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2007年2月18日 (日)

私にとっての『真実の東北王朝』(1)

私を含め古田氏の多元的古代の世界に
親しんできた人にとって,
この本は特別な本となった。

古田氏は今までわりと公的な文献の
史料批判を行って成果を上げてきた。
(「記紀」や「中国正史」など)
ところがこの本では
「東日流(つがる)外三郡誌」という
一般には超古代と分類される文書を
扱ったからである。
実は,この文献には「真偽論争」という
やっかいな問題もついてくる。

当時古田氏を支援していた市民の古代
研究会も2つのグループに分裂してしまった。
1つはあくまで古田氏の多元的古代の
考え方で研究を進めていくもの。
もう1つは古田氏を他の研究者と
同等に考えるものだ。
私は最終的に前者に属することになったのだが,
今まで仲良く研究会を開いたり
フィールドワークに出かけたりしたメンバーが
2つに引き裂かれていくのはつらかった。

当時私が発行していた
「肥さんのー「多元的古代」通信」33号には,
次のような記述が残されている。
(1994年5月7日発行)

「実は,この講座(山田宗睦・日本書紀講座)は
異様な緊張感の中で開かれた。
今,古田武彦氏を支持している
私たち「市民の古代」が大きく2つに
分かれようとしているのだ。
正確に状況をつかんでいるかどうかわからないが,
私の理解では次の2つの対立がある。
(図式には個人名が入るのでここでは省略)
こんな図式化は両派から批判されて
しまうかもしれないが,
少なくとも私程度(?)の会員には
このように映っている。
両派が正論を主張している。
当然のことながら「正論(正義)」を主張する→
「敵か味方か」という議論になってしまう。
そこで,当面の私の立場。
1.どちらのグループにも所属しない。
2.おもしろい企画には積極的に参加する
(どちらでも)
3.内容豊かな刊行物を買う。(どちらでも)
4.私なりにこの通信で事態を記録しておく」

今回は本の内容には触れられなかった。
明日それをすることにしたいと思います。
(2/18)

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