« 楽天が大逆転で66勝目 | トップページ | シルバーウィーク練習(1日目) »

2009年9月20日 (日)

久しぶりの古田武彦氏講演会

昨日は久しぶりに
上記の講演会に出かけてきた。
このところ古田氏の話を聞いていなかったので,
どんな話が飛び出すか期待して参加した。

場所は,日本テレビの近くの日本教育文化会館
「エデュカス東京」。
演題は,「日本の生きた歴史と寛政原本」だった。

最初に古田説のあらましを話し,
その後で各論的な話をした。
私が印象に残ったものを
いくつかしよう。
文責は私にある。

(1) 古事記には銅鐸が載っていた

大阪に鐸手(ぬで)神社がある。
古代には銅鐸を「ぬ」と読んでいたらしい。
今まで「天の沼矛(ぬほこ)」と思っていたが,
真福寺本で確認したら,
「矛」ではなくて「弟」だった。
つまり「天の鐸弟(ぬおと)=鐸音」であった。
銅鐸でかき回した音が,
「コウロコウロ」としたのではないか。
原文改定は実に多い。

(2) 「本物の正倉院」発掘!

東大寺の正倉院は,通称・正倉院だ。
33m×9mで,それが3室に分かれている。
全国各地の米を収納するのには狭すぎる。
このほど福岡県太刀洗市で発掘された上野遺跡は,
東西150m×南北175mの方形の敷地の中に
掘立柱建物が10棟以上計画的に配置されている。
掘立柱建物のうち13棟が高床式倉庫で,
当時の税である大量の米を収納した
「正倉院」と考えられるという。

(3) 応神天皇陵の発掘を

「仁徳天皇陵」=大山古墳はおそらく
盗掘されているだろうが,
応神天皇陵はたぶん大丈夫だろう。
大陸から伝わった貴重な論語や千字文が
発掘できる可能性がある。

(4) 部落の言語には本来の日本語が

被差別部落の分布図と
古墳の分布図は重なる。
広開土王の碑に記されているのは,
彼が征服して墓守をさせている人々のこと。
それと同時代の日本の古墳の主も,
自分が征服した部落の人々に
自分の墓の墓守をさせたのではないか。
つまりそれが被差別部落の始まりではないか。
部落の言語には本来の日本語が
たくさん残されているので,
これから研究していく必要がある。

(5) 原爆を投下した人々のために祈る

古代には「敵祭」の風習があった。
広島に原爆を投下した人々のために祈る
「ヒロシマ」記念碑を建てたい。

(6) 古田説関係の著書が続々登場する

久慈力『法隆寺ミステリーの封印を解く』
(現代書館)

角田彰男『炭焼長者黄金の謎』(原書房)

その他,古田氏自身の著作もいろいろ。
「古代史コレクション」は,
すべてミネルヴァ書房刊で,
3000~3500円。
書き下ろしの「日本の生きた歴史」
という文章がついているそうだ。
人物・事項・地名索引も各巻に掲載。

『「邪馬台国」はなかった』
『失われた九州王朝』
『盗まれた神話』
『邪馬壱国の論理』
『ここに古代王朝ありき』
『倭人伝を徹底して読む』など。
11月の中旬から順次刊行予定。

ほかに『マンガ「邪馬台国」はなかった』
も刊行予定とのこと。(12月上旬)
こちらは2200円。

これから毎月のように
古田氏の本が出ると思うと,
もう一度学びなおそうという気持ちになるし,
また他の人にも紹介できる
チャンスができたと思う。
このブログでも紹介していきたい。

« 楽天が大逆転で66勝目 | トップページ | シルバーウィーク練習(1日目) »

古田史学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 楽天が大逆転で66勝目 | トップページ | シルバーウィーク練習(1日目) »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ