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2009年1月23日 (金)

淡路島の弥生鉄器工房

今日の朝日新聞の朝刊に
淡路島で弥生時代最大規模の
鉄器工房群が見つかったと出ていた。
「近畿初,邪馬台国論争に波紋も」と。

内容を見てみると,海抜200メートルあたりに
(ということは高地性集落か)
17棟の竪穴建物群が見つかり,
そのうち10棟の床面に強い熱で
赤茶色に焼けた炉跡があったという。

出土物は斧の可能性がある大型鉄器や
(長さ約20センチ,約560グラム)
矢じり,鉄片など約70点の大量出土である。

しかし,海をはさんで両側の
兵庫県側と香川県側は弥生鉄器の産地であり,
その中間に位置する淡路島で
鉄器の出土があっても,
なんら不思議ではない。

むしろ「近畿初」と強調されるほど
「今まで近畿では出土していない」というのが
本当のところなのだ。

ぜひこういう記事には,
現在までの出土分布図を付けてほしい。
でないと,読者がその記事だけから
勝手に判断して読み取ってしまうだろうから。
(まさか,それが狙いということではないと思うが)

付け加えると,弥生時代の鉄器の出土は,
まず北部九州が圧倒的で,
それに次ぐのが先ほどの地域。
大和からは残念ながらまったく出土していない
というのが現状である。

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