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2009年10月27日 (火)

カンブリア宮殿「新型インフルエンザ」

昨日の「カンブリア宮殿」(テレビ東京,午後10時~)は,
新型インフルエンザについての特集だった。

普段は成功した会社の社長から
話を聞くのが村上龍の仕事だが,
今回は彼自身がレポーターとなり,
今大流行中のこの病気に対処する方法を探っていた。

とても内容の濃い番組だったが,
それゆえこのブログで適度にまとめて報告するには
私の能力を越えている。
そこで,項目だけ紹介しておきたい。
なお,この番組は録画してあるので,
希望者にはお貸しできる。

(1) 「心配受診」のために病院がさらに多忙化

従来の慢性疾患の患者さんの受診に加え,
新型インフルエンザへの感染を心配した人たちが
「安心」を求めて病院に殺到している。
病院が本来の機能を果たせなくなっている。

(2) 情報の共有ができていない

国の段階,病院の段階,学校の段階などで
さまざまな情報が流れているが,
それに統一性がなく「何が正しい情報」なのか
みんながつかみかねている。
それがまた不安を助長させる。

(3) ワクチンの絶対的不足の問題

今年度中にワクチンの予防接種を受けられる人は
2700万人だという。
これは日本人の5分の1でしかない。
それは日本のワクチンがわずか中小4社で
作られているところからくる弱さでもある。
かつてインフルエンザの予防接種は
学校で行われていたが,
その副作用の裁判で国が敗訴を続けた結果,
国による全員接種が行われなくなった。
そして,インフルエンザは1994年の法律改正で
接種が国民にまかされた。

(4) 新型インフルエンザも日々変異する

私たちは固定的に考えがちだが,
新型インフルエンザ自身も日々変化している。
やがて今のワクチンで効かなくなる!?
また,今の新型インフルエンザが弱性なのに対して
これから流行が心配される
鳥インフルエンザは強性なのだ。
今回の危機に対応できないようで
果たして鳥インフルエンザに対処できるのか。

村上龍が最後にこうまとめていた。
「今回の新型のインフルエンザへの対処を
〈危機管理〉という点から見てきた。
情報を共有してビジョンを示し実行していく。
これが今うまくいっていないので
問題が噴出している。
しかし,これに立ち向かって
何とか危機を乗り越えられれば,
日本の医療は明るくなる」と。

果たしてそのようにうまくことが運ぶか
私にはわからないが,
自分で情報を得て,自分で考え,
そして自分で行動する訓練をしているのが
今回の新型インフルエンザ騒動なのではないかと思った。

「私への宿題」

(1) みんながマスクをするから自分もするのか?
 私のマスクはウィルスを通さないほどきめ細かいのか?

(2) ワクチン接種することがどれほど重要なのか?
 もし重要だとしたら,いつそれは実現するのか?

(3) 今回の危機管理で学んだことで
 学校で「次回」に活かせることは何か?

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「心と体」カテゴリの記事

コメント

インフルのワクチンはいいけど注射はいやですweep

ってそんなこと言ってる場合じゃないですけどdespair


わたしもあしたからマスクしなきゃですねsign03

ちなみに肥さんは布派ですか?
それとも紙派?

BOOさんへ
コメントありがとうございます。

> インフルのワクチンはいいけど注射はいやです
> ってそんなこと言ってる場合じゃないですけど

アメリカで流行っているワクチンは
鼻からシュッと入れるやつのようです。
針ではないので痛くもありません。
ただし,日本政府が認めていないやり方なので,
費用は2倍の6000円で,
しかも「自己責任」だそうです。

> わたしもあしたからマスクしなきゃですね
> ちなみに肥さんは布派ですか?
> それとも紙派?

以前は断然布がいいと思っていましたが,
効果が同じなら紙の方が軽いので
今は「紙派」でしょうか。

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