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2007年8月31日 (金)

『教育学と仮説実験授業』

上記の本(中一夫著,1000円)を
ここ数日で読んだ。

中さんは東京の中学理科の先生だが,
とても多才な方で,
『たのしい進路指導』(仮説社)という著書を始め
『たのしい授業』誌にさまざまな論文を寄せ
(宗教問題,少年犯罪,「学力低下」問題など)
科学と教育の問題に幅広く取り組んでおられる。

また,中さんが作られているガリ本は,
ガリ本の域をはるかに越えられていて,
装丁はもちろん内容も素晴らしいものが多い。
本書はそのうちの最新作の1つ。

本書は,3部構成をとっている。

第1部 〈ハウツー〉と科学・教育学
第2部 東京大学での「教育科学研究会」から
第3部 教育学と仮説実験授業

〈仮説〉関係の方々の間では,
昨年開かれた東京大学での
「教育科学研究会」がかなり不評で,
私も行けなかったことを「これ幸い」としていたが,
中さんはこれを〈仮説〉の先駆性の証明と
積極的にとらえ,
難解な教育学者たちの著書とも格闘して
この本を書かれた。
素晴らしい取り組みだと思う。

この本の最後に,「おわりに」として
「いま,僕は心から,「現場に役立つ仕事をしたい。
正しいのか,まちがっているのかはっきりさせて,
確実なことを一つ一つ積み上げていきたい」と述べ,
さらに続いて,
「その具体的な動きとして,近年まとめていた
「道徳プラン」を一気に整理して発表する仕事に
取り掛かっています。その仕事は,多くの人たちに
役立つことが予想され,多くの笑顔が思い
描かれるからです」と書かれている。

中さんの「道徳プラン」は〈仮説〉関係の人の
間ではつとに有名で,
私もこの冬研究授業で使わせていただく予定だが,
(「指揮者のミス」というプラン)
この本が完成したら助かる先生が
増えると思うと同時に,
多くの教室で生徒たちの笑顔が生まれると思う。
それがとても楽しみだ。
(8/31)

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