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2007年11月 3日 (土)

今月の手品・2007年11月

今月は,2つの「手品」を用意した。
1つは「弾むボール・弾まないボール」。
もう1つは「成長するサイコロ」である。
今回はとっても「教育的」手品です!

まず,「弾むボール・弾まないボール」から。

「ここに2つのスーパーボールがあります」
といって,弾むボールと弾まないボールを見せる。
(仮説社で525円で買ったもの)
「まず,右手のボールに弾んでもらいましょう」
といって,教室の床に弾ませる。
ボールは見事に弾んで私の右手に戻る。
「う~ん,今日も絶好調って感じですね」
などと言って,もう一度弾ませる。
「なかなか場の空気が読めていますねえ」

「次に,左手のボールに弾んでもらいましょう」
といって,教室の床にはずませる。
・・・ドスッと床にくっついた感じで全然はずまない。
「あれ,おかしいですね。もう一度やってみましょう」
もう1回やる。また,ドスッと床にくっつく。
「う~ん,空気が読めていませんねえ。
ここで弾んでほしいところなんですけどねえ」
などと言って困った顔をする。

「この弾まないスーパーボールは,
これまでのスーパーボールの世界では,
仲間はずれにされたかもしれません。
しかし,彼は時に人の命を救う
スーパーボールになることがあるのです。
誰かこのボールの正体を
知っている人はいませんか?」などと言う。

たいてい数人から
「衝撃を和らげるゴムじゃない?」
などと出てくるので,
「その通り!この弾まないボールには
〈弾まない〉という素晴らしい特徴があるのです。
だから衝撃を受けてもそれを伝えず,
人の命を守ることができるのです。
地震の多い日本ではこれから
たくさん活用されていく技術でしょう」

「みなさんの仲間にも,一見人と違った
性格の人がいますね。
でも,それが時にみんなを救ってくれる
大切なものなのかもしれません。
友達は大切にしたいものです・・・」等。

もう1つは,「成長するサイコロ」。

「ここに2枚の黒い皿を合わせたものがあります。
おや,何か入っているようです」
といって皿をふる。
「何か小さいものが入っているようです」
といって右手で教卓に1枚の皿を置く。
中には小さいサイコロが1つ入っている。
これを胸のポケットにしまい,
皿を先ほどの形に戻す。

「おや,さっきの小さいサイコロが
戻ってきたようです」といって,
今度は左手の皿を見せる。
すると大きさがさっきのサイコロより
だいぶ大きくなったものが現れる。
「小さかったサイコロが成長して再登場しました。
もっと成長してほしいと思うので,
もう一度やってみましょう」
といって再び皿を閉じると,
あ~ら不思議,さらに大きくなったサイコロが
みんなの目前に現れる,というもの。

実は皿の数は全部で3枚あり,
左手の中ぐらいのサイコロを出す時には
1枚だけ皿をつかみ,
大きいサイコロを出す時は2枚とも
皿をつかんで(中サイコロを大サイコロに隠す)
出すのだ。(少々練習が必要)

「たとえサイコロでも成長して育っていきます。
みなさんも努力すれば
どんどん成長していけますよ!
がんばって下さいね」等。

この手品を,客の方を見ながら
自然に指先の感覚だけでできるようになると
手品がすごく面白くなる。
また,左手と右手が同時に違う動きをするので
(一方の手で登場させ,反対の手で隠す)
初級者にはちょっと難しいかもしれない。
えっ,ということは・・・
私はもう中級者の域に達した!?
「う~ん,手品も成長しますねえ」
(11/3)

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