,古代史セミナー2日目)
9日(月) 
10日(火) 社会科サークル(司会)
11日(水)
12日(木) テスト7日前で部活動停止
13日(金)
14日(土) 久しぶりに浦和サークルへ
15日(日) 恒例の飯能・日高サークルへ
16日(月) ※ ここらあたりでテスト作り
17日(火) ※ 
18日(水) ※
19日(木) 中間テスト
20日(金) 中間テスト(社会はこの日) 部活動再開
21日(土) 休日部活動(※採点も)
22日(日) 休日部活動(※採点も)
23日(月) ※ テスト返し 
24日(火) ※ テスト返し
25日(水) 社会体験学習(1日目)
26日(木) 同(2日目)
27日(金) 同(3日目)
28日(土) 市民バレーボール大会
29日(日) 狭山経済杯(ケーザイ・カップ)
30日(月)

こうして書いてみると,
いつもながら忙しい毎日だが,
また,中間テスト後に通常の授業が
10日ほどもできないことがわかる。
つまり,テスト返しや社会体験学習のため,
1年生の授業が行えないのである。
もしこれに,学級閉鎖が
「追い討ち」をかけたとしたら・・・。

そういえば昨日の退庁時,
担任クラスに2人目のインフルエンザ患者が
確認されたのだった。
もし3人目の患者が出ると
自動的に学級閉鎖になってしまうので,
まさに「リーチ」なのだ。
今朝の生徒たちの出席を祈るばかりだ。
では,「行って来ま~す!」

ヤンキース優勝!松井秀MVP!!

昨日ワールドシリーズでヤンキースが優勝し,
その最終戦で5番指名打者で先発出場した松井秀が
なんと3安打6打点の大活躍して
見事MVPを獲得した。

「このためにがんばってきました!」と
松井秀はご機嫌だが,
ここで困っているのはヤンキースだろう。
というのも,打てても守れない指名打者を
今シーズン限りで放出しようと思っていたら,
後半の活躍でそれがしにくくなり,
その上最後の大活躍だ。

これで放出しようものなら,
ニューヨークのヤンキースファンも
黙っていないだろう。

松井秀としてはしてやったりだが,
ヤンキースとしては
「う~ん,困ったなあ」が
本音のところだろうか。

2009年11月 5日 (木)

新型インフルエンザ「第2波」が来た!?

もしかしたら勤務校に
新型インフルエンザ「第2波」が来たのかも!?

というのは,先週から今週にかけて,
また学級閉鎖のクラスが増えてきているからである。

10月31日(土)・・・1年生1クラス,2年生1クラス
三連休をはさんで,
11月4日(水)・・・2年生3クラス,1年生1クラス
現在4クラスが学級閉鎖になっている。

また,職員室の先生方でも
すでに若手の3人がかかられていて,
大人も例外でないことを証明している。

現在学級閉鎖の期間は5日間。
昨日学級閉鎖になったクラスは,
次に登校するのが来週の月曜日だから,
本当に高熱を出している生徒には助かるが,
元気なのに学校に来られない生徒や
もうかかってしまって
これからかかるおそれがない生徒にとって,
予想外の出席停止が延々と続くのである。

たとえば29日にかかった男子バレー部のO君の場合,
一昨日まで6日間休んでようやく復帰できると思ったら,
朝練を終えた直後の「朝の会」で
クラスが再び学級閉鎖となり,
さらに5日間休まなければならない。
11日連続で授業を受けることができないのである。
かと思うと,先日の学校閉鎖の最中にちょうどかかり,
一日も休まなくてすんでいる生徒もいる。
(O君はもうかかり終えているので,
男子バレー部の練習には出られないが,
県大会の試合には出場できることになっている)

さらに,家族がかかってしまうと「濃厚感染者」として,
その家族が治るまで出席停止となる。
そして,そのうち多くの生徒が次に発症するというわけだ。
また,発症しなければいいかというと,
兄弟姉妹が次々とかかる間
ずっと来られないということにもなる。

11月に入ったということで,
これから季節性のインフルエンザに
かかる生徒も出てくるだろう。
その時も「クラスで3人休んだら学級閉鎖」という
これまでの体制でいくと,
今年度はかなり多くの生徒たちが
「授業を受けない」ということに
なってしまうのではないかと思う。
それをどう保障していくのか?

私は教員生活28年目だが,
いまだかつてない
未曾有(みぞう)の事態なのである。

梅と桜〈2〉

一昨日の私の拙論「梅と桜~「国花」も九州王朝を
支持していた!」に対して,
コメントでツォータンさんが,メールで下山さんが,
それぞれ励まして下さった。
ありがたいことである。
何とか皆さんの期待に応えられるように,
私としても頑張っていきたい。

さて,昨日の前進点。
「中国における梅の分布」と「中国における桜の分布」
というものがあればいいと思った。
私の今の感じでは,桜は北寄り梅は南寄りなので,
視覚的に説得力のあるのではないかと思うからだ。
どこかで入手できないものか。

また,あるサイト(中国に派遣されている人のレポート)に
「梅の北限は江蘇省である」というような表現が使われていた。
つまり中国で梅が穫れるのは南の地域だということだ。
現在中国では国花として「梅」を支持する人が
7割ほどもいるらしいが,中国全土にそれがあるわけではなく,
南寄りの地域に多いということだ。

一方,桜はというと「熱帯地方に桜の名所がある」
という話はこれまで聞いたことがないので,
やはり北寄りの分布になっているのではないかと思う。
また南の地域なら,海抜が高く気温があまり高くならない所。
それもこれも上記の2枚の分布図があれば,
「百聞は一見に如かず」となるのである。

2009年11月 4日 (水)

災い転じて福となす

イチローは今シーズンも200本安打を放ったが,
そのスタートは胃潰瘍で何試合も欠場して
必ずしもいいとは言えないものだった。
それなのに,いやそれだから!
彼は9年連続で200本安打を打てたのだと思う。
つまり人並みはずれた集中力が,
欠場した試合の分も取り戻すべく
働いたと思うからだ。
〈「火事場の馬鹿力」というのもあるしネ!〉

また,〈仮説〉関係ではよく
「どっちにころんでもシメタ」
という言葉が使われる。
人生何があるかわからないし,
何が幸か不幸かもわからない。
だったら,今を大切にすることで
より前向きに進んでいこうということだと思う。
〈「落ち込んでいるヒマ」はないというわけだ〉

ひるがえってこの3日間。
新型インフルエンザによる部活停止で,
男子バレー部は活動できなかった。
しかし,逆に県大会に向けて頑張らなくては!
という気持ちが高まったのではないだろうか。
そんな生徒がたくさんいると思って,
今日の朝練は少し早めに行こうと思う。
準備はいいかな?

PS 「肥さんの夢ブログ」をお読みの方は
おわかりだと思いますが,
この3日間私は絶好調で書きまくりました。
その勢いを今後に生かしたいと思います。

天平を駆けぬけた男と女たち

昨日上記の番組を見た。
(TBSテレビ,午後7時50分~)

唐招提寺の10年にわたる大改修と
(こちらはCGを駆使したドキュメンタリー)
「天平の甍(いらか)」とを組み合わせて,
(人間関係をめぐるドラマ)
なかなか飽きさせない構成になっていた。

今は近鉄のすぐわきにあり,
住宅地に囲まれているのでわからないが,
当時は荒れ地に唐招提寺は開かれた。
それはなぜなのか。

年輪年代測定法も使われ,
金堂に使われている木が
781年(鑑真の死後18年)に
伐採されてものであるということがわかった。
命を懸けた渡航の果てに到着した日本で,
鑑真たちはかなり苦労したと思われる。

歴史自体が1つの優れたドラマなんだと,
この番組を見てあらためてそう思った。

2009年11月 3日 (火)

梅と桜~「国花」も九州王朝説を支持していた!

先日の古賀さんの「黄葉」と「紅葉」の話に刺激を受け,
(「黄葉」=南朝系,「紅葉」=北朝系)
私もかねてより気になっていた
梅と桜について調べてみた。

古田史学では梅が太宰府中心の九州王朝の
「国花」として意識されてきた。
万葉集の第五巻では「梅花の宴」として,
これでもかと梅を愛でる歌が歌われている。
万葉集そのものが九州王朝における歌を
その基礎としているようだから,
これは当然のことである。

一方,近畿天皇家の花としては,
桜や菊であろう。
万が一にも梅とは思えない。

それを背景にしたのだろうが,
万葉集と古今和歌集に登場する花の割合も
大きく違うという。

日本国語大辞典第二版オフィシャルサイト:日国.NET には,
以下のように載っていた。

「「万葉集」で詠まれた花のランキングを調べてみると、
1位は萩で141首、2位が梅の118首、3位は松、
4位は藻、5位は橘、6位は菅、7位は薄、
そして8位に桜の40首あまりが位置する。
梅のほぼ3分の1ほどしか詠まれていないのである。
これが「古今集」になると、
桜の53首に対して、梅は29首と逆転する」

2つの歌集の間の変化は,
九州から大和へ王朝の変化があったとする
九州王朝説にとって有利なように思うが,
いかがだろうか。

さらに,今朝調べてみたところ,
九州王朝にとってご主人である中国の南朝は
梅の産地である。

 「<梅の産地> カリカリ梅の赤城フーズ」には,
以下のように出ていた。

「以前は台湾での梅干用原料の生産が多かったのですが、
最近は殆どが中国へと移りました。
梅のもともとの産地は中国ですから、
中国は梅の栽培に適した土地と言えます。
中国の産地としては、 広東省・福建省・
浙江省・江蘇省 などがあります」

ちなみに,これらの4つの省はいずれも
かつての南朝の海岸沿いにある省である。

一方,近畿天皇家にとってのご主人である中国の北朝(唐)は
桜の産地といっていいところだ。

「花と風景写真 &野鳥」というサイトにはこう出ていた。

「桜は万葉時代の歌にも詠まれていますが,
その数は梅よりも少ないものでした。
それは、梅を愛でる大陸の文化に貴族たちがあこがれた ...
・分布:北海道、本州、四国、九州、
中国東北部、朝鮮半島に分布する」

中国東北部はかつての北朝(北魏)の勢力範囲
といってもいいところである。

つまり,その地域を代表する花が
その国の「国花」として意識され,
それに臣従する国も模倣したという仮説である。
この仮説,なかなかいい線いっていると
私は思うのだが,読者の皆さんはいかがだろうか。

【まとめ】

「国花」も九州王朝説を支持している。
南朝とそれに臣従した九州王朝・・・梅
北朝(唐)とそれに臣従した近畿天皇家・・・桜

※ 萩も九州王朝になじみの花と
どこかで聞いた気がする。
それはまたいつか追求してみたい。

合唱発表会の写真集ができました!

英語のAETの先生が,
合唱発表会の写真集を作ってくれました。

各クラスの合唱の様子や
クラス紹介の様子のほか,
学年全体で撮った超パノラマ写真まで
(こんなの初めて見ました!)
素晴らしいものになっています。

H先生がさっそく模造紙に貼り
2階と3階の広間に掲示してくれましたので,
生徒の皆さんは休み明けに見ることを
楽しみにしていて下さい。

なお,特にAETの先生にお願いして
A2判(A3判2枚分)のものを
クラスように作っていただきました。
教室に掲示したいと思います。
こちらもお楽しみに!

142

2階西広間の掲示物

143

3階西広間の掲示物

144

1年2組の合唱曲
「この星に生まれて」

勝間和江と「楽知んカレンダー」の共通点

一見関係なさそうな両者に
私は共通点を「発見」した!

勝間氏の時間管理についての主張は,
消費・浪費・投資・空費の
4つの時間の使い方のうち,
3番目の「投資の時間」を増やして
ステップアップしていくことにあると思うのだが,
その時間確保のやり方について
「楽知んカレンダー」では,
土・日を週の先頭に置くことによって
週末の研究を意識化するようにしている。
つまり土・日が優先されるように
優先順位をつけているのである。

145

2010年度版は
破格の500円です。
お買い逃しなく!

私にとってはこれまで,
(男子バレー部の副顧問をしていた時期まで)
週末のサークルや編集会議が
「投資の時間」だったわけだが,
これが男子バレー部の顧問に「昇格」したことで
事態は大きく変わってしまった。

現在の私の「妥協案」としては,

土曜日・・・午前中に部活をして,
午後からサークルや編集会議に出る。

日曜日・・・午前中は実家で母の世話をし,
午後から部活をする。

というような形だ。

これだと,両者をともにすることができ,
どちらにも顔を出すことができる。
ただし,体をゆっくり休める時間が
あまりないけれど・・・。

ミニガリ本「行事を楽しむ」ができました

「あと1ページ」(合唱コン当日)を残して
足踏みしていたミニ「ガリ本」の第2弾。
「合唱発表会」を最後に入れて,
昨日ようやく完成しました。
(28ページ×80部)

サークルの資料などにしようと思いますが,
自分も読んでみたいという方は
お知らせ下さい。

146

姉妹版「読書を楽しむ」
(40ぺ)もあります

2009年11月 2日 (月)

漢字で「もみじ」をどう書きますか?

またまた「古賀達也の洛中洛外日記」
(第233話 2009/10/31)
から,興味深い話題が出てきた。
長くなるが,引用させていただこう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

南朝の「黄葉」と北朝の「紅葉」

わたしは京都の化学会社に勤めているのですが、
社員教育の一環として月に一度、京都大学教授の
内田賢徳(うちだまさのり)先生による日本語や
万葉集のセミナーを受講しています。
その10月のセミナーで内田先生から
興味深い史料事実を教えていただきました。

それは、8世紀に成立した万葉集では、
「もみじ」の表記に「黄葉」が使用されているが、
9世紀の漢詩集などでは「紅葉」が使用されており、
これは中国南朝(六朝時代、4~6世紀)に
使用されていた「黄葉」と、
7世紀の唐で使用されていた「紅葉」の影響を、
それぞれが受けたという史料事実です。

すなわち、万葉集は南朝の影響を色濃く受け、
9世紀以降は北朝の影響を
日本文学は受けているのだそうです。

この史料事実は九州王朝説により、
万葉集は九州王朝時代に成立した和歌を数多く含み、
九州王朝が長く中国南朝に臣従し、
その文化的影響を受けていた痕跡と考えると、
うまく説明できそうです。
対して、8世紀以後の大和朝廷の時代になると
遣唐使により北朝の影響を受けだしたものと思われます。
中国南朝が滅亡した後も、九州王朝(倭国)文学は
南朝の影響と伝統を継承したのでしょう。

このように、文学史の視点からも九州王朝説は有力であり、
より深い理解へと導きうる仮説と言わざるを得ません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事に刺激を受けた私も,
さっそくインターネットで検索して
この件についていくつか調べてみた。
本当にインターネットは便利だね。
「万葉集 黄葉」で検索!

(1) 「たのしい万葉集」というサイト

「万葉集:黄葉(もみち)を詠んだ歌」
2009年08月30日(日)更新

万葉集の歌に詠まれる「もみじ」は、
「黄葉」と書かれているものが圧倒的で、
「紅葉」はごくわずかです。
その理由として、「奈良時代には黄色く色づくものが
注目されたためだ」、という説がありますが、
否定的な説もあります。
黄葉(もみち)を詠んだ歌は100首を越えますが、
その多くは、巻8と巻10に集中しています。
黄葉を春の花と対照している歌もいくつか見られます。

(2) 「exiteニュース」 2004年11月11日

「万葉集は「紅葉」ではなく「黄葉」を詠んだ?」

「奈良時代に編纂されたと言われる万葉集にも、
紅葉を詠んだ和歌が80首以上あるそうな。」
「平安時代に編纂された古今和歌集なんかでは、
黄葉よりも紅葉の方が、圧倒的に数多く詠まれているのだ。」

(3)サイト名不明

万葉集では、139例ほどみられます。
そのうちのおよそ半数を秋の雑歌が占めます。
これに対し、散り過ぎることに人の死を重ね合わせたためか
秋の相聞歌にはあまり例がみられません。
 
作者では13例の大伴宿禰家持をはじめ、
柿本朝臣人麻呂、大伴宿禰三中、額田王など
多くの人が詠んでいます。

「紅葉」というのが現代では一般的な書き方ですが、
万葉集では「黄葉」と表記することが一般的だったようです。


(肥さん) 表記には「時代区分」があるとは,
古田史学ではよく言われてきたことだ。
たとえば,ヤマトの表記が
時代によって明らかに違う等。
(中村幸雄「万葉集「ヤマト」考」
『市民の古代』第8集,新泉社)
この「黄葉」もその例の1つだと思われるが
いかがだろうか。

授業書〈不思議な石,石灰石〉発表会

昨日の午後1時~5時半,
故・吉村七郎さんを偲(しの)ぶ会も兼ねる
上記の会に参加してきた。

全部で70名ほどが,
高田馬場にある「早稲田速記」7階の
大会議室に集まった。

第1部は板倉聖宣さんの講演で,
「仮説実験授業書と授業書と吉村七郎さん」
という演題で,1時間ほど話された。
太陽系(惑星)についての授業書に
根を詰めておられるようで,
風邪で声が出にくそうでした。
お大事に!

第2部がメインの授業書発表会で,
小林眞理子さんが由良さんや山本さんの
豪華アシスタントを率いて,
できたてホヤホヤの〈不思議な石,石灰石〉の
模擬授業をした。

141

発表会の様子

136_2

炭酸カルシウムの分子模型
赤色が酸素
黒色が炭素
クリーム色がカルシウム

新しい授業書の誕生はいつでも
ドキドキワクワクするものだが,
今回は特に埼玉での冬の大会をきっかけとして
〈しかも私の「石灰石をお土産に!」という発言が)
授業書の研究再開につながったので,
よろこびも一入(ひとしお)だ。
(板倉さんが最後に手を入れたのか,
前よりさらに使いやすくなっていた)

会場の後部では,
故・吉村七郎さんの持っておられた
教材・教具や書籍の販売もされ,
楽市・楽座のような感じだった。
私も2冊ほど本を買った。

干台さんから「著作選集」を作る話もあり,
吉村さんをめぐって
今後も楽しい話題が続きそうだ。

PS なお,この日『たの授』11月号に
例の『三権分立と日本国憲法』(仮説社)の
話が載っていた。(仮題。予価735円)
クリスマスセットにも1冊入るが,
私としてはとりあえず20冊購入して
「営業」したいと思う。
私のグラフが載れば「著者割引」ということで,
少し安く分けてもらえるかもしれない。

PS2 『たの授』11月号には,
私が提供した3つの「はみだしたの」
(合計16ぺ)も出ていました。
「タンマとは?」
「ダーウィンの映画がアメリカで上映自粛!?」
「6の倍数でタイムをとる卓球の不思議なルール」
ぜひ11月号をご覧下さい。
また,販売促進にもご協力を!
(現在7500冊の発行とのこと。
かつては1万部発行されていたが,
生徒=教員が減ったのと
出版界全体の落ち込みのために
『たの授』もその波を受けている)

第3回 ほのぼのクラシック演奏会

昨日は午後7~9時に,
所沢ミューズ小ホールで行われた
上記の会に参加してきた。

この会の代表をしているS君は
小手指中時代の私の教え子で,
卒業後芸術総合高校に進学して声楽を学び,
さらに芸大に進学すべく頑張っている人なのだ。

会は2部形式で行われた。

第1部 個人の演奏(短めの曲)
第2部 個人の演奏(長めの曲。2人組,3人組も)

そして,最後に出演者全員(6人)が舞台に勢ぞろいして,
私たち参加者も交えての楽しいひと時を過ごす
「第3部」とも言うべき時間が
またこの演奏会の魅力だ。

138

「第3部」の始まり。
緊張感も解けて,
和気あいあいのステージ。

今回は「曲目紹介」のパンフが配られたり,
芝居仕立ての衣装を着て歌ったり,
小道具・大道具を舞台に登場させたりと
さまざまな工夫をして盛り上げていたのも
感心するできごとだった。
(特に女性陣は表情も豊かで,
よりオペラの世界に誘われる感があった)

次回は5月15日ということで,
その先は未定ということだが,
あせらずたゆまず自分たちの力を
磨いていってほしいと思う。

ぜひまた聴かせて下さいネ!

2009年11月 1日 (日)

合唱発表会

新型インフルエンザのために
ミューズでの合唱コンクールが中止になり,
今年は学年ごとの合唱発表会が開かれることになった。
〈合唱コンのように順位はつけないものである〉

その第1学年の合唱発表会が
昨日の5校時に体育館で行われた。
(ちなみに昨日は「学校公開日」であった。
保護者も「マスク着用」!)

クラスの発表に先立って,
学年合唱「夢の世界を」が行われた。
この曲をわがクラスのKさんが指揮をし,
Cさんが伴奏した。

担任の1年2組は,5クラス中2番目に登場した。
本当は全部で6クラスあるのだが,
朝の時点で1クラスがインフルエンザのため
学級閉鎖で帰ったため,
残念ながら5クラスとなってしまった。
〈担任のH先生は心なしか元気がなかった。
ちなみに私が顧問を務める男子バレー部も
この日から活動停止となった。
週末の三連休は文字通り三連休となった〉

最初にKさんとHさんが登場して
クラスの取り組みを紹介し,
その後E君が指揮しCさんが伴奏して
「この星に生まれて」を歌った。

「♪ どんな言葉で 飾るよりも
生きるちからを 持ちつづけて
はるかな空には 虹も輝くから
つよく、つよく、歩きつづけて
河はゆるやかに 時を旅する
広い宇宙の 風に乗りながら

Dreams come true
together 夢をすてないで
Dreams come true
together かならず叶(かな)うから

谷間の小さな 白百合でも
冬を耐えぬき 花を咲かす
何かを探して この星に生まれた
つよく、つよく、愛抱きしめて
雲はおだやかに 海へ旅する
広い宇宙の 風に乗りながら

Dreams come true
together 愛をすてないで
Dreams come true
together かならず叶うから

Dreams come true
together 夢をすてないで
Dreams come true
together かならず叶うから ♪」

学校の体育館なので響きはいまいちだが,
出だしもまずまずだったし,
何よりみんな一生懸命歌っていて好感が持てた。
指揮のE君もずいぶん頑張ったし,
伴奏のCさんはいつも通りの安定した演奏をしてくれた。
全クラス終了後に音楽のT先生から
「バランスが良かったで賞」をいただいた。

その後教室に戻って,
先ほど録音した「この星で生まれて」を何回も聴きながら,
今年の合唱コンクールの取り組みを振り返って
まとめのプリントを記入した。

ミューズで歌えなかったのは
返す返すも残念だったが,
みんなの頑張りで今年もクラスとして
大切なものを手に入れた気がした。

1年2組のみんな,本当にご苦労様!

012

合唱コン「必勝寄せ書き」

137

ステージ上にピアノを配置し,
生徒たちはフロアーに
2段〈角いす使用〉で歌いました

140

美術部の製作してくれた
素晴らしい横断幕

三連休が文字通り三連休に!

新人戦まであと1週間。
週末の三連休も部活に消えていく・・・はずだった。

ところが,突如部員に3名の
インフルエンザ患者が発生。
三連休が文字通り三連休となった。
〈予定では,3日とも半日の練習〉

それをどう過ごしたか。
それを週末の「肥さんの夢ブログ」で報告します。
乞うご期待!

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