筑後国分寺について(工事中)
川瀬さんのコメントに従って,調べてみたい。
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★筑後国分寺の総合判定
九州王朝の東偏時代(6世紀末以前)の古式の寺院の塔を七重に改造した。
1:伽藍は西偏。周囲の条理は東偏。では周囲の条理は古代のものか?
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2:西偏の遺構の下に、東偏または正方位の遺構があるか?これが全くなければ近畿王朝時代の古式の寺院を改造の可能性も出てくる。
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3:出土瓦の精査。前に見た資料では素弁と見られるものがあったか、本当にそれでよいか。素弁であれば確実に東偏時代の寺院があった可能性が高い。素弁ではなく単弁もしくは複弁だけなら、7世紀中頃から末に地方権力が西偏で作った古式の寺院を改造した可能性も出てくる。
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4:筑後国府はかなり離れている。筑後国府のそばに国府寺と見られる古代寺院がないか。
→ 「筑後国府跡の概要」(前身・Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期)という資料がありました。
以上四点をあきらかにすれば、伽藍変遷を推定できる。
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