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2008年12月29日 (月)

九州の式内社の少なさ

私のお気に入りサイト「新古代学の扉」の
人気コーナー「古賀事務局長の洛中洛外日記」に
またまた興味深い記事が載っていたので,
転載させていただく。
話題は,九州の式内社の少なさについてである。 
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本年最後の関西例会が12月20日に行われました。
今回は竹村さんから面白いデータが発表されました。
『延喜式』神名帳に記された三千社以上の
神社の国別・都府県別棒グラフです。
それを見ると、壱岐対馬を除く九州が明らかに
神社数が少ないことがわかるのですが、
この史料事実は九州王朝説でなければ
説明困難ではないでしょうか。

神名帳に記載された神社は式内社と呼ばれ、
いわば近畿天皇家公認の神社であり、
恐らくは経済的支援も受けていたことでしょう。
その式内社が九州島(壱岐対馬を除く西海道)が
他と比べて明らかに少ないというのですから、
九州には近畿天皇家が公認したくなかった神社が
数多くあったと考えざるを得ません。

これら非公認の神社こそ、
九州王朝に関連がより深い神社であったことは
容易に想像できます。
従って、式内社から洩れた九州の神社を丹念に調べれば、
九州王朝が祀った祭神、あるいは九州王朝の天子が
祀られていた神社を発見できるかもしれませんね。
 
なお、壱岐対馬は島国でありながら、
比較的式内社が多く、
このことも九州王朝と近畿天皇家の関係を考える上で、
貴重な史料事実と思われます。
すなわち、壱岐対馬など天国領域は
九州王朝だけでなく近畿天皇家にとっても
保護すべき共通の祖神を祀る神社が多かった証拠でしょう。

こうした式内社分布の分析は、
母集団が三千以上であることから、
比較的安定した信頼しうるデータと方法と言えます。
どなたか、更に分析されてはいかがでしょうか。
きっと、歴史の真実が見えてくると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
統計的・数量的資料であることが
まず魅力的だ。
また,3000という母体数は
資料数的にも説得力がある。
これらの数字やグラフが知りたいが
何とか「新古代学の扉」のサイトに
載せてはいただけないだろうか。

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