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2007年5月 7日 (月)

「土星の輪」と仮説実験の楽しさ

以下に転載するのは,社会の科学MLの
入江さん西村さんのやりとりである。
私も関心のあった「土星の輪の魅力の秘密」
について興味深い会話をしていらっしゃる。

(西村) 地域の野外センターで
星空ボランティアをしています。
今,夜の8時頃,土星が頭上にあって
とてもきれいです。
輪っかも広く見えています。   
望遠鏡に映っている小さな土星を見て,
みなさん感激されます。大人も子どもも。
これって,なんでしょう。仮説実験授業とは
また別の感動の世界です。
日頃,難しい議論をされているみなさんに,
ちょっと,別世界の話ですが。

(入江)
以前,30倍の望遠鏡を
2万円くらいで買ったのですが,
そのときすぐに見てみたのが土 星です。
ぼんやりとした像なのですが,
周囲に輪があるのが見えて,
とても嬉しかったのを覚えています。
30倍くらいなら,素人のぼくでも
簡単に土星を見ることができます。
今年86歳になる母親にも見せたら,
とっても喜んでいました。
この嬉しさは,やはり仮説実験の
楽しさではないでしょうか。
だって,土星に輪があるという話も,
土星の写真もみんな
望遠鏡で見る前の自分にとっては
仮説にすぎません。
望遠鏡で見たとたん,「やっぱり,
そうなんだ」という実感が わいてくるのです。
そんな感動ではないかなあ。

(西村) なるほど,土星の輪も
「仮説実験の楽しさ」なんですね。
わたしは,「ひょっとして自然界の奥が見える
神秘的な気持ちのためかな」と思ったりしましたが,
やはり「仮説実験」なんですね。
望遠鏡をのぞきにくるたいていの人は,
土星についてはある程度の知識は持っておられるし
「ほんとに,こんな望遠鏡で見えるのか」
と思いつつ,のぞいてみると
意外とくっきり見えるではないか」と
予想外の結果に感動されているのかな。

私が「土星の輪」を望遠鏡で見たのは,
小学生の時である。
NHKのクイズ番組の懸賞に応募したら,
1等賞の望遠鏡をもらえたのだ。
その他に見たものは,月のクレーター。
これにも感動したけど,
やはり「土星の輪」の感動は格別だった。
今でもその時のことを覚えている程だから。
その後2代目の望遠鏡で
金星の満ち欠けや木星のガリレオ衛星を見た。
これらのことがお2人の会話で思い出された。
ありがとうございました!
(5/7)

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仮説実験授業」カテゴリの記事

コメント

土星の輪を僕が始めて見たのは、高校生のとき。弟が望遠鏡を作ったのでそれで見せてもらった。そのあと大学浪人の時に僕も11.5cmの反射望遠鏡を作って、やはり土星の輪を見た。どちらもとても感激したのを覚えています。
 以前夏季施設(夏休み中の宿泊合宿)で2年生200人あまりを連れて富士山の裾野へ行った時、川崎市の青少年科学館から15cmの反射望遠鏡と15cmの双眼鏡を借りていって、現地で星の観測会を行ったことがあります。反射望遠鏡はちょうど見られた土星にあわせ、双眼鏡はスバル星団に合わせておきました。子供たちはどちらも感動していましたが、土星の感動はひとしお。ほんとに輪があるんだと叫んだ子が大部分だったが、中にはこれ本物?と言って望遠鏡の筒の先からのぞきこんで確かめて、やっぱり本物だと安心していた子がいました。観測会の予定時刻には雲がでて出来なかったので、夕食と並行で行ったのであわただしかったのですが、子供たちには好評で時間を延長したために、夜の会合の時間がなくなってしまうほど、みんなで星を見て感動しっぱなしの夜でした。本の知識でしかなかったことを、自分の目で確かめられたことが大きな感動を生んだのだと思います。

川瀬さんへ

コメントありがとうございました。
星の観測会がうまくいってよかったですね。
内容が「土星の輪」と「スバル星団」なら
あとは空が晴れるのをひたすら祈るばかりです。
ボーナスを使ってまた望遠鏡を買いたいな
などと思ってしまった今回の話題でした。

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