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2009年8月 5日 (水)

『野村再生工場 ~叱り方,褒め方,教え方』

野村克也著,角川oneテーマ21新書,
705円+税の上記の本を読んだ。

野村監督自身が「再生」してきたという
意識はなかったが,
第五章は「私の人生もまた再生の歴史がある」
という内容となっていて,
自らの経験を後輩のプロ野球の選手にも応用し,
「再生」のアドバイスをしているような感じだ。

貧乏から脱出しようと
テスト生として南海に入団し,
1年目で「クビ宣言」に遇う。
そうはならじと打撃を鍛えて1軍へ。
ところがプロの世界は甘くなく,
投手にマークされて2割5分以上打てなくなる。
それをデータとクセの研究を重ねて
一流の選手になっていく様子が
わかりやすく書かれている。
(これがデータ野球や投球コースをを5×5や
9×9に分割して考える「野村スコープ」のもと)

「失敗」と書いて「せいちょう」と読む。
とは野村監督がよく言うセリフだが,
まさにそれを地で行っているのが
本人の生き方なのであった。

「再生」の実例としては,
弱気な投手に対しては内角を強気に攻めるために,
また球速の遅くなった速球派投手に
投球の幅を広げさせるために
シュートなどの変化球を覚えさせたりしている。
また,先発完投型の投手のあり方を捨てさせ,
クローザーがもう1つの勝利への
大きなカギになることを示した。

打者に対しては個人記録→チーム成績
という考え方を改めさせ,
逆にチームバッティング→個人成績の向上を
目標にするようにさせた。

『ああ,監督』と同様,
今回も教育論として読んだ。
野村監督の本は他の分野にも応用可能なので
人気が高いのだろう。

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