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2006年10月29日 (日)

『人は見た目が9割』

私は食べ物については
あまり「食わず嫌い」はないのだが,
この本については「読まず嫌い」
をしていたかもしれない。
だって題名がかなり強烈だもの。

著者は竹内一郎さん(1956年生まれ)といい,
著述業,舞台の演出家,漫画の原作者など
多彩な才能の持ち主のようである。

アメリカの心理学者の研究結果から,
もっと「非言語コミュニケーションに注目しよう」
と説いている。
その研究結果とは,
「人が他人から受けとる情報」で,

顔の表情・・・55%
声の質(高低)や大きさ,テンポ・・・38%
話す言葉の内容・・・7%

という恐ろしい?結果である。
つまり,話す言葉の内容は7%でしかないのだ。
(もちろん7%だからおろそかにしてよい
というわけではない)
それ以外の情報にもっと留意して
行動すべきだということだ。

言葉の内容より表情が優先される例として,
次のような場合を考えてみてほしい。
たとえばあなたが男性だとして
女性から告げられる言葉は
次のどちらがいいと思うか?

A「あなたのことを愛しています」
B「あなたのことが大っ嫌い!」

普通ならAの方を言われたいと思うのだ。
ところが,表情をつけながら,

A(さめた表情で)「あなたのことを愛しています」
B(愛くるしい表情で)「あなたのことが大っ嫌い!」

となれば,まったく事情は違ってくる。
あなたはBの女性により好意を感じると思うのだ。
「見た目が9割」というのは,
そういうことを言っている。
本の帯には「理屈はルックスに勝てない」
などと挑発的なことが書かれているが,
ホントはなかなか奥が深い本なのである。

その証拠に,いつも新書を読むのに
とても時間がかかる私が,
わずか2,3日で読み終えたのだから
内容に惹かれてどんどん読めたわけだ。

著者は「非言語コミュニケーション」の例として,
仕草,色,匂い,間,距離,マナー,表情
などを話題として出している。

実は著者が,先日の「世界一受けたい授業」の
講師として20分ほど出演した。
私はその日の朝にそのことに気づいて,
この番組をビデオに録画することができた。
ご利用される方はご連絡を。
本もおもしろかったが,
やはり「人は見た目が9割」。
テレビ番組の映像の方がより説得的だと思うから。

なお,この本は今なら本屋で平積み。
新潮新書で,680円+税で買える。
読んで損はないと思うけどな!
(10/29)

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