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2007年1月30日 (火)

「寛政原本」の第2冊目

八王子セミナーハウスで行われた
古田武彦氏の公開セミナーで
「寛政原本」が発見されたことを,
11月12日にここでも書いた。

昨日「東京古田会ニュース」が送られてきて,
第2冊目も含め12月24日に
東京ガーデンパレス3階会議室で
お披露目の会があったことを,
東京古田会代表の藤沢さんが報告していた。

古田先生の解説。
「秋田孝季の原本をAとし,和田長三郎吉次と
その妻りく(孝季の妹)の写本をBとする。
Aは焼失してしまったが,Bは副本として残った。
これがいわゆる寛政原本である。
孝季は津軽に移り,晩年実筆で東日流外
三郡誌を書き残した。これをCとする。
(詳しいいきさつは「新・古代学第1集」参照)
今回発表したのはCである。
何故分かるかといえば,筆跡による比較である。
和田末吉,和田長作による明治・大正写本や
和田喜八郎の写本と比較すると,
秋田孝季の自筆,署名はハッキリしている」

両文書とも虫食いだけでなく,
かなり痛んでいるとのこと。
国宝とも言うべき古文書だから
取り扱いに注意するとともに,
保管にはしかるべき史料文庫に
寄託することが急務だと
藤沢さんも書いていた。
私もそう思う。

なお,「寛政原本」についての話題は,
和田家文書とよばれる青森県に伝わる
古文書の真偽論争がからんでいる。
それについては,古田武彦著の
『真実の東北王朝』(駸々堂)に詳しい。
ぜひ読んでみていただきたい。
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