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2006年8月31日 (木)

画像テスト

Dscf0027_2

画像を載せる練習をしてみました。
これがHPとブログを書いている
パソコンです。(富士通FMV)
本体に引っかかっているのは,
音声入力用のマイク。(4年前の写真)
この4年間の私の進歩を物語っている!?

『えんぴつで奥の細道』

ポプラ社から出ている
 『えんぴつで奥の細道』が,
80万部を売り上げているそうだ。
(1470円)

この本は,薄く印刷された
松尾芭蕉の「奥の細道」の文章を,
えんぴつでなぞっていくという
「読者参加型」の本である。
「脳の活性化」ブームも手伝って,
多くの人が買っているのだろう。

私はボールペンでなぞっているが,
芭蕉といっしょに旅をしている気分になれて
なかなかゴキゲンな本だと思う。

全文を50章に分割して,
1回あたりの負担を軽くするなどの
工夫もされている。
(私はまだ第3章の「草加」だが・・・)

第2弾として『えんぴつで徒然草』が
本日発売されるそうだ。(1470円)
こちらも興味深い。
また,子ども向けに『日本の童話』や
『日本の名作』というのもあるとのこと。
(各945円)

高齢化社会が近づく今,
〈えんぴつで〉シリーズは当分続きそうである。
(8/31)

2006年8月30日 (水)

つま恋コンサート

来月の23日(土)に静岡県のつま恋で
吉田拓郎とかぐや姫のコンサートが行われる。
1975年以来だから実に31年ぶりで,
午後1時始まって午後9時まで続く。
エリアシートで1万5000円だそうだ。

私たちの世代では,5万人を集めた
前回のコンサートは伝説的で,
「17歳だったから行けなくはなかったが,
残念ながら行きそこなった」という
ビミョーな悔しさの感覚を私も持つ。

その31年前のコンサートの様子が
DVDに収録されて去年発売されていることが
昨日わかった。(S先生の情報による)
5040円だからぜひ買いたいが,
みなさんも一口加わりませんか?
5人で買えば1人1000円ずつで済みます。
(決してケチっている訳ではなく,
話題を共有したいのです)

収録曲は,以下の23曲。
ああ,曲名を聞いただけで懐かしくなる・・・。

01:僕の唄はサヨナラだけ(リハーサル)/ 吉田拓郎
02:僕の胸でおやすみ(リハーサル)/ かぐや姫
03:あゝ青春 / 吉田拓郎
04:春だったね / 吉田拓郎
05:今日までそして明日から / 吉田拓郎

06:人生は流行ステップ / かぐや姫
07:黄色い船 / かぐや姫
08:なごり雪 / かぐや姫
09:妹 / かぐや姫
10:あの人の手紙 / かぐや姫

11:夏休み / 吉田拓郎
12:襟裳岬 / 吉田拓郎
13:三軒目の店ごと / 吉田拓郎
14:されど私の人生 / 吉田拓郎
15:岬めぐり / 山本コータローとウィークエンド

16:赤ちょうちん / かぐや姫
17:神田川 / かぐや姫
18:22才の別れ / 風
19:風の街 / 山田パンダ
20:幼い日に / 南こうせつ

21:君去りし後 / 吉田拓郎
22:落陽 / 吉田拓郎
23:人間なんて / 吉田拓郎
(8/30)

2006年8月29日 (火)

めざせ!ところざわ博士

朝日新聞によると,
「めざせ!ところざわ博士」をうたい文句に,
今所沢市が『ところざわ歴史物語』という本の
「黒帯検定」をやっているそうだ。

『ところざわ歴史物語』は今年の3月に
発行された本で,値段は1700円。
親分格の『所沢市史』という本を
よりわかりやすく噛み砕いた風の本である。
所沢の歴史や文化財について知ることができる。
見本本を見てとても良さそうだと思ったので,
相談して学校にも5冊ほど入れてもらった。

40問中38問(95点)以上正解しないと
黒帯(本の帯である)はもらえないが,
せっかく縁あって所沢市で社会科を教えている訳だし,
私もチャレンジしてみようかと思っている。

公民館や図書館で「検定問題」を配っているし,
市のホームページでも入手できるとのこと。
あなたもぜひ一緒に検定を受けてみませんか?

たとえば,こんな問題があるそうだ。
「西所沢1丁目の三つ井戸の伝説に
登場する僧はだれでしょう」
「所沢市と最初に姉妹都市の調印をしたのは
○○○○○○市です」
ちなみに答えは『ところざわ歴史物語』に
全部出ているとのこと。
(8/29)

2006年8月28日 (月)

2学期をたのしく迎えるための研究会

昨日は午後から上記の会に行ってきた。
場所は東京の昭島公民館。
仮説実験授業の研究会である。
25名くらいの方が参加した。
簡単にその報告をしよう。

【伴野さんの講演】
若手のホープ伴野さんが,
「なっちゃん自分の意見を言ったよ」
という資料を使って講演しました。
副題にあった〈子どもが変わるキッカケ〉を
仮説実験授業を通して教師はたくさん
与えてあげられるんだなあと思いました。

【小原さんの講演】
ベテラン小原さんは,
「若き教師たちへ~まずは自分自身の元気を!」
という資料を使って講演。
時々参加者に予想を立ててもらいながら,
何が教育にとって大切なのかを
わかりやすく説いていらっしゃいました。

【佐竹さんの講座】
この会に合わせて『たのしい授業ガイドBook1』
というガリ本を作ってきた佐竹さん。
そのエッセンスを「2学期スタートファイル」に
まとめて教えてくれました。
上記のガリ本は超オススメです。

【田辺さんの講座】
螺旋状の針金をカラーリングがくるくると
回りながら落ちていく「レインボースティック」
というものづくりをしました。
リングが移動する時の音と残像が
とても素敵でした。

【資料発表】
たくさんの資料が提出されました。
題名と提出者名(既出は除く)だけお知らせします。

(1) 「僕が文を書けるようになった理由」(小原さん)
(2) 「さよなら夏休み(9/1学級通信)」(田辺さん)
(3) 「キャビン事件簿」(市原さん)
(4) 「悩みの相談と山本正次さんの回答」(小川さん)
(5) 「九月の新学期に向けての詩の紹介」(木下さん)

(6) 「さよなら夏休み(9/1学年通信)他」(山路さん)
(7) 「第3学年道徳指導案(指揮者のミス)」(山路さん)
(8) 「理科学習指導案(力と運動)および参考資料」(山路さん)
(9) 「(小原さんは)ここがフツーの先生とちがう」(山路さん)
(10) 「私の(理科)授業についての外部評価」(山路さん)

(11) 「たのしい教師のたのしい授業・たのしい生き方」(伴野さん)
(12) 「いつも全力まさと君日記」(伴野さん)
(13) 「たのしい授業カレンダー問題集」(中さん)
(14) 「中学理科どんな授業書があるか?」(綿貫さん)
(15) 「肥さんの夢ブログより」(私)

(16) 「種のグライダー型紙」(田辺さん)
(17) 「あっという間のこんにゃくゼリー」(田辺さん)
(18) 「ベートーベンの伝記を書いています」(森戸さん)
(19) 「〈たのしい教師〉入門サークルの案内」(中さん)

あと4日で夏休みも終わる。
最後に元気をもらえる研究会に参加できてよかった。
(8/28)

2006年8月27日 (日)

板倉講演会

午前中学校で仕事をして,
午後から仮説社へ。
『たの授』誌の公開編集会議に出席した。

板倉先生は今日もユダヤ人関係のことで
いろいろ話をして下さった。
アメリカにおけるユダヤ人の割合はわずか3%なのに,
ノーベル賞の受賞者の割合は27%もあること。
経済を握っていてイスラエル問題にも
強く影響していること。
(朝日新聞の「ニュースがわからん」のコーナーにも
そんなことが出ていたと思う)
「ユダヤ人は強制的に国を追われたのではなく,
商業自体の必要性から各地へ散った」
という説もあること。
(これは一種のタブーなのかな?)
「これはまだ文章にはできませんが・・・」と言いながら,
いろいろ教えていただいた。

公開編集会議と名前はつきながら,
今日もやはり「板倉講演会」となってしまうのだった。
本来なら次々号の記事選定が中心になるのだが,
やはりみんな板倉先生の話を聞きたいもんね。

他にも「部落差別」「アメリカのハワイ併合」
「歴史教育」などの話題が出た。
「ちゃんと科学を知っていれば,
〈ありうること〉と〈ありえないこと〉の区別がつく」
なんていう板倉先生の言葉もあった。
いずれ荒川さんがMD起こしをして下さるでしょう。

夜は10日ぶりでお気に入りの居酒屋へ再登場。
旧交を温めた。
(8/27)

2006年8月26日 (土)

餃子市

夏休みに困ることの1つは,
給食がないということだ。
「今日のランチは何にしようかな?」と考えることは,
楽しいことでもあるが,
毎日となるとそうもいかない。
おまけに外食すれば,
それだけお金がかかるのだ。

そこでこの夏登場した強~い味方が
「餃子市」という名前のお店だ。
学校から程よい距離にあり,しかも値段が安い。
週替わりの定食だとだいたい5~600円ぐらい。
その上定食を注文すると「ライス」「飲み物」
「デザート」が食べ放題というから素晴らしい。

私の基本コースはこんな感じだ。
まず,週替わりの定食をたのむ。
(入り口に3つ書いてある)
注文が来るまでの間に,アイスコーヒーで
午前中の疲れを癒す。
注文(昨日は「冷やし中華定食」だった)が
届いたら,それに専心する。
ライスのおかわりは我慢して,
(今年もダイエット中)
腹八分目で食後のデザート
(昨日は「杏仁豆腐」)を食す。
「午後もがんばろう!」という気分に
なったところでお会計に向かう・・・。

中には定食を注文早々デザートコーナーに走り,
何杯もおかわりする方もいるが,
我が地元の貴重な店なので,
つぶさない程度にほどほどにお願いしたい。(笑)

というわけで,「餃子市」のおかげで
楽しく夏休みのランチを食べられていることを
報告いたします。
あなたの街にはそういうお店がありますか?
(8/26)

2006年8月25日 (金)

さらば冥王星

チェコのプラハで開かれている国際天文学連合で,
昨日太陽系の惑星の新しい定義に基づき,
冥王星が「惑星」からはずされることになったそうだ。
1930年の発見だそうだから,
76年のぶりのことになる。

冥王星といえば,
「水金地火木土天海冥」という惑星の覚え方で
子どもの頃から親しんできた訳だが,
それも今後は言えなくなるのか。

たぶん大きさの問題(月よりはるかに小さい)や
公転軌道が他の惑星とずれていること
(軌道上には同程度のものがある)などが
あげられるのだろう。

これも近年の観測機器の進歩のなせる業だが,
私から言わせてもらうと,
「月よりはるかに小さく」しかも
「公転軌道が他の惑星とずれている」という
冥王星を「惑星」としたことで,
天文学者は大いに意欲を刺激され
天体観測が進歩した面も
少なくないのではないかと思う。

そのおかげで,火星と木星との間の小惑星群や
(その代表格セレスが今回の「惑星」候補の1つ)
冥王星の近くのカロン,それよりさらに遠い
「2003UB313」などが発見できたと言っても
過言ではないのではないだろうか。

あまりにもたくさん惑星候補が出てきてしまったため,
「それを何とかしよう」というのが
今回の決議(というのも変だが。だって,たとえ
「惑星」からはずされても,冥王星はあいかわらず
太陽の周りを回っている訳だしネ!)でないか。

そこで肥さんの提案。
私としてはこのように功績のあった冥王星を
「矮(わい)惑星」ではなく「名誉惑星」として顕彰し,
今まで通りの「水金地火木土天海冥」という
惑星の覚え方を残してほしいと思うが
いかがだろうか。
(8/25)

2006年8月24日 (木)

久しぶりのグラフ

原始古代に「二倍年暦」とよばれる
暦が使われていたとする説が,
(半年ごとに年をとる。1年で2歳増える)
安本美典氏や古田武彦氏によって
唱えられている。

そこで,その説を確かめるために,
今年の「誕生日レポート」として
「天皇の年齢と「二倍年暦」の可能性」
というグラフを描いてみた。
(B4判の紙2枚に120人ほどの天皇の
年齢を棒グラフで並べてみた。)

すると,

1~28代(不明3人)・・・
合計2441年÷25÷2=48.8(歳)

33~124代(29~32代と46代が不明)・・・
合計4240÷90=47.1(歳)

となり,かなりいい線いっている感じだ。
「これで証明終わり!」というわけにはいかないが,
古田氏周辺の研究会からは
ぞくぞく「二倍年暦」の証拠が見つかっている。
(パラオで152歳で亡くなった人。
二倍年暦なら76歳など)

私も以前,江戸時代の三河の国の長寿一家
(194歳の満平さん)について,
「多元」41号に「二倍年暦の実例になるか?」
という文章を書いたことがあるが,
ある時代ある地域によっては
後代までも二倍年暦が残っていたとの
仮説を持ちながら,歴史を研究していきたい。

キリスト教の1000歳代や500歳代の登場人物も,
24倍年歴や12倍年暦という仮説で考えていくと
両方40歳代の年齢となり,
「時代により暦が変化してきた」
と言えるのではないかと思うが,いかがだろうか。
(8/24)

2006年8月23日 (水)

『君たちに伝えたい 朝霞そこは基地の街だった。』

朝霞基地の歴史を伝える貴重な1冊が出た。
朝霞一中の中條克俊先生(50歳)の書かれた
上記の本である。(梨の木舎。1800円)
中條先生は13年かけ100人以上の話を聞き取り,
これを本にまとめたという。

26歳で教育実習のために朝霞を訪れた中條さんは,
基地跡地のフェンスを見ても
それが何だかわからなかったそうだ。
そしてその後聞き取りが始まる。

1950年代朝霞は米兵向けの繁華街として栄えたという。
キャバレーやバーの数およそ70。
この通りや基地内のクラブには
クレージーキャッツや渡辺貞夫,フランク永井も
演奏に訪れたらしい。

一方,米兵とのトラブルもたびたび起こる。
時には「猫と間違えた」と日本人が射殺されたことも。
その後朝霞基地はベトナム戦争の
「野戦病院」として位置付けられ,
歴史に巻き込まれていく。
多くの米兵がここで死んだ。
(現在の朝霞の米軍基地はほとんどが返還されたが,
自衛隊の駐屯地となり,「イラク派兵」問題などで揺れる)

ベトナム戦争の際の「野戦病院」をめぐっては
私の住む所沢も人ごとではない。
実際にそういう話が持ち上がり,
強い反対運動が起きたのだから。
(所沢でも米軍基地返還運動が盛り上がり,
約3分の2が返還されている。残った3分の1は
なかなか返還が進行していないけれど・・・)

なお,中條先生の勤める朝霞一中は
当時の病院の跡地に建てられているという。
(記事は朝日新聞によった)

今日さっそくこの本を注文しようと思う。
(8/23)

2006年8月22日 (火)

再試合 早実初V

駒苫000001002計3
早実11000110×計4

試合開始と同時スタートした会議が終ると,
さっそく話題は高校野球の
決勝再試合のことになった。
この時点で5回が終了。
早実が2対0でリードしていた。

6回表からの「研修会」が始まった。
駒苫がホームランで1点返すと,
すかさずその裏早実もタイムリー二塁打で
点差をまた元に戻す。
さらに7回裏にもタイムリーが出て3点差。
これで決りかと誰もが思った(と思う)。

しかし,駒苫の追い上げもすごかった。
9回表無死一塁から2ランが飛び出し,
4対3と1点差に迫ったのだ。
しかもまだノーアウトで,
駒苫は4番,5番,6番と強打者が続く。
早実危機一髪!

だがしかし,勝利の女神は早実に微笑んだ。
4番を三振に,5番をセカンドフライに,
そして最後はライバル田中投手を
見事空振り三振に打ち取ったのだ。

斎藤投手のインタビュー。
「これで最後だと感謝の気持ちを込めた。
あそこで三振を取り,田中君に勝てたと実感した」

この2日間高校野球を通して,
実にすばらしい場面を見せてもらった。
「筋書きのないドラマ」は
21世紀になっても健在である。
(8/22)

2006年8月21日 (月)

高校野球決勝

昨日は高校野球の決勝戦だった。
夏の大会3連覇のかかる駒大苫小牧と
王監督の母校である早実との対決。

駒苫000000010・000000計1
早実000000010・000000計1

両チームがっぷり四つに組み合い,
7回までゼロ行進。
8回駒苫がホームランで先制すると,
すかさずその裏早実も犠飛で追いつく展開。
それ以降も両者譲らずゼロ行進で,
延長15回1対1引き分け再試合という
すごい試合となった。

私もテレビにかじりついて見ていたが,
田中・斎藤両投手のピッチングが見事だった。
できたら両校ともに優勝ということにしたいけど,
そうはいかないのでしょうね。
今日は仕事で試合を見られないと思うが,
結果がたのしみです。

ついでに昨夜はバレーボールのブラジル戦。
やっぱりブラジルはすごすぎる。
もう一度当たるらしいが,
なかなかきびしいものがある。
せっかくキューバ,韓国に連勝したのに
世界の壁は厚く高いなあ。

も1つおまけに楽天が4連勝!(今季初)
決勝点は押し出し死球だったらしいが,
勝ちは勝ちだもんね。
この勝利で「今季100敗は消滅」ということで,
これから残り30試合を30連勝すると
66勝69敗で4位ぐらいにはなれるのだが,
これはちょっとありえない話だな。
(8/21)

2006年8月20日 (日)

バレーボール女子ワールドGP

一昨日からまた,上記の大会が始まった。

キューバ戦・・・3対0
韓国戦・・・3対0

何だか日本チームの動きがいい感じがする。
セッター竹下が縦横無尽のトス回し。
それを大山や荒木や木村が強烈なスパイク。
また高橋が撹乱し,菅山がしっかりリベロで守る。

各人の個性がそのままチームの力となり,
有機的な動きを作り出している。
こういう時って粘りがあるから,
接戦でも競り勝てるし,あっさり負けない。

まだブラジルなど強豪との対決はあるが,
日本チームは素晴らしいスタートを切った。
自分もその勢いにあやかりたいものだ。

関係ないけど,プロ野球でも
楽天が今季2度目の3連勝。やったね!
(8/20)

2006年8月19日 (土)

東北旅行(2日目)

仙台のビジネスホテルに宿をとっての
東北旅行2日目をお届けします。

【多賀城・・・宮城県】
『奥の細道』に「壷の碑」として出てくる
多賀城&多賀城碑を見学した。
(古田武彦氏によると,多賀城碑はこれとは
違うもののようである。『真実の東北王朝』)
仙石線「多賀城駅」という駅名にだまされて?
駅頭に降り立ったはいいが,実は東北本線の
「国府多賀城駅」が最寄駅だったようである。
これから行かれる方はご注意を!
しかたなくタクシーで多賀城跡へ。

広大な敷地の所々にまだ発掘途中の
シートが広く覆い,いかにも巨大遺跡の趣き。
長い階段を上って正殿まで行ったが,
役所というより山城という印象だ。
(これがフィールドワークの大切さ!)
そりゃそうだ。「多賀城」と3文字目はちゃんと
「城」という字が使ってあるのだから,
素直に「城」と解するのが正しかったのであった。
(前記の『真実の東北王朝』によると,
多賀城は「蝦夷国」の中に建てられたとのこと。
それなら「城」というのもうなづける。
大和勢力による明らかな「国境侵犯」だ)

多賀城の南門付近に「多賀城碑」はあった。
覆い堂はこの碑が江戸時代に発掘された時
つけられたものらしい。
これも『真実の東北王朝』によれば,
多賀城碑は藤原仲麻呂の子・朝かつの顕彰碑であったが,
仲麻呂の失脚により土中に埋められたとのこと。
碑ができてまだ2年目のことだったという。
そのおかげで徹底的なダメージを受けずに済んだが・・・)
『続日本紀』には載っていない朝かつの位(従四位上)が
この碑には記されていて,金石文の優越性を感じさせた。
紙に書かれた歴史(『続日本紀』)の方が嘘だったのだ!

【松島・・・宮城県】
「松島やああ松島や松島や」と
あまりの松島のすばらしさに息を呑んで
芭蕉はこの句を詠んだといわれるが,
そんな句は『奥の細道』のどこを探しても出てこない。
いやそればかりではなく,『曽良日記』の中に出てくる
芭蕉の句は見慣れないものがほとんどだ。
「原形」と思われるものもわずかである。
『奥の細道』は彼らの旅を元にしながら,
その後かなりの創作力をもって作られた作品だと思った。
もちろんそれは芭蕉の価値を下げるものではなく,
むしろ研究に値するものだと思う。
(『曽良日記』のおかげでいろいろなことが発見でき,
ますます『奥の細道』への興味が湧いてきた)

芭蕉も舟で釜石から松島へ渡ったが,
私も観光フェリーに乗って松島湾の奇景を堪能した。
この松島は沈降によってできたものだと思うが,
日本海側の象潟は隆起によってできた地形で,
その両方が載ってるのも『奥の細道』のミソかもしれない。

【平泉・・・岩手県】
だいぶ時間が押してきたのでどうしようか迷ったが,
この機会を逃すと次はいつになるか
わからないと思ったので,
足をのばして平泉を訪ねた。

「夏草や兵どもが夢の跡」や
「五月雨の降り残してや光堂」の句で有名である。
駅からタクシーで10分。そこから山道を歩いて20分。
ついに私はあの中尊寺金色堂に到着した。
コンクリートの覆い堂の中にそれはあった。
思っていたより大きく,金銀や漆,象嵌による
装飾が見事で驚いた。
芭蕉がここを訪ねたときはかなり朽ちていたように
表現されているが,「昭和の大修理」によって
往時の輝きを取り戻したようだ。

今回の東北旅行は急に思い立ったものだとはいえ,
高校時代からの夢を実現したものといえる。
そういう意味でいい思い出ができた。

つたない旅行記にお付き合いいただき,
ありがとうございました。
また明日からは日常の1コマをお届けしますので,
よろしくお願します。
(8/19)

2006年8月18日 (金)

東北旅行(1日目)

ここ2日間更新できなくてごめんなさい。
東北を旅行してきました。
今日と明日はそれをレポートします。

高校時代からの松尾芭蕉ファンである私は,
いつか機会があったら「奥の細道」の足跡を
訪ねてみたいと思っていた。
それが今年は「歩いて健康づくり」という名前の
職専免(職務専念義務免除=お休み)を使って
東北を旅行しようと思い立ったのだ。

芭蕉は46歳の旅だったが,
遅ればせながら私も47歳で
「漂泊の思い」にさそわれたのかも。
以下行った所と私のコメントを書いていく。

【山寺=立石寺・・・山形県】
東北新幹線で山形へ。
さらに仙山線を使って昼過ぎに山寺へ。
芭蕉が「閑かさ岩にしみ入る蝉の声」
と句を読んだあの有名な立石寺である。

ホームに立つと,遥かかなたに立石寺のお堂が
岩にへばりつくように点在している。
その最高峰まで果たして行けるのかどうか?
私はたくさんの観光客とともに登山を開始した。
煩悩が段々消えていくといわれる
800段の階段を一つひとつ踏みしめて,
時には観光客をかき分けながら
私はひたすら頂上をめざした。

五大明王を祭るという五大堂が岩から
突き出している・・・そこが一応のゴール。
天然のクーラーである谷を渡る風に吹かれ,
私も少しは煩悩が消えたかな?

往復120分かかると駅頭に書いてあったが,
何と60分ほどでクリアー。
でも早く戻りすぎて次の電車まで
1時間近く待つことになってしまった。(笑)

【宮城野・・・宮城県】
仙台に午後5時に着いた私は,
そこが楽天イーグルスの本拠地だったことを思い出し,
さっそくフルスタ宮城球場へ。
(私は最近楽天ファンになったのだ)
左中間にある楽天山というところに陣取り,
西武と首位を争うソフトバンクを迎え撃った。

3回までに6点を取り,
エース一場の好投で今日は楽勝!
と思いきや,さすが楽天。
後半ずるずると失点の末延長戦にもつれ込み,
結局12回6対6の引き分けとなってしまった。
野村監督のぼやきが聞こえてきそうな夜だった。

以下,明日続きを書きます。
(8/18)

2006年8月15日 (火)

61回目の「終戦記念日」

今日は8月15日。
61回目の「終戦記念日」だ。

私はこれまで夏に戦争の特集があっても,
あまりそれらの番組を見たりはしてこなかった。
また,HPにもそういう話題を載せないできた。
(去年読者のHさんから指摘を受けて,
「へー,そうだったか」と我ながら驚いた)
しかし,半年前に父が亡なったこともあり,
人間の死に敏感になってしまって,
この夏はできるだけ見ていた。

「戦争とは何か」を考えさせるいい番組が多かった。
ビデオにも録画することができた。
その一部はこのHP(やブログ)でも紹介した。

ところで硫黄島の攻防について,秋から冬にかけて
映画化されることが今日の朝刊に出ていた。
(クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」10/28
&「硫黄島からの手紙」12/9という2本の作品)
このように複眼的に戦争を見ることが,
戦争というものをより客観的に見る手段かもしれない。

そういえば社会科教育でも「原爆の被害を通して
戦争を考えさせるもの」から,「外国への侵略を通して
戦争を考えさせるもの」に重点が変ってきた歴史と似ている。
(その両面が戦争の持つ実相だと考える)

戦争について未だに日本人が引きずっていることは,
先の首相の「公約は生きている」発言にも現れているが,
「偏狭な愛国心は自分自身の自信のなさの裏返し」
(心理学者・香山リカ氏)との指摘もある。

板倉聖宣著『ミニ授業書・靖国神社』(仮説社)を読むと,
そのあたりのことがすっきり考えられていいと思う。
ぜひご一読を!
(8/15)

2006年8月14日 (月)

『だから片づかない。なのに時間がない。』

今上記の本を読んでいる。
翻訳モノだ。

面白い。だが,きつい指摘も多い。
きつい指摘は多いが,納得する面も多い。
そんな本だ。
単に机の上の整理術を越えて,
「生き方のアドバイス」になっている気がする。

以下の15の章から構成されている。

1.自分を変える「7つのステップ」
2.自分が納得しなければ,整理整頓ははじまらない。
3.「どんな自分になりたいか」。具体的に描くほど実現は近い。
4.だらしなさには,理由がある。
5.隠そうとするから解決しない。助けを呼ぶ勇気を持て。

6.「整理・ヤル気・行動」のリズムを楽しむ。
7.ガラクタがあふれているのは,物に所有されている証拠。
8.「あわててやる」より「すばやくやる」。
9.約束を守ることが,信頼関係の整理術。
10.集中力が加われば,「だらしなさ」は才能になる。

11.快適は,日常生活の中にある。
12.目標が決れば,すぐに行動したくなる。
13.変化とは,見慣れた世界と決別すること。
14.1人ひとりの整理感覚は違っても,「わが家」はひとつ。
15.一生懸命だけでは,仕事は片づかない。

気になった人はぜひ読んでみてほしい。
ダイヤモンド社刊で,1600円+税。
著者は米国のコンサルティング会社の社長である
マリリン・ポールという人。
堀千恵子氏の訳もいい(と思う)。
(8/14)

2006年8月13日 (日)

故・長岡清さんとのお付き合い

○ 長岡・板倉著『社会にも法則はあるか』
先日念願の本が仮説社から出版されました。
上記の本です。この本は『たのしい授業』誌
(以下『たの授』)に載った長岡さんの諸論文を
中心に編集された,「社会の科学」の研究の
始まりを告げる素晴らしい本です。
といっても,堅苦しい本ではなく,「誕生日が
同じ人はクラスにいるか?」など身近な話題を通して
社会的事象にも法則性があることを気づかせてくれる
とても楽しい本なのです。
まだ読んでいない方は,ぜひ入手されることを
おススメします。1200円+税と値段もお手ごろです。
なおこの本は,4部構成になっていて,
1.誕生月の法則~子どもは何月に生まれるか
2.誕生曜日の法則~子どもは何曜日に生まれるか
3.誕生日が同じ人がいる確率~40人のクラスに
同じ誕生日の人がいるか
4.社会にも法則があるか~授業書〈社会の科学入門〉
と,実際に授業にかけることができるようにしてあります。

○ 「白地図を見て国の名前がいえますか?」
『たの授』1986年6月号に上記の論文があります。
これは長岡さんが中心となって,私と幸田正幸さん
(高専の社会の先生)をさそっていただいて行った
共同研究の報告でした。
私も教員になって5年目,『たの授』にも短い文章は
載ったことがありましたが,本格的に「研究するという
ことはどういうことか」を教えていただいた思い出深い
論文です。私は勤務校の美原中で中1と中3の生徒に
アンケート調査をし,その結果をワクワクしながら
長岡さんに送ったのを今でも覚えています。

○ 長岡さんから教わったグラフの楽しさ
自他ともに「グラフの長岡」を認める長岡さんでしたが,
私も彼の刺激を受けてグラフを描くようになりました。
そのことがとてもうれしいです。
①「日本の自動車生産と海外生産」
②「日本の工業生産」
③「日本の発電量の変遷」
④「中学の勉強で何が必要か?」
⑤「日本国憲法とその構成」
⑥「近世の天皇と将軍」
⑦「中世の天皇と将軍」
以上7つのグラフを,私は今まで『たの授』に載せて
もらってきました。
社会的事象の法則性研究や社会のしくみ,年図に
よる人物研究など,今やグラフは社会の科学の
研究に欠かせないものになっています。
その強力な武器を,板倉先生とともに長岡さんは
私に与えてくれたのでした。
長岡さんは『たの授』に載っているだけでも
約50ものグラフを描いています。
私にもまだまだグラフの仕事がありそうです。

○ 訃報に接して
長岡さんが亡くなったのを知ったのは,
2001年7月30日の夕方ことでした。
仮説実験授業の夏の大会の2日目で,
私は都合で参加できなかったのですが,
同席されていた方がその時の状況を
メールで教えてくれたのです。
私はパソコンの画面で事態を知り,体がこわばり,
信じられない思いと無念さで一杯になったことを
今でも覚えています。
その後告別式が行われ,私も参列しました。
多くの高校生を含む参列者,板倉さんの「原子論的」
弔辞・・・。あの暑い夏からもう5年の歳月が流れました。
そして,その後「長岡さんの本を作る」ということで,
社会の科学にかかわってきた人たちと何回も
研究会を開きました。しかし,残念ながら
それはうまくまとまらず,今に至ってしまいました。
今回板倉さんの尽力で「長岡さんの本」が
出版されたことで,1つの目標ができたと思います。
この本のようなスタイルで「第2作」「第3作」と
作っていくのだということです。
その思いを新たにできたのが長岡さんの5年忌の
この夏であったことは,大変意義の深いことだと思います。

※ 長岡さんの奥様である仁美さんも若い頃から
お付き合いのある方です。今回の川崎の会でも,
授業書《世界の国旗》の講師をしていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

※※ 私ごとですが,今年の2月に実父が亡くなり,
長岡さんとはまた別の意味で人生について考える
ことの少なくない日々です。これについてはまた別に
書いてみたいと思います。
(8/13)

2006年8月12日 (土)

川崎の会(2日目)

一昨日に引き続き昨日も
上記の会に参加してきた。

【講座B・勾配と角度】 10時~1時
刺激を受けようと勇気を出して,
まずは数学の講座に参加した。
(山田さん担当)
遅れて小泉さんが同じ講座に参加され,びっくりした。
(相談した訳ではないのにね)
蒸気機関車を追いかけた少年時代の体験を
意見として出すことができて,
とてもうれしかった。
また,数学の授業書の作り方から,
社会科での授業書作りの示唆を受けた。

【講座C・日本の戦争の歴史】 2時30分~5時30分
堀江さんの講座のアシスタントをする。
実は去年の講座でこの授業書の第2部・第3部を
アシスタントさせてもらっており,
今回はまだやっていない第1部をさせてもらったのだ。
アシスタントは講師のためにいろいろな用意をしたり,
予想分布を集計したりしなければならないが,
「間近で講師の授業運営を見ることができる」
という特権をもっている。
今年も生徒の感想をはさんだり,
メグちゃん(伊藤さん)の授業書分析の話を織り交ぜたり,
作者・板倉さんのコメントを教えてくれたりと
大いに学ぶことができた3時間だった。

【お店】 この2日間
4階の展示室の入り口付近に長机を借り,
磁石にくっつく昔の50円玉や
為替の学習に使える1ドル札等を提供した。
売り上げ5000円はリピーターが多かった
今回の条件の中ではまあまあの成果かな。
ライバル店(同じものを低価格で提供する)
の存在が少々つらかった。

この川崎の会が終わると夏休みも後半。
1日1日を大切にして過ごしていきたい。
(8/12)

ここ1ヶ月あたりの統計です。
アクセス数合計: 1,402 (日平均: 47)
訪問者数合計: 751 (日平均: 25)
ホームページもほぼ同数。

2006年8月11日 (金)

川崎の会(1日目)

上記の会に参加してきた。
正式には,「2006川崎たのしい授業
体験講座」という。
仮説実験授業関係の会である。
毎年のように参加している。

【リレー講演】 10時30分~1時
横山さん・石黒さん・伴野さん・山路さんの話を聞いた。
特に伴野さんは新任2年目の若手であったが,
未来の希望を抱かせてくれるような
素敵な講演をしていたと思う。
他のベテラン各氏のお話も
それぞれ個性あふれるものだった。

【講座A・世界の国旗】 2時30分~5時30分
世界情勢の変化から第6版となった
授業書《世界の国旗》の授業体験をした。
この授業書は今まで何回もしたことがあるが,
他の人の授業を体験するのも大変参考になる。
講師長岡仁美さんは故・長岡清さんの奥様で,
若い頃から仮説実験授業の研究会に
参加されていた方だ。
会場に集まった20人を相手に,
「かゆいところに手の届く」いい講座をして下さった。

この夏清さんの5回忌を迎えるに当たって,
仮説社から『社会にも法則があるか』が
板倉聖宣さんとの共著で出版された。
意義深いことだ。

【イブニングセミナー】6時~7時30分
岩波科学教育映画DVDの講座に参加した。
(担当長谷川さん)
他教科ではあるが,大気圧についての
興味深い実験を見せていただき,参考になった。

その後同じ埼玉県の中学国語教師の
小泉さんと夕飯へ。
帰りの電車も含めた会話で,
たのしいひと時を過ごせた。
(8/11)

2006年8月10日 (木)

オシム・ジャパン初戦快勝

台風の影響で開催が心配だったが,
オシム・ジャパンの初戦=トリニダード・トバゴ戦が
昨夜無事国立競技場で行われた。

普段はアシストの多い三都主(サントス)が
前半に2本の違う形のシュートを決めて,
試合は日本ペース。
まずは初戦快勝,おめでとう!

パスの受け手でも出し手でもない「3人目の動き」も
意識したプレーがされていたらしい。
うれしいことだ。

「このチームは希望に満ちている」(GK川口)
「失点0で終われたのが大事」(DF闘莉王)
「やりたいこと,多少はできた」(DF鈴木)
と朝日新聞は選手たちのインタビューを載せるが,
その一方で,「選手が十分走る力を持っている間は
良い試合ができた。気がかりなのはサッカーの試合は
90分間だということだ」というオシム監督の言葉も。
(「もっともっと走れ!」ということかな?)

これからもオシム監督のもと
「サッカーって素晴らしい」と思えるような試合を
していってほしい。
(8/10)

2006年8月 9日 (水)

トリニダード・トバゴ

台風が接近しているので
開催されるかどうかわからないが,
本日はオシム・ジャパンの初戦である
トリニダード・トバゴ戦である。

W杯にも出場したこの国だが,
私はまったくといっていいほど
この国のことを知らない。
そこで,トリニダード・トバゴのことを
少し調べてみることにした。

【どこにあるか?】
アメリカ・西インド諸島の最南端にある島国で,
(南米ベネズエラのお隣りさん)
国名はトリニダード(キリスト教の三位一体の意)と
トバゴ(煙の出る草=タバコの意)の合成地名

【面積・人口】
面積は5120平方キロで愛知県とほぼ同じ。
人口は130万人くらい。

【首都】
ポート・オブ・スペイン(人口6万人)

【政体】
共和制(大統領と首相がいる)

【住民】
インド系40%,アフリカ系40%,
その他クレオール(諸民族の混血)など。

【公用語】
英語,ヒンディー語

【宗教】
プロテスタント30%,カトリック29%,
ヒンズー教24%

【歴史】
15世紀末のコロンブス到達以降,
スペインがアフリカから黒人を移入して
植民を始めた。
18世紀末,今度はイギリスが占拠し,
奴隷解放後はインドから労働者を導入した。
そこで,インド系40%,アフリカ系40%
というような住民構成となっている。
1962年独立。
産油国で,豊富な石油関連商品の
輸出を中心に行っている。
主な貿易相手国はアメリカ合衆国。
経済成長率がとても高い。

【参考資料】
『最新世界現勢』(平凡社)
『世界の国旗全図鑑』(小学館)

自分なりに調べてみて,
今日の試合がますます楽しみになってきた。
(8/9)

2006年8月 8日 (火)

西村晃という経済評論家

西村晃というと,元・水戸黄門役の
俳優さんを思い出すが,
同姓同名の経済評論家である。

1956年生まれというから,今年で50歳。
早稲田大学を卒業後NHKに入社して,
10年ほど前から今の仕事をしているようだ。

私は『速効!ケータイ仕事術』(成美文庫)という本で
この人のことを知ったが,人によっては
『「ポスト・イット」知的生産術』(メディアパル)の
著者と言った方がわかりやすいかもしれない。

著書は80冊。年間講演数300回というから,
文字通り国内外を飛び回っている人だ。

前述の『速効!ケータイ仕事術』を読むと,
なぜこんな忙しい生活をしながら,
本を書き,講演をし,ホームページまで
更新できるのか,その秘密が書かれている。
ケータイ+ポスト・イットの活用がそれである。

彼はケータイを電話機としては
ほとんど活用していない。
「情報力・人脈力・企画力をつける
最強のツール」として活用しているのだ。

街を歩きながら気づいたことを「カメラでキャッチ」し,
そのコメントをメールで自分のパソコン等に送信し,
また浮かんだアイディアやホームページの更新を
コツコツと「すきま時間」に書きためていく。
つまりパソコンの子機として利用しているのだ。
それを最終的に親機としてのパソコンで
整理していくという訳なのである。
(ちなみに『速効!ケータイ仕事術』も
ケータイで全部執筆したとのこと)

私が同じようにケータイを活用できるかと言うと
なかなかそうもいかないが,
私も少しは似ていることをしているなとは思った。
自宅と職場の両方にパソコン(一部公共物)があり,
リュックにはデジカメと筆記用具をしのばせ,
自転車で飛び回っている!
(あんまり似てないか?苦笑)

「西村晃」で検索すると,
彼のホームページに行ける。
(「経済評論家 西村晃」というサイト)
「子ども社会科教室」というコーナーもあり,
中学生でも読むことができるので,
ぜひ訪ねてみてほしい。
(8/8)

2006年8月 7日 (月)

栄光なき科学者たちの全記録

昨日は戦争展や狭山の七夕祭に出かけたが,
その間録画しておいたビデオに
なかなかいい内容のものがあったので
紹介しておこう。

それは,テレビ東京(午後2時から3時30分)
「ザ・スクープスペシャル 発掘!昭和史のタブー
(秘)幻の日本製原爆
栄光なき科学者たちの全記録」
という番組だ。

広島・長崎に原爆が投下され
20万人もの人が亡なったことは有名だが,
日本にも軍の命令で原爆開発に取り組んだ
科学者たちがいたというのだ。
幸いなことにこれは失敗したが,
もし成功していたらと思うと恐ろしい。
軍はこの原爆で戦況不利になっていた状態を
起死回生しようと考えていたからだ。
広島・長崎の惨状を目の当たりにした
ある科学者は「成功しなくて本当によかった」
と深いため息をついたそうだ。

もう1本これと組ませてあったのが,
「九州大学医学部の生体解剖事件」。
アメリカ兵捕虜に対して医師たちが
様々な人体実験をしていたというものだ。
片肺を取り除いたり,血管に海水を注入したり・・・。
これはかつて731部隊がやったことと
まさに同じことではないか。
唯一の生き証人の「戦争は人を狂わせる」
という言葉が重く心に残った。

なお,この番組は昼間の時間帯に
放送されたものなので
多くの方は見られなかったと思う。
ご希望があればダビングして
教材として使っていただければと思う。
(8/7)

2006年8月 6日 (日)

『電子レンジと電磁波』

昨日上記の本を入手した。
板倉聖宣・松田勤著(仮説社)で,
2000円+税である。

この本はもともとサイエンスシアターの
「脚本」として書かれた原稿がもとになっており,
その原稿に写真や解説を付けたものだ。

私は食品の調理に使う器械を実験に使うことに
何となく違和感を覚えたのだが,著者によると
「どこの家にもある」ということが最大の長所で,
特別な実験装置を使わないことがいいのだという。
(そう言われればそうだなあ。
私も毎日のように利用させてもらっているし・・・)

所々に問題が設定されていて,
それに予想を立てながら読み進めていくスタイルは,
仮説実験授業そのもの。
読者は知らぬ間に話題に入り込んでいく。

たとえば「問題7」には「丸い蛍光灯を
電子レンジに入れて作動させたら,
明るくつくか?」などという問題があってたのしい。
(注・水の入ったコップもいっしょに入れる)
また,「やってはいけないこと」としてよく例に出される
卵の実験も紙上でやってみせてくれる。

なお,「電子レンジ」という言い方は誤解を招く名前で,
本当は「電磁波レンジ」や「マイクロ波レンジ」
がいいそうである。
実際,外国では「マイクロ波(ウェーブ)オーブン」とか
「電気(エレクトリック)レンジ」と呼ばれているそうだ。

さらに平和教育という観点から,
見逃せない小文が付けられている。
もともと電子レンジを開発したのは
アメリカのレイセオン社なのだが,
その会社は湾岸戦争時には兵器開発をしており,
今は電子レンジを生産していないとのことであった。

今日は広島・原爆投下61年目である。
平和への誓いを新たにしたいものだ。
(8/6)

2006年8月 5日 (土)

アクセス解析

少し前からニフティーのココログが
アクセス解析をしてくれるようになった。
そこでさっそく「肥さんの夢ブログ」を
やってみた。

アクセスデータ,リンクデータ,
行動パターン,アクセス数統計データ,
訪問者情報,アクセス環境,
表示環境,解析オプションと
いろいろな項目があるが,
そのうちいくつかだけ。
さて,どんな結果が出てきただろうか?

まずは,気になるアクセス数から。
過去1ヶ月のもので・・・。
アクセス数合計: 1,291 (日平均: 43)
訪問者数合計: 677 (日平均: 23)

「アクセス数」と「訪問者数」がどう違うのかは
よくわからないが,まあ後者の方を
有効数としておいた方がいいだろう。
現在「肥さんのホームページ」と
「肥さんの夢ブログ」が半分ずつという感じだ。

次に,「検索ワード」では,何が多かったか?
検索で来られる方も少なくない。

1 肥さん 30( 8.7% )
2 所沢商業 17 (4.9%)
3 ブログ 16 (4.6%)
4 井上成美 15 (4.3%)
5 埼玉 9 (2.6%)
5 歴史能力検定 9( 2.6%)
7 バレー 8 (2.3%)
7 中学 8 (2.3%)
9 昔の地図 7 (2.0%)
10 県大会 6 (1.7%)
10 巻機山キャンプ場 6 (1.7%)
12 古賀達也 5 (1.4%)
12 川越東 5 (1.4%)
12 風に立つライオン 5 (1.4%)

続いて,読者はどんな話題に興味を持ってくれたか?
1人あたりの平均滞在時間もわかるのだ。

1 九州年号の証言 1時間12分02秒
2 トップページ 18分14秒
3 健康診断 16分09秒
4 2006年01月 6分23秒
5 インターネット免許制 5分08秒
6 歴教協・埼玉大会(全体会) 4分50秒
7 夏休み第1日 3分54秒
8 ボクシング 3分43秒
9 進路学習会 2分18秒
10 金八先生のビデオ 2分06秒

第1位は圧倒的長時間だが,
アクセス後眠ってしまわれた可能性もある!?

アクセスして下さった方の「OS環境」はどうだろうか?

1 Windows XP 511 (75.5%)
2 Windows 2000 61 (9.0%)
3 Windows Me 51 (7.5%)
4 Windows 98 26 (3.8%)
5 MacPowerPC 17 (2.5%)

もう「XP」が4分の3を占めているのですね。
ちなみに私は「Me」です。

このアクセス解析を使うと,どんな人が
どんな訪問の仕方をしてくれたということもわかる。
(画面の切り替えパターンもわかるのです)
それを研究してアクセス数を増やすことも
できるかもしれないけれど,
それはやめておこうと思う。

夏休みで時間がある人は,
近況でもお知らせいただけると
その特集ができるかもしれません。
乞う,近況メール!
(8/5)

2006年8月 4日 (金)

社会科部員現地研修会

毎年楽しみにしている上記の会に
昨日参加してきた。
今回は東京・府中方面である。

ここで質問。「府中と聞くと,
あなたはどんなもの(こと)を思い出しますか?」

東芝府中工場,府中刑務所,3億円事件?
JR東京競馬場,多摩川競艇?
残念ながら,それらには行きませんでした。
ということで,実際に行ったところと
コメントを紹介しましょう。

(1)大国魂(おおくにたま)神社
景行天皇41年(111年)の創立という。
1900年前=弥生時代後半の創立は
ちょっと古すぎる気がしないでもないが,
「闇夜(くらやみ)祭」という大祭が
今も伝えられており,
何となく由緒ありそうな神社である。
この地域の「総元締め」みたいな役割を
していたのかもしれない。

(2)高札場
江戸時代,幕府のお触れを掲示した所。
となりあって「御旅所」=「闇夜祭」の神輿が
一晩過ごすための安置所もあった。

(3)府中市郷土の森博物館
炎天下を延々と2キロ以上歩いて,
ようやくたどりつく。
旧石器時代からの常設展示と
屋外の歴史的建物群を
係の人に解説してもらう。

(4)大東京総合卸売センター
いろいろな品物が格安で並んでおり,
めったに入れないところなので訪ねられてよかった。
センター内の食堂で昼食。
私は海門丼(かいもんどん)と呼ばれる
海鮮丼の一種に舌鼓を打った。

(5)サントリー武蔵野ビール工場
30分の工場見学の後のビールの試飲が
素晴らしかった。
ちょうど2005,2006年の2年連続で
「プレミアム」が特別金賞を受賞していたので,
それを飲むことができた。
おかわりは「モルツ」ということだったが,
探究心旺盛な私は!
もう一度「プレミアム」にチャレンジした。
またいつか暑い日に来たいと思う。
(予約していれば誰でもOK。
未成年者には「なっちゃん」等がふるまわれる)

(5)調布飛行場の掩体壕(えんたいごう)
送迎バスで分倍河原(ぶばいがわら)駅へ。
さらに京王と西武多摩川線を乗り継いで,
現地へ向かった。
なかなか目的物が見つからず歩き回ったが,
ようやく2ヶ所発見した。
掩体壕とは,爆撃にそなえて飛行機を覆っておく
かまぼこ型の格納庫みたいなものだった。
調布飛行場には絶えず軽飛行機が発着し,
往時の雰囲気をかもし出していた。
(8/4)

2006年8月 3日 (木)

ボクシング

昨日はボクシングの試合をテレビで見た。
「亀田3兄弟」の長男・興毅選手の
世界王者決定戦である。

放送は7時半から始まった。
「8時から試合かな」と思っていたら,
(サッカーやバレーバールはたいてい
放送開始30分後に試合だから)
8時を過ぎても「これまでの歩み」
みたいなことをやっていて8時半に。
「いくらなんでも,もう始まってもいいだろう」と思ったら,
今度は他の兄弟の様子も放送され,
試合開始はとうとう9時になってしまった。
これでは「視聴者の方が先にダウン」という話である。

午後9時に始まった試合は,
さっそく1ラウンドに山場を迎えた。
ランダエタの右フックが亀田興毅の顔面をとらえ,
「人生初」のダウンをとられたのだ。
呆然としてリングサイドに戻った彼に,
セコンドが気合のピンタを入れたのが見えた。

2ラウンド以降いつもの威勢の良さは失せ,
終始守りで有効打もたまにしか見られない。
終盤も相手側のペースで,
何とかしのいでの12ラウンドだった。
多くの人は相手側の勝利を意識しただろう。

ところが,判定は2対1で亀田の王座が決定した。
素人の私にも,
「ちょっと無理があるんじゃないの?」
と思うような判定だった。

「今日はふがいない試合をしてもうてすんまへん。
判定は2対1ですけど,
今日はランダエタはんの勝ちですわ。
ベルトはもらわしまへん。
もう一度2人で試合させてもろて,
今度はしっかり勝ちますから」
と私は彼に言ってもらいたかったが,
彼の口から出たのは,
「おやじ,ここまで育ててくれてありがとう。
お母さんもおれを生んでくれてありがとう」
という言葉だった。

ぜひさらに練習して,強い防衛戦をしてほしい。
そしてその最初の相手は
ぜひランダエタ選手であってほしい。
それが今回の「疑惑の判定」を払拭する
唯一の手段だと思うから。
(8/3)

2006年8月 2日 (水)

パワーポイント

他の人に対して自分が何かを提案したい時,
(いわゆる「プレゼンテーション」というやつである)
使用するソフトとしてパワーポイントというのがある。
いくつかの項目が時間差で登場したり,
回転しながら現れたり,
音を伴っていたり,
見ていて楽しいし,とてもわかりやすい。

総合的な学習で生徒たちが発表する時も,
このパワーポイントを使う者が少なからずいた。
私は「楽しそうだなあ」とは思いながらも,
「何だか難しそうだなあ」と思い,手を出さなかった。
面白いとは思ったが,それより内容の方が大切だし,
(目先のかっこよさに惑わされてはならない!)
「別に知らなくても命に別状なし」という感じだったのだ。

ところが,6月下旬の出張で,
そのパワーポイントが課題となった。
「I T リーダー」の研修会である。
興味のあることとはいえ,
1日の研修会でパワーポイントのイロハ(基礎)から
ホヘト(応用)までを覚えることは至難の業。
結局夏休み中に何か「作品」を作ることが宿題となり,
第1回の研修会は幕を閉じたのだった。

第2回は11月にあるのだが,
秋も体育祭,新人戦,合唱コンと行事が続くので,
夏休み中にある程度メドを付けておかなければならない。
困った,困った・・・。

しかし,最近になってようやく事態は進みだした。
テーマについては学年のT先生が,
「何でもいいなら,憲法のことをやってみれば」
とアドバイスして下さり,またN先生やS先生も,
「わからないことがあったら何でも聞いてね」と
支援して下さることになったのだ。
やったね!

困った時に相談できる人がいると思うと,
不思議と新しいことに挑戦する意欲がわいてくるものだ。
今「作品」についての構造図から,
内容を入力している。
だんだんパワーポイントが身近に思えてきた。
うまくいけば夏休み中に完成しそうな気がする。

子どもの頃よく「取り掛かるまでに時間がかかる」
と通知表に書かれた性格はいまだに直らないが,
「それは本当にいいものを作りたかったからだ」と
前向きに解釈して,コツコツ歩みを進めようと思う。

皆さんはパワーポイントで
何かを発表したことはありますか?
いいアドバイスがあったら教えて下さい。
(8/2)

2006年8月 1日 (火)

オシムの言葉

今回サッカー全日本チームの監督となった
オシム氏には『オシムの言葉』という
けっこう評判の本がある。

といっても,自分で書いた本ではなく,
木村元彦という人が取材して書いたものである。
第16回ミズノスポーツライター賞の
最優秀賞を受賞している。

興味深いのは,オシム氏の育った環境
(彼は旧ユーゴスラビア出身)から書き起こし,
単にサッカーのみにとどまらず,
その背景にある歴史にも目が行き届いている点だ。

「君たちはプロだ。休むのは引退してからで十分だ」
「アイデアのない人間でもサッカーはできるが,
サッカー選手にはなれない」
「しっかりとしたチームを作りたい。そこから先,
勝てるかどうかは相手チームに聞いてみましょう」
などたくさんの含蓄ある言葉が記されている。

興味のある方はぜひ読んでほしい。
また次回のW杯に興味が湧いてくること請け合いだ。
集英社から出ていて,1600円+税である。
(8/1)

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