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2007年5月24日 (木)

教育員制度

2年後の2009年から始まるとされる
裁判員制度のルールが定まったと
朝日新聞の1面に出ていた。

私は裁判員制度には大きな無理があり,
これに国民が義務として参加することは
おかしいと以前にも書いてきた。
(日本国民の義務は,勤労・納税・
子どもに義務教育を受けさせるの3つだ)

たとえば文科省が学校教育を改革する
手立てとして,
「教育員制度」を立ち上げたとしよう。
今回の裁判員制度では,

(1) 全国60の裁判所で実施
ということは,地方裁判所レベルということ

(2) 選任の前に質問
特に断れる理由がない限りは辞退はできない

(3) 日当上限1万円
バイトとしての金額は高いが仕事の中断という問題

ということだが,もし教育員制度が実現すると,

(1) いきなり「教育員」の名簿に載ったので
協力してくれと言われ,

(2) 校長や教委の簡単な質問を受けて,
特に支障のない限りは義務を課せられ,

(3) 「日当1万円だったら悪くないでしょ」
と言われるという仕組みなのだ。

「仕事が忙しいから断る」なんてことは
そもそも出来ないらしいし,
「夏休みなら時間があると思うのですが」
なんていうこちらの都合も
聞いてもらえないのだ。

とにかく「無作為による抽選」で選ばれ,
「裁判員候補者名簿」に搭載されただけで
この義務は発生するのである。
これは国民の基本的人権である
身体の自由・精神の自由
・経済活動の自由の侵害だと思うのだが,
みなさんはどう思うだろうか?

さらに,国民の「4番目の義務」が
課せられようとしているのに,
国民の間でまだ自分のこととして
議論が沸き起こってこないのも心配だ。
「裁判」の次に来るのが「教育」だったり,
「徴兵」だったりしないことを祈りたい。
(5/24)

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