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2008年6月 5日 (木)

待望の書ついに刊行!

昨夜,以下のメールが届いた。
待望の書がついに刊行される。
みなさん,奮って本の注文を!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは、オンブックです。

新刊発売お知らせ機能をご利用いただき、
ありがとうございます。
ご希望の書籍が発売されましたので、
ご報告差し上げます。

●『東日流[内・外]三郡誌 
-ついに出現、幻の寛政原本!-』
http://www.onbook.jp/bookd.html?bid=0069

2006年、幻の書である『東日流外三郡誌』の
寛政原本が発見された。
資料としても貴重な原本を写真撮影し、
古田武彦さんの解説つきで出版。
日本の古代史の1ページに、
新たな光をあてる画期的な1冊。
古田武彦、竹田侑子
/ 5000円(税抜) / オンブック

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

古田氏がいつも書いているように,
「寛政原本」はスタートであって
ゴールではない。
これから本格的な研究が始まるのだ。

と同時に,これは「0からのスタート」でもない。
「明治写本」をまじめに研究してきた者にとって,
この「寛政原本」の出現は,
「第2のスタート」になるのだ。

歴史研究というものは,
真摯に向かい合う者に対しては
ちゃんとその報いを与えてくれる。

「寛政原本」を新たなきっかけとして,
私も真摯に歴史研究をしていきたい。
(6/5)

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コメント

 本日この本を入手しました。ざっと解説を読み寛政原本の写真を見ましたが面白いですね。今回出現した「寛政原本」と内容も形式も完全に一致する「明治写本」はないとのこと。つまり明治写本の原本である寛政原本はまだ発見されず、それとほぼ同じ内容だが別系統の寛政原本が今回発見されたと考えられると。きっといくつも書いたのですね。おそらく第一次稿本・第二次・・・という具合だったのかもね。これをきっかけに秋田孝季と和田吉次の著書の全体が学問的に検討されることを期待しますね。
 「和田家資料1~4」も一通り読みましたが、興味深い記述が満載でした。三郡誌も含め、これらは近世史資料としても面白い。伊達政宗のヨーロッパ遣使の乗船が当時秋田にいた秋田氏お抱えの船大工の手で安東船の設計図を元に作られ、外形は西洋船に似せてつくったという所伝。そもそも正宗が遣使を思い立ったのが、大坂の陣で堺に軍兵を運んできた安藤船を見、その来歴を秋田氏に聞いて興味を持ち、家康の承認の下に動いたと。しかし遣使が帰ってきたときには家康は他界し、幕府は秋田氏が海外貿易によって大きな力を持たないよう海のない三春に転封したとか。同じ時に勝手に使いを海外に送った罪で伊達氏を改易しようとしたが、正宗に凄まれて断念したといのも興味深い。
 サン・ファン・バウチスタ号は誰がどう作ったのかが謎でしたが、この書の記述で謎が解けるわけです。この遣使に同道してメキシコまで行き、メキシコの古代文明の遺跡などを見てきた秋田藩士の手記もありました。興味は尽きませんね。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

私も今晩『東日流[内・外]三郡誌 
-ついに出現、幻の寛政原本!-』を
入手しました。

「今回出現した「寛政原本」と内容も形式も
完全に一致する「明治写本」はない」
というのは,私はある意味で当たり前だと
私は思っています。
つまり,「もう保存に耐えられない」と
思われるほどボロボロのものから
写本していくのが自然の気持ちだと思うのです。
「まだ持ちそうだ」と思ったら,
後回しにされるでしょうから・・・。
とはいうものの,私が1年半前に実物を
拝見したものも,本当にボロボロの
虫食い状態のものが多く,
(この本のような白黒写真では分かりにくい
のですが)「人に見せるより先に保存措置を!」と古田さんに言いたくなるほど
傷みが激しいものでした。

「和田家資料1~4」については,
私は「3」しか持っていないのですが,
「「東日流外三郡誌」を福沢諭吉に見せたが,
期待が裏切られた」というあたりが
特に印象に残りました。
「1」「2」「4」も入手したいです。

 今回出現した寛政原本と「内容も形式も完全に一致する明治写本(それを活字化した刊本)はない」というのは、明治以降に破損して読めなくなる危険のある原本を書写したとき少し変えて書写したということではありません。解説の86・87に書いてありますが、今回発見された寛政原本は明治写本の元となった寛政原本とは異なる別系統のもので、明治写本のもとの原本は書写した和田長作氏によって1931年ごろにどこかに秘蔵されたということです。
 なお和田家資料はネット書店などのリストでは1・2巻は乗っていませんが、出版元の北方新社(小野印刷所)に連絡すれば送ってくれます。3をお持ちなら℡番号はお分かりかとおもいますが、小野印刷所のサイトは、ネットで「和田家資料」と検索すれば出てきまして、そこで「問い合わせ」のコーナーからメールを出すのが一番早いかと思います。4はネット書店からも購入できます。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
「別系統」のものがまだどこかにある
ということなのでしょうか。
そうすると今後それが出現するということも
あるということですよね。
ぜひそれを期待したいところです。
「和田家資料」の「1」「2」「4」
さっそく手に入れて読んでみたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

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